日本アカデミー賞(日アカ)の歴代の一覧です。第1回から最新の2023年までの受賞者とノミネート全リスト。
【2023年】ノミネート→
【2022年】の結果・分析→
【歴代】主演男優賞→ | 主演女優賞→ | 新人賞→
年 | 作品賞 | 詳細 |
---|---|---|
2023 | 3月10日発表 | 詳細→ |
2022 | 「ドライブ・マイ・カー」 | 詳細→ |
2021 | 「ミッドナイトスワン」 | 詳細↓ |
2020 | 「新聞記者」 | 詳細↓ |
2019 | 「万引き家族」 | 詳細↓ |
2018 | 「三度目の殺人」 | 詳細↓ |
2017 | 「シン・ゴジラ」 | 詳細↓ |
2016 | 「海街diary」 | 詳細↓ |
2015 | 「永遠の0(ゼロ)」 | 詳細↓ |
2014 | 「舟を編む」 | 詳細↓ |
2013 | 「桐島、部活やめるってよ」 | 詳細↓ |
2012 | 「八日目の蝉(セミ)」 | 詳細↓ |
2011 | 「告白」 | 詳細↓ |
日本アカデミー賞(ニチアカ)は、 映画賞というよりは、大手映画会社の宣伝イベントという側面が強いです。 毎年、ノミネート及び受賞作が、東映、松竹、東宝の3社の配給作品に偏っています。
特におかしいのは、ノミネートの選考です。その偏重ぶりは、日アカより歴史が古い「毎日映画コンクール」と比べると一目瞭然です。
配給会社 | 日本アカデミー賞 | 毎日映画コンクール |
---|---|---|
松竹 | 45.3% | 16% |
東宝 | 22.6% | 1.3% |
東映 | 13.3% | 2.6% |
3社合計 | 81.3% | 20% |
※注記:外国映画賞とアニメ賞は除外
日本アカデミー賞 | 毎日映画コンクール | |
---|---|---|
松竹作品の割合 | 32.8% | 8.8% |
東映作品の割合 | 30.1% | 5.8% |
※注記:外国映画賞とアニメ賞は除外。
日本アカデミー賞 | 毎日映画コンクール | |
---|---|---|
松竹作品の割合 | 36.8% | 4.9% |
東宝作品の割合 | 39.4% | 8.6% |
※注記:外国映画賞は除外。毎日コンのアニメ賞は短編を除外。
日アカでは、ノミネート(候補)をいきなり「優秀賞」と称しています。 毎年、地上波テレビ(日本テレビ系)で中継される授賞式などにおいて、 ノミネートを「優秀賞の受賞作品」として派手に紹介。 かなりの宣伝効果を得ています。
作品賞以外の偏りも著しいです。とくに俳優4部門は、授賞式中継での注目度が高いことから、大手による集票活動が激しく展開されていると見られ、不可解なノミネート選出が続出しています。
他の映画賞レースで圧勝している女優・男優が日アカだけノミネートされないという事態もよく起きます。そのかわりにノミネートされるのは、おおむね大手3社(松竹、東映、東宝)が配給する作品の出演者です。(例:2022年:尾野真千子事件、2021年:水川あさみ事件、2020年:池松壮亮事件)。
日本アカデミー賞で選考・投票を行うのは、 主に大企業のサラリーマン(社員)です。 このサラリーマンの所属する会社が、大手配給4社(松竹、東宝、東映、KADOKAWA)に偏っているのが実情です。
投票権を持つ日本アカデミー賞協会の会員3935人のうち、大手配給4社(松竹、東宝、東映、KADOKAWA)の社員が1123人を占めています。(松竹の318人が最大。会員の内訳↓)。
さらに、「賛助法人」と呼ばれる企業の社員が1687人いますが、この賛助法人にも松竹、東宝、東映などの子会社・関連会社が含まれます。松竹グループだけでも、「松竹衣装」「松竹映像センター」「松竹音楽出版」「松竹芸能」「松竹サービスネットワーク」「松竹撮影所」「松竹ナビ」「松竹ブロードキャスティング」「松竹マルチプレックスシアターズ」が名をつらねています。(賛助法人の一覧→)。 子会社を含めれば、松竹、東宝、東映ら大手の影響力は極めて大きいと言えるでしょう。 大女優・樹木希林(きき・きりん)がかつて批判したような「組織票」が生まれやすい構図になっています。
本場のアカデミー賞では、俳優が最大の投票母体になっており、全体の14%を占めます(アカデミー賞の投票者の内訳→)。 このほか監督や脚本家など、個人として映画製作に携わる「映画人」が投票の中心になっています。 しかも、長年にわたって功績を挙げた一流の人物(過去にノミネートされた人も含む)だけが投票の資格を得ることができます。
これに対して、日アカは、一般会社員でも3年以上にわたって映画事業に携われば会員になることが可能です。その結果として、サラリーマン比率が高くなっています。
一方、「俳優」はわずか109人だけです。しかも、この俳優の枠には所属事務所の社長やマネージャー等も含まれます。
「監督」にいたっては95人しかいません。松竹(318人)の3分の1以下です。
つまり、いわゆる「映画人」よりも「組織人」が圧倒的に多い状況です。
組織に雇われている以上、組織の意向に投票が左右されやすくなるのは、無理もないでしょう。
日本アカデミー賞 | アカデミー賞 |
---|---|
2.4% | 6% |
部門 | 人数(前年比) |
---|---|
松竹 | 318人(+12人)
※この他に子会社が多数 |
東映 | 255人(+13人)
※この他に子会社が多数 |
東宝 | 254人(▼23人)
※この他に子会社が多数 |
KADOKAWA | 296人(+51人) |
日活 | 45人(▼4人) |
賛助法人
※東宝、東映、松竹の関連会社を含む 一覧→ |
1687人(+2人) |
フリースタッフ(協会役員が認めた者) | 240人(▼10人) |
俳優/マネージャー(俳優が所属する事務所の代表者も含む) | 109人(▼6人) |
監督 | 95人(▼7人) |
日本映画テレビ技術協会 | 55人(▼8人) |
脚本 | 62人 |
撮影 | 53人(▼8人) |
プロデューサー | 50人(▼4人) |
照明 | 47人(▼5人) |
編集 | 29人(▼1人) |
美術 | 29人(+1人) |
録音 | 26人(▼1人) |
音楽 | 17人 |
興連 | 7人 |
外国映画輸入配給協会 | 5人(▼1人) |
受賞者特別会員ほか | 256人(+8人) |
合計 | 3935人(▼17人) |
日本アカデミー賞協会の役員も、大手映画会社の幹部を中心に構成されています。
会長は、東宝の会長です。事務局長は、東映の役員です。
出典
日アカをめぐっては「会費を(勤務先の)会社が負担し、投票用紙も会社が回収して勝手に投票する」との説も流れています。日本アカデミー賞協会員だった映画監督・荻野欣士郎(おぎの・きんしろう)氏が、松竹の元社員から聞いた話として、組織ぐるみの不正行為をYoutube上で証言しています↓。この証言が事実であれば、企業としての法令順守(コンプライアンス)という観点からも、重大な問題だといえるでしょう。
そもそも、選考対象となる多数の映画を鑑賞する時間が、一般サラリーマンにあるのか、という問題があります。 おそらく大半の会社員は、自分の会社の作品はともかく、インデペンデント系を含めた多数の映画を丁寧に観ている時間はないでしょう。
しかも、年末までに公開された作品を対象にしていながら、年明け早々には投票が締め切られるという超タイトなスケジュールが組まれています。
さらに、本家アカデミー賞と決定的に異なるのが、ノミネート選考のプロセスです。 米アカデミー賞では、作品賞以外は、それぞれの専門分野の会員だけが投票します。 たとえば監督賞ノミネートを選ぶのは、映画監督だけです。 脚本賞では脚本家だけが投票します。
そのほか 撮影賞、音楽賞、美術賞、録音賞などの専門的な分野でも、 各々の専門家が選考します。 その理由は、膨大な数の中でどの作品が技術的見地から優れているのか、専門知識がなければ判断ができないからです。 一方、日アカではノミネート段階からすべての会員が全部門で投票します。 つまり、「照明」や「録音」といった専門性の高い部門についても、サラリーマンを中心とする人たちが選ぶのです。 こうした制度の結果として、松竹・東映など大手企業の作品が、技術系部門の隅々に至るまでノミネート枠(優秀賞枠)の多くを占める、という状況が生まれています。
専門的な技術系の部門でノミネート数を稼ぐことで、松竹や東映の配給作品がその年の「最多ノミネート」になることが多いです。 上記の通り、日アカではノミネートを「優秀賞受賞」と称していることから、 ノミネート段階で早々に自社作品を「本年度最多受賞!」「●部門受賞!」などと称する宣伝をスタートさせることができるのです。
以上の理由から、日本アカデミー賞は、映画賞としての価値が非常に低いといえます。
日本の映画賞としては、「キネマ旬報(じゅんぽう)ベストテン」などのほうが公平・中立で、賞としての価値がはるかに高いという評価が定着しています。歴史も長いです。
順位 | 賞の名前 | 詳細 |
---|---|---|
1位 | キネマ旬報(じゅんぽう)ベストテン | 詳細→ |
2位 | 毎日映画コンクール | 詳細→ |
3位 | 日本映画批評家大賞 | 詳細→ |
なお、日本アカデミー賞は、アメリカの本物のアカデミー賞とは関係がありません。 「アカデミー賞」という名前を使わせてもらっているだけで、主催団体も選考方法も全く異なります。(アワード・ウォッチ)
2020年代 | 2010年代 | 2000年代 | 1990年代 | 1980年代 | 1970年代 | 2023年の全部門→ | 2022年→ | 2021年→ | 2020年→ | ページの先頭↑ |
■ 歴代の一覧
作品賞、監督賞、【俳優4部門】主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞、新人賞、アニメ賞、脚本賞
( 2023年 | 2022年↓)
部門 | 受賞 | ノミネート |
---|---|---|
作品賞 | 3月10日(金)発表 |
※歴代の作品賞→ 一覧の上部に戻る↑ |
部門 | 受賞 | ノミネート |
---|---|---|
監督賞 | 3月10日(金)発表 |
※歴代の監督賞→ 一覧の上部に戻る↑ |
部門 | 受賞 | ノミネート |
---|---|---|
主演男優賞 | 3月10日(金)発表 |
※歴代の主演男優賞→ 一覧の上部に戻る↑ |
主演女優賞 | 3月10日(金)発表 |
※歴代の主演女優賞→ 一覧の上部に戻る↑ |
助演男優賞 | 3月10日(金)発表 |
※歴代の助演男優賞→ 一覧の上部に戻る↑ |
助演女優賞 | 3月10日(金)発表 |
※歴代の助演女優賞→ 一覧の上部に戻る↑ |
新人俳優賞はノミネートのみを選出して終了となる。
部門 | 男女 | 受賞 |
---|---|---|
新人俳優賞 | 男優 |
|
女優 |
※歴代の新人俳優賞→ 一覧の上部に戻る↑ |
部門 | 受賞 | ノミネート |
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アニメ賞 | 3月10日(金)発表 |
※歴代のアニメ賞→ 一覧の上部に戻る↑ |
部門 | 受賞 | ノミネート |
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脚本賞 | 3月10日(金)発表 |
※歴代の脚本賞→ 一覧の上部に戻る↑ |
ドライブ・マイ・カーが作品賞や監督賞などを制し、圧勝しました。本家アカデミー賞の作品賞にも史上初めてノミネートされるなど、世界の映画賞を席巻しました。過去、濱口竜介監督の作品を徹底的に無視してきた日アカも、今回ばかりは認めざるを得なかった形です。
(※分析・特集ページはこちら→)
作品賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞、監督賞、アニメ賞、新人賞
2022年 | ||
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部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 |
「ドライブ・マイ・カー」
![]() (配給:ビターズ・エンド) (公開:2021年8月) 監督:濱口竜介 作品紹介→ 予告編→ 【配信:アマゾン】 ※アカデミー賞国際映画賞ほか(海外受賞歴→) ※キネジュンベスト1位 ※キネジュン読者1位 ※邦画レビュー年間ランキング【20位】 【作品賞の総評】 <「空白」「貴族」「茜色」を完全無視> 今回の日アカの作品賞では、キネ旬ベストテンや年間評価ランキングで上位に入った「空白」「あのこは貴族」「茜色に焼かれる」が、 ノミネートから外されました。 それどころか、この3作品は他の部門でも全くノミネートされず、完全に無視されました。 「空白」はヨコハマ映画祭作品賞、「あのこは貴族」はTAMA映画賞作品賞、「茜色に焼かれる」はキネ旬2位をそれぞれ獲得。 作品賞以外の部門でも、輝かしい受賞歴を重ねていました。 いずれもメジャー映画会社(松竹、東映、東宝、ワーナー)の作品でないことが、 日アカの選考では不利に働いたと見られます。 <濱口監督を過去に黙殺> 作品賞を含む8冠に輝いた「ドライブ・マイ・カー」は、濱口竜介監督の2作目の商業映画。 濱口監督の前作「寝ても覚めても」は、 ヨコハマ映画祭で作品賞、監督賞を含む6部門を制覇するなど、 2019年の賞レースにおいて快進撃を見せていました。 しかし、日アカでは、松竹・東宝の作品に追いやられる形で、ノミネートゼロに終わりました。 今回、本物のアカデミー賞で「ドライブ・マイ・カー」が4部門ノミネートを果たしたことで、 さすがに日アカも正当に評価せざるを得なかった、ということでしょう。 <「偶然と想像」は選考から除外> なお、「ドライブ・マイ・カー」と同じく2021年公開の濱口監督作品で、世界3大映画祭の一つベルリン国際映画祭で審査員グランプリに輝いた「偶然と想像」は、 日アカでは選考外とされました。 ネット配信が早すぎたため、失格になったようです。 <前年は「スパイの妻」を排除> 日アカ作品賞では前年(2021年)も、「スパイの妻」(監督:黒沢清、脚本:濱口竜介ら)が選考対象から除外され、ノミネートゼロでした。 ベネチア国際映画祭監督賞やキネ旬1位を獲った秀作です。 |
■参考:キネ旬ベストテン ※歴代の作品賞→ 一覧表の上部に戻る↑ |
主演男優賞 |
西島秀俊
「ドライブ・マイ・カー」 ![]() (配給:ビターズ・エンド) 作品一覧(wiki)→ 【配信:アマゾン】 ※全米批評家賞、ボストン批評家賞 主演男優賞 ※高崎映画祭 主演俳優賞 |
■参考:キネ旬ベスト ■その他の優秀男優 ※歴代の主演男優賞→ 一覧表の上部に戻る↑ |
主演女優賞 |
有村架純
(かすみ)
「花束みたいな恋をした」 ![]() (配給:東京テアトル、リトルモア) 作品一覧(wiki)→ <尾野真千子事件> 秀作「茜(あかね)色に焼かれる」(配給:スターサンズほか)で本年度数々の主演女優賞に輝いた尾野真千子が、日アカではノミネートすらされないという事件が起きました。 尾野は「キネ旬ベスト」「毎日映画コンクール」「ヨコハマ映画祭」という日本で最も権威のある3つの映画賞の主演女優賞を全て制覇。 さらに、「TAMA映画賞」「山路ふみ子映画賞」「おおさかシネマフェスティバル」の女優賞も受賞し、独走状態でした。 また、キネ旬主演女優賞2位で、海外でも女優賞を獲得した瀧内公美(由宇子の天秤)もノミネートから外されました。 キネ旬主演女優賞(火口のふたり)を獲得しながら無視された前々に続く日アカ除外となりました。 尾野と瀧内のかわりにノミネートされたのは、松岡茉優(松竹作品)や吉永小百合(東映作品)ら。 松岡も吉永も、キネ旬主演女優賞の投票では1票も入らず、ランキング圏外でした。 毎日コンなどでもノミネートされませんでした。 この結果、「水川あさみ事件」が起きた前年に続き、日アカ主演女優賞は「大本命不在」での争いとなりました。 ノミネートされた候補の中では、有村架純が唯一、賞レースに本格的に絡んでおり、事実上の「一択」に近い状態。対象作品「花束みたいな恋をした」は大手の配給ではないものの、興行収入が40億円近い大成功となり、 有村の演技も称賛の的でした。 |
■参考:キネ旬ベスト ※歴代の主演女優賞→ 一覧表の上部に戻る↑ |
助演男優賞 |
鈴木亮平
「孤狼(ころう)の血 LEVEL2」 ![]() (配給:東映) 【配信:アマゾン】 |
■参考:キネ旬ベスト ※歴代の助演男優賞→ 一覧表の上部に戻る↑ |
助演女優賞 |
清原果耶(かや)
「護られなかった者たちへ」 ![]() (配給:松竹) <三浦透子を候補から外す> 「ドライブ・マイ・カー」でキネ旬ベスト助演女優賞を受賞した三浦透子が、日アカではノミネートされませんでした。 三浦はキネ旬に加えて、ヨコハマ映画祭と高崎映画祭でも勝利。 大手寄りとされるブルーリボン賞も獲るなど、賞レースの先頭を走っていました。 また、「茜色に焼かれる」でキネ旬助演賞2位に選ばれた片山友希も、日アカノミネートから除外されました。 かわりにノミネートされた広瀬すず(東映)や草笛光子(東映)は、 キネ旬助演賞での投票数はゼロで、ランキング圏外。 毎日コンでもノミネートされず、賞争いでは注目されていませんでした。 |
■参考:キネ旬ベスト ■その他の優秀助演女優 ※歴代の助演女優賞→ 一覧表の上部に戻る↑ |
監督賞 |
濱口竜介
「ドライブ・マイ・カー」 ![]() (配給:ビターズ・エンド) 【配信:アマゾン】 ※アカデミー賞 監督賞ノミネート ※全米映画批評家協会、ボストン批評家賞、シアトル批評家賞 監督賞 濱口竜介の作品一覧→ |
■参考:キネ旬ベスト ■その他の優秀監督 ※歴代の監督賞→ 一覧表の上部に戻る↑ |
アニメ作品賞 |
「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」
![]() (配給:東宝、東映、カラー) 作品紹介→ 予告編→ 【配信:アマゾン】 Wiki→ 歴代のエヴァ映画→ ※東京アニメアワード作品賞(映画部門)受賞 ※日本映画レビュー年間ランキング【3位】 <名作「ポンポさん」を除外> 米国アニー賞にもノミネートされた秀作「映画大好きポンポさん」が日アカでノミネートされませんでした。 アニメファンから絶賛され、年間レビューランキングでも日本製アニメの中で3位の高評価でした。 それより評価が低い「竜とそばかすの姫」「漁港の肉子ちゃん」「アイの歌声を聴かせて」が続々とノミネートされました。 |
■選考から漏れた秀作アニメ ※歴代のアニメ賞→ 一覧表の上部に戻る↑ |
2022年 | ||
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部門 | 男女 | 受賞 |
新人俳優賞 | 男優 |
■参考:キネ旬ベスト ■その他の優秀新人 |
女優 |
■参考:キネ旬ベスト ■その他の優秀新人 ※歴代の新人俳優賞→ 一覧表の上部に戻る↑ |
2021年の日本アカデミー賞の受賞者の一覧です。
(※2021年の特集ページはこちら→)
「ミッドナイトスワン」が小規模の独立系作品ながら作品賞を受賞しました。 さらに、ミッドナイトスワン主演の草なぎ剛(元ジャニーズ)が主演男優賞を獲得しました。 ミッドナイトスワンは、一般の映画ファンから極めて高い評価を得ていました。世論の熱い声が、投票権を握る映画業界関係者を動かしたといえるでしょう。 とはいえ、それ以外の部門は、相変わらず松竹・東宝・東映に断然偏っていました。
作品賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞、監督賞、アニメ賞、新人賞、脚本賞
2021年 | ||
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部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 |
「ミッドナイトスワン」
(配給:キノフィルムズ) ![]() 監督:内田英治 公開:2020年9月25日 予告編→ Amazon配信→ 有村昆の論評(動画)→ 草彅剛主演。独立系の映画としては唯一、ノミネートされた。 映画ファンによるレビュー集計では、2020年公開の実写映画の中で「37セカンズ」に次ぐトップ級の評価を得た。 商業的な面でも大成功。小規模公開からスタートし、口コミで評判が広がりロングランの大ヒットとなった。 |
■参考:キネ旬ベスト 1位: 「スパイの妻」 (ビターエンド) 予告編→ Amazon配信→ 黒沢清監督インタビュー(動画)→ 茂木健一郎の解説(動画)→ 2位: 「海辺の映画館―キネマの玉手箱」 (アスミック) 予告編→ Amazon配信→ 3位: 「朝が来る」 (キノ) 予告編→ Amazon配信→ ツッチさんの称賛動画→ 4位: 「アンダードッグ」 (東映ビデオ) 予告編→ 5位: 「本気のしるし」 (ラビットハウス) 予告編→ 主演・森崎ウィンと深田監督のインタビュー ※歴代の作品賞→ 一覧表の上部に戻る↑ |
主演男優賞 |
草彅剛
(くさなぎ・つよし) 「ミッドナイトスワン」 (キノフィルムズ) ![]() Amazon配信→ 本人の公式動画→ 作品一覧→ ![]() 草彅剛のミッドナイトスワンでの演技は、映画ファンの間では圧倒的に高い支持を得ました。 しかし、日本アカデミー賞の受賞争いでは、かつて所属していたジャニーズ事務所からの圧力が障壁になることが懸念されていました。 元スマップ3人(新しい地図)に対する排除圧力
ジャニーズ事務所を脱退した草なぎ氏ら元スマップの3人(新しい地図)は、
地上波テレビになかなか出演できないなど、芸能界で冷遇されてきました。
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■参考:キネ旬ベスト 1位: 森山未來 「アンダードッグ」 (東映ビデオ) メイキング映像→ 2位: 草彅剛 「ミッドナイトスワン」 (キノ) 舞台挨拶→ 3位: 石橋蓮司 「一度も撃ってません」 (キノ) Amazon配信→ ※歴代の主演男優賞→ 一覧表の上部に戻る↑ |
主演女優賞 |
長澤まさみ
「MOTHER マザー」 (スターサンズ、角川) ![]() 舞台挨拶→ 作品一覧→ ![]() 前年の助演女優賞に続いて2年連続の賞獲得となりました。 水川あさみ事件
他の映画賞で連勝した水川あさみがノミネートされないという事件が起きました。
水川あさみは「喜劇 愛妻物語」(配給:バンダイナムコアーツ、キューテック)に出演。
「キネマ旬報ベストテン」「毎日映画コンクール」「ヨコハマ映画祭」などの主要アワードを次々と制しました。
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■参考:キネ旬ベスト 1位: 水川あさみ 「喜劇 愛妻物語」 予告編→ Amazon配信→ (バンナム) ほか 2位: 蒼井優 「スパイの妻」 (ビターズエンド) Amazon配信→ 3位: 長澤まさみ 「マザー」 (スターサンズ、角川) ※歴代の主演女優賞→ 一覧表の上部に戻る↑ |
助演男優賞 |
渡辺謙
「Fukushima 50(フクシマフィフティ)」 (松竹、角川) ![]() 作品一覧→ ![]() 放射能事故を起こした東京電力の福島原発の所長を演じました。 |
■参考:キネ旬ベスト 1位: 宇野祥平 「本気のしるし」 (ラビットハウス) 「罪の声」 (東宝) ほか 2位(同点で2人): 津田寛治 「山中静夫氏の尊厳死」 (スーパービジョン等) 若葉竜也 「生きちゃった」 (フィルムランド) ほか ※歴代の助演男優賞→ 一覧表の上部に戻る↑ |
助演女優賞 |
黒木華
(くろき・はる) 「浅田家!」 (東宝) ![]() 作品一覧→ ![]() Amazon配信→ 他の映画賞で助演女優賞を総なめにしていた蒔田彩珠がノミネートから除外されました。
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■参考:キネ旬ベスト 1位: 蒔田彩珠 「朝が来る」 (キノ) 予告編→ Amazon配信→ 2位: 浅田美代子 「朝が来る」 予告編→ (キノ) Amazon配信→ ※歴代の助演女優賞→ 一覧表の上部に戻る↑ |
監督賞 |
若松節朗
「Fukushima 50(フクシマフィフティ)」 (松竹、角川) 作品一覧→ ![]() |
■参考:キネ旬ベスト 1位: 大林宣彦 「海辺の映画館―キネマの玉手箱」 (アスミック) 2位: 河瀬直美 「朝が来る」 (キノ) Amazon配信→ 3位: 武正晴 「アンダードッグ」 (東映ビデオ) ※歴代の監督賞→ 一覧表の上部に戻る↑ |
アニメ作品賞 |
「鬼滅の刃(きめつのやいば)無限列車編」
予告編→ (配給:東宝、アニプレックス/製作:ユーフォーテーブル) (公開:2020年10月16日) ![]() 日本史上最高の映画館収入を記録した「鬼滅の刃(きめつのやいば)無限列車編」が受賞しました。
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■参考:東京アニメアワードの作品賞■ 「劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン」 ※歴代のアニメ賞→ 一覧表の上部に戻る↑ |
新人俳優賞 |
■参考:キネ旬ベスト 【男優部門】 1位: 奥平大兼(だいけん) 「マザー」 (スターサンズ、角川) 2位: 宮沢永魚(ひお) 「his」 (ファントム) 3位: 下倉幹人(かんと) 「アイヌモシリ」 (太秦) 【女優部門】 1位: モトーラ世理奈 「風の電話」 (ブロードメディア・スタジオ) ほか 2位: 服部樹咲(みさき) 「ミッドナイトスワン」 (キノ) 3位: 小西桜子(さくらこ) 「初恋」(東映) 「ファンシー」 (日本出版販売)ほか 一覧表の上部に戻る↑ |
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脚本賞 |
「罪の声」
野木亜紀子 (東宝) |
■キネ旬ベスト■ 1位: 「スパイの妻」 濱口竜介 野原位(ただし) 黒沢清 (ビターズ) Amazon配信→ 2位: 「アンダードッグ」 足立紳(しん) (東映ビデオ) 3位: 「喜劇 愛妻物語」 足立紳(しん) (バンナム、キューテック) 予告編→ Amazon配信→ 4位: 「37セカンズ」 HIKARI(ヒカリ) (エレファントハウス) ※歴代の脚本賞→ 一覧表の上部に戻る↑ |
様々なプレッシャーを受けながら、国家権力の暴走に警鐘を鳴らした「新聞記者」が堂々の作品賞。 さらに、俳優がなかなか見つからないなか、出演を引き受けた主役2人が、主演女優賞と主演男優賞をダブル受賞した。
2020年 | ||
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部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 |
「新聞記者」
(配給:スターサンズ、イオン) ![]() 予告編→ Amazonビデオ→ 興行収入:5.5億円 国家権力の闇に迫るサスペンス映画。 東京新聞の望月衣塑子(いそこ)記者の著書「新聞記者」を原案としている。 権力批判の報道を抑え込もうとする動きや風潮が強まるなか、映画人・言論人としての良識を貫いた製作姿勢が、高い評価を得た。 |
■参考:キネマ旬報のベスト■
※歴代の作品賞→ |
主演男優賞 |
松坂桃李(まつざか・とおり) 「新聞記者」 (配給:スターサンズ、イオン) 作品一覧→ ![]() |
■参考:キネマ旬報の受賞者■ 池松壮亮 「宮本から君へ」(スターサンズ、KADOKAWA) 作品一覧→ ![]() ※歴代の主演男優賞→ |
主演女優賞 |
シム・ウンギョン 「新聞記者」 (スターサンズ、イオン) 作品一覧→ ![]() |
■参考:キネマ旬報の受賞者■ 瀧内公美(たきうち・くみ) 「火口のふたり」(ファントム・フィルム) 作品一覧→ ![]() ※歴代の主演女優賞→ |
助演男優賞 |
吉沢亮
「キングダム」 (東宝、ソニー) 作品一覧→ ![]() |
■参考:キネマ旬報の受賞者■ 成田凌 「愛がなんだ」(エレファントハウス)、「さよならくちびる」(ギャガ)ほか 作品一覧→ ![]() ※歴代の助演男優賞→ |
助演女優賞 |
長澤まさみ
「キングダム」 (東宝、ソニー) 作品一覧→ ![]() |
■参考:キネマ旬報の受賞者■ 池脇千鶴 「半世界」(キノフィルムズ) 作品一覧→ ![]() ※歴代の助演女優賞→ |
監督賞 |
武内英樹 「翔んで埼玉」 (東映) 作品一覧→ ![]() |
■参考:キネマ旬報の受賞者■ 白石和彌 「ひとよ」(日活)、「凪待ち」(キノフィルムズ)、「麻雀放浪記2020」(東映) 作品一覧→ ![]() ※歴代の監督賞→ |
アニメ作品賞 |
「天気の子」
予告編→ Amazon(ブルーレイ)→ (配給:東宝) |
※歴代のアニメ賞 |
脚本賞 |
「翔んで埼玉」 (東映) 徳永友一 |
■参考:キネマ旬報の受賞者■ 阪本順治 「半世界」(キノフィルムズ) |
外国作品賞 |
「ジョーカー」 (公開:2019年10月) 予告編→ 字幕版(Amazon)→ 吹替版(Amazon)→ |
※歴代の外国作品賞→ |
| 2019 | 2018 | 2017 | 2016 | 2015 | 2014 | 2013 | 2012 | 2011 | 2010 |
2019年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 |
「万引き家族」
(配給:ギャガ) ![]() 動画配信(Amazon)→ |
■参考:キネ旬作品賞 「万引き家族」 (配給:ギャガ) 歴代の受賞作→ |
主演男優賞 |
役所広司 「孤狼の血」 作品一覧→ ![]() |
歴代の受賞者→ |
主演女優賞 |
安藤サクラ 「万引き家族」 作品一覧→ ![]() |
歴代の受賞者→ |
助演男優賞 |
松坂桃李 「孤狼の血」 作品一覧→ ![]() |
歴代の受賞者→ |
助演女優賞 |
樹木希林 「万引き家族」 作品一覧→ ![]() |
歴代の受賞者→ |
監督賞 |
是枝裕和 「万引き家族」 作品一覧→ ![]() |
歴代の受賞者→ |
アニメ作品賞 |
「未来のミライ」 予告編(Amazon)→ |
歴代の受賞作→ |
脚本賞 |
「万引き家族」 是枝裕和 |
歴代の受賞者→ |
2018年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 |
「三度目の殺人」
(配給:東宝、ギャガ) ![]() 動画配信(Amazon)→ |
■参考:キネ旬作品賞 「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」 (配給:東京テアトル、リトルモア) |
アニメ作品賞 |
「夜は短し歩けよ乙女」 予告編(Amazon)→ |
|
主演男優賞 | 菅田将暉 「あゝ、荒野 前篇」 予告編「Amazon」→ 作品一覧→ ![]() |
|
主演女優賞 | 蒼井優 「彼女がその名を知らない鳥たち」 予告編「Amazon」→ 作品一覧→ ![]() |
|
助演男優賞 | 役所広司 「三度目の殺人」 予告編「Amazon」→ |
|
助演女優賞 | 広瀬すず 「三度目の殺人」 予告編「Amazon」→ 作品一覧→ ![]() |
|
監督賞 | 是枝裕和 「三度目の殺人」 予告編「Amazon」→ 作品一覧→ ![]() |
|
脚本賞 | 是枝裕和 (三度目の殺人) 予告編(Amazon)→ |
|
外国作品賞 | 「ラ・ラ・ランド」 予告編(Amazon)→ |
|
2017年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「シン・ゴジラ」
(配給:東宝) ![]() 動画配信(Amazon)→ U-NEXT→ ![]() |
■参考:キネ旬作品賞 「この世界の片隅に」 (配給:東京テアトル) |
アニメ作品賞 | 「この世界の片隅に」 予告編(Amazon)→ |
|
監督賞 | 庵野秀明、樋口真嗣 (シン・ゴジラ) |
|
主演男優賞 | 佐藤浩市 (64-ロクヨン-前編) |
|
主演女優賞 | 宮沢りえ (湯を沸かすほどの熱い愛) |
|
助演男優賞 | 妻夫木聡 (怒り) |
|
助演女優賞 | 杉咲花 (湯を沸かすほどの熱い愛) |
|
脚本賞 | 新海誠 (君の名は。) |
|
2016年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「海街diary(うみまちダイアリー)」
(配給:東宝、ギャガ) ![]() 動画配信(Amazon)→ U-NEXT→ ![]() 是枝裕和監督。静かに展開が進む家族ドラマ。人の優しさを描いた。美談。淡い色の水彩画のような作品。 |
■参考:キネ旬作品賞 「恋人たち」 (配給:松竹ブロードキャスティング、アーク・フィルムズ) |
アニメ作品賞 | 「バケモノの子」 予告編(Amazon)→ |
|
監督賞 | 是枝裕和 (海街diary) |
|
主演男優賞 | 二宮和也 (母と暮せば) |
|
主演女優賞 | 安藤サクラ (百円の恋) |
|
助演男優賞 | 本木雅弘 (日本のいちばん長い日) |
|
助演女優賞 | 黒木華 (母と暮せば) |
|
脚本賞 | 足立紳 (百円の恋) |
|
2015年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「永遠の0」
(配給:東宝) ![]() 予告編→ |
■参考:キネ旬作品賞 「そこのみにて光輝く」 (配給:東京テアトル、函館シネマアイリス) |
アニメ作品賞 | 「STAND BY ME ドラえもん」 予告編(Amazon)→ |
|
監督賞 | 山崎貴 (永遠の0) |
|
主演男優賞 | 岡田准一 (永遠の0) |
|
主演女優賞 | 宮沢りえ (紙の月) |
|
助演男優賞 | 岡田准一 (蜩ノ記) |
|
助演女優賞 | 黒木華 (小さいおうち) |
|
脚本賞 | 土橋章宏 (超高速!参勤交代) |
|
2014年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「舟を編む」
(配給:松竹、アスミック・エース) ![]() 動画配信(Amazon)→ Netflix→ U-NEXT→ ![]() |
■参考:キネ旬作品賞 「ペコロスの母に会いに行く」 (配給:東風) |
アニメ作品賞 | 「風立ちぬ」 Amazon→ |
|
監督賞 | 石井裕也 (舟を編む) |
|
主演男優賞 | 松田龍平 (舟を編む) |
|
主演女優賞 | 真木よう子 (さよなら渓谷) |
|
助演男優賞 | リリー・フランキー (そして父になる) |
|
助演女優賞 | 真木よう子 (そして父になる) |
|
脚本賞 | 渡辺謙作 (舟を編む) |
|
2013年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 |
「桐島、部活やめるってよ」
(配給:ショウゲート) ![]() 動画配信(Amazon)→ |
■参考:キネ旬作品賞 「かぞくのくに」 (配給:スターサンズ) |
監督賞 | 吉田大八 (桐島、部活やめるってよ) |
|
主演男優賞 | 阿部寛 (テルマエ・ロマエ) |
|
主演女優賞 | 樹木希林 (わが母の記) |
|
助演男優賞 | 大滝秀治 (あなたへ) |
|
助演女優賞 | 余貴美子 (あなたへ) |
|
脚本賞 | 内田けんじ (鍵泥棒のメソッド) |
|
2012年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 |
「八日目の蝉(せみ)」
(配給:松竹) ![]() 動画配信(Amazon)→ Netflix→ U-NEXT→ ![]() |
■参考:キネ旬作品賞 「一枚のハガキ」 (配給:東京テアトル) |
アニメ作品賞 | 「コクリコ坂から」 Amazon→ |
|
監督賞 | 成島出 (八日目の蝉) |
|
主演男優賞 | 原田芳雄 (大鹿村騒動記) |
|
主演女優賞 | 井上真央 (八日目の蝉) |
|
助演男優賞 | でんでん (冷たい熱帯魚) |
|
助演女優賞 | 永作博美 (八日目の蝉) |
|
脚本賞 | 奥寺佐渡子 (八日目の蝉) |
|
2011年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 |
「告白」
(配給:東宝) ![]() 動画配信(Amazon)→ Netflix→ 「私の娘は事故死ではない。このクラスの生徒に殺された」。中学の女性教師の衝撃的な告白で幕を開けるサスペンス。 本屋大賞を受賞した湊かなえの同名小説を、「下妻物語」などの異才・中島哲也監督が映像化した。 |
■参考:キネ旬作品賞 「悪人」 (配給:東宝) |
アニメ作品賞 | 「借りぐらしのアリエッティ」 Amazon→ |
|
監督賞 | 中島哲也 (告白) |
|
主演男優賞 | 妻夫木聡 (悪人) |
|
主演女優賞 | 深津絵里 (悪人) |
|
助演男優賞 | 柄本明 (悪人) |
|
助演女優賞 | 樹木希林 (悪人) |
|
脚本賞 | 中島哲也 (告白) |
|
2010年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 |
「沈まぬ太陽」
(配給:東宝) ![]() 予告編→ |
■参考:キネ旬作品賞 「ディア・ドクター」 (配給:エンジンフイルム、アスミック・エース) |
アニメ作品賞 | 「サマーウォーズ」 予告編(Amazon)→ |
|
監督賞 | 木村大作 (劔岳 点の記) |
|
主演男優賞 | 渡辺謙 (沈まぬ太陽) |
|
主演女優賞 | 松たか子 (ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~) |
|
助演男優賞 | 香川照之 (劔岳 点の記) |
|
助演女優賞 | 余貴美子 (ディア・ドクター) |
|
脚本賞 | 西川美和 (ディア・ドクター) |
|
2009年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「おくりびと」
(配給:松竹) ![]() 動画配信(Amazon)→ |
■参考:キネ旬作品賞 「おくりびと」 (配給:松竹) |
アニメ作品賞 | 「崖の上のポニョ」 Amazon→ |
|
監督賞 | 滝田洋二郎 (おくりびと) |
|
主演男優賞 | 本木雅弘 (おくりびと) |
|
主演女優賞 | 木村多江 (ぐるりのこと。) |
|
助演男優賞 | 山﨑努 (おくりびと) |
|
助演女優賞 | 余貴美子 (おくりびと) |
|
脚本賞 | 小山薫堂 (おくりびと) |
|
2008年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」
(配給:松竹) ![]() 動画配信(Amazon)→ |
■参考:キネ旬作品賞 「それでもボクはやってない」 (配給:東宝) |
アニメ作品賞 | 「鉄コン筋クリート」 Amazon→ |
|
監督賞 | 松岡錠司 (東京タワー オカンとボクと、時々、オトン) |
|
主演男優賞 | 吉岡秀隆 (ALWAYS 続・三丁目の夕日) |
|
主演女優賞 | 樹木希林 (東京タワー オカンとボクと、時々、オトン) |
|
助演男優賞 | 小林薫 (東京タワー オカンとボクと、時々、オトン) |
|
助演女優賞 | もたいまさこ (それでもボクはやってない) |
|
脚本賞 | 松尾スズキ (東京タワー オカンとボクと、時々、オトン) |
|
2007年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「フラガール」
(配給:シネカノン) ![]() Netflix→ 李相日(リ・サンイル)監督。 2000年代の日本映画界を盛り上げた独立系映画会社シネカノンの最大のヒット作。 1965年の福島の炭鉱の町が舞台。 石炭産業の衰退とともに危機に直面する地域だ。 閉鎖される石炭にかわって、ハワイをテーマにしたレジャー施設の建設が計画される。 今も実在するレジャー施設「常磐ハワイアンセンターオープン」までの実話がモデル。 |
■参考:キネ旬作品賞 「フラガール」 (配給:シネカノン) |
アニメ作品賞 | 「時をかける少女」 予告編(Amazon)→ |
|
監督賞 | 李相日 (フラガール) |
|
主演男優賞 | 渡辺謙 (明日の記憶) |
|
主演女優賞 | 中谷美紀 (嫌われ松子の一生) |
|
助演男優賞 | 笹野高史 (武士の一分) |
|
助演女優賞 | 蒼井優 (フラガール) |
|
脚本賞 | 李相日/羽原大介 (フラガール) |
|
2006年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「ALWAYS 三丁目の夕日」
(配給:東宝) ![]() 動画配信(Amazon)→ U-NEXT→ ![]() |
■参考:キネ旬作品賞 「パッチギ」 (配給:シネカノン) |
監督賞 | 山崎貴 (ALWAYS 三丁目の夕日) |
|
主演男優賞 | 吉岡秀隆 (ALWAYS 三丁目の夕日) |
|
主演女優賞 | 吉永小百合 (北の零年) |
|
助演男優賞 | 堤真一 (ALWAYS 三丁目の夕日) |
|
助演女優賞 | 薬師丸ひろ子 (ALWAYS 三丁目の夕日) |
|
脚本賞 | 山崎貴/古沢良太 (ALWAYS 三丁目の夕日) |
|
2005年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「半落ち」
(配給:東映) ![]() Netflix→ U-NEXT→ ![]() |
■参考:キネ旬作品賞 「誰も知らない」 (配給:シネカノン) |
監督賞 | 崔洋一 (血と骨) |
|
主演男優賞 | 寺尾聰 (半落ち) |
|
主演女優賞 | 鈴木京香 (血と骨) |
|
助演男優賞 | オダギリ・ジョー (血と骨) |
|
助演女優賞 | 長澤まさみ (世界の中心で、愛をさけぶ) |
|
脚本賞 | 矢口史靖 (スウィングガールズ) |
|
2004年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「壬生義士伝」
(配給:松竹) ![]() Netflix→ U-NEXT→ ![]() |
■参考:キネ旬作品賞 「美しい夏キリシマ」 (配給:パンドラ) |
監督賞 | 森田芳光 (阿修羅のごとく) |
|
主演男優賞 | 中井貴一 (壬生義士伝) |
|
主演女優賞 | 寺島しのぶ (赤目四十八瀧心中未遂) |
|
助演男優賞 | 佐藤浩市 (壬生義士伝) |
|
助演女優賞 | 深津絵里 (阿修羅のごとく) |
|
脚本賞 | 筒井ともみ (阿修羅のごとく) |
|
2003年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「たそがれ清兵衛」
(配給:松竹) ![]() 動画配信(Amazon)→ U-NEXT→ ![]() |
■参考:キネ旬作品賞 「たそがれ清兵衛」 (配給:松竹) |
監督賞 | 山田洋次 (たそがれ清兵衛) |
|
主演男優賞 | 真田広之 (たそがれ清兵衛) |
|
主演女優賞 | 宮沢りえ (たそがれ清兵衛) |
|
助演男優賞 | 田中泯 (たそがれ清兵衛) |
|
助演女優賞 | 北林谷栄 (阿弥陀堂だより) |
|
脚本賞 | 山田洋次/朝間義隆 (たそがれ清兵衛) |
|
2002年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「千と千尋の神隠し」
(配給:東宝、スタジオジブリ) ![]() Tsutaya→ |
■参考:キネ旬作品賞 「GO」 (配給:東映) |
監督賞 | 行定勲 (GO) |
|
主演男優賞 | 窪塚洋介 (GO) |
|
主演女優賞 | 岸惠子 (かあちゃん) |
|
助演男優賞 | 山崎努 (GO) |
|
助演女優賞 | 柴咲コウ (GO) |
|
脚本賞 | 宮藤官九郎 (GO) |
|
2001年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「雨あがる」
(配給:東宝、アスミック・エース) ![]() 動画配信(Amazon)→ U-NEXT→ ![]() |
■参考:キネ旬作品賞 「顔」 (配給:東京テアトル、セディック・インターナショナル) |
監督賞 | 阪本順治 (顔) |
|
主演男優賞 | 寺尾聰 (雨あがる) |
|
主演女優賞 | 吉永小百合 (長崎ぶらぶら節) |
|
助演男優賞 | 佐藤浩市 (ホワイトアウト) |
|
助演女優賞 | 原田美枝子 (雨あがる) |
|
脚本賞 | 黒澤明 (雨あがる) |
|
2000年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「鉄道員(ぽっぽや)」
(配給:東映) ![]() 動画配信(Amazon)→ |
■参考:キネ旬作品賞 「あ、春」 (配給:松竹) |
監督賞 | 降旗康男 (鉄道員(ぽっぽや)) |
|
主演男優賞 | 高倉健 (鉄道員(ぽっぽや)) |
|
主演女優賞 | 大竹しのぶ (鉄道員(ぽっぽや)) |
|
助演男優賞 | 小林稔侍 (鉄道員(ぽっぽや)) |
|
助演女優賞 | 岸本加世子 (菊次郎の夏) |
|
脚本賞 | 岩間芳樹/降旗康男 (鉄道員(ぽっぽや)) |
|
1999年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「愛を乞うひと」
![]() 予告編(Amazon)→ |
■参考:キネ旬作品賞 「HANA-BI」 (配給:日本ヘラルド映画) |
監督賞 | 平山秀幸 (愛を乞うひと) |
|
主演男優賞 | 柄本明 (カンゾー先生) |
|
主演女優賞 | 原田美枝子 (愛を乞うひと) |
|
助演男優賞 | いかりや長介 (踊る大捜査線) |
|
助演女優賞 | 麻生久美子 (カンゾー先生) |
|
脚本賞 | 鄭義信 (愛を乞うひと) |
|
1998年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「もののけ姫」
![]() Amazon→ |
■参考:キネ旬作品賞 「うなぎ」 (配給:松竹) |
監督賞 | 今村昌平 (うなぎ) |
|
主演男優賞 | 役所広司 (うなぎ) |
|
主演女優賞 | 黒木瞳 (失楽園) |
|
助演男優賞 | 西村雅彦 (ラヂオの時間) |
|
助演女優賞 | 倍賞美津子 (うなぎ) |
|
脚本賞 | 三谷幸喜 (ラヂオの時間) |
|
1997年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「Shall We ダンス?」
![]() 予告編(Amazon)→ |
■参考:キネ旬作品賞 「Shall We ダンス?」 (配給:東宝) |
監督賞 | 周防正行 (Shall we ダンス?) |
|
主演男優賞 | 役所広司 (Shall we ダンス?) |
|
主演女優賞 | 草刈民代 (Shall we ダンス?) |
|
助演男優賞 | 竹中直人 (Shall we ダンス?) |
|
助演女優賞 | 渡辺えり子 (Shall we ダンス?) |
|
脚本賞 | 周防正行 (Shall we ダンス?) |
|
1996年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「午後の遺言状」
![]() Amazon→ |
■参考:キネ旬作品賞 「午後の遺言状」 (配給:日本ヘラルド映画) |
監督賞 | 新藤兼人 (午後の遺言状) |
|
主演男優賞 | 三國連太郎 (三たびの海峡) |
|
主演女優賞 | 浅野ゆう子 (藏) |
|
助演男優賞 | 竹中直人 (EAST MEETS WEST) |
|
助演女優賞 | 乙羽信子 (午後の遺言状) |
|
脚本賞 | 新藤兼人 (午後の遺言状) |
|
1995年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「忠臣蔵外伝 四谷怪談」
![]() Amazon→ |
■参考:キネ旬作品賞 「全身小説家」 (配給:疾走プロダクション、ユーロスペース) |
監督賞 | 深作欣二 (忠臣蔵外伝 四谷怪談) |
|
主演男優賞 | 佐藤浩市 (忠臣蔵外伝 四谷怪談) |
|
主演女優賞 | 高岡早紀 (忠臣蔵外伝 四谷怪談) |
|
助演男優賞 | 中井貴一 (四十七人の刺客) |
|
助演女優賞 | 室井滋 (居酒屋ゆうれい) |
|
脚本賞 | 古田求/深作欣二 (忠臣蔵外伝 四谷怪談) |
|
1994年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「学校」
![]() 予告編(Amazon)→ |
■参考:キネ旬作品賞 「月はどっちに出ている」 (配給:シネカノン) |
監督賞 | 山田洋次 (男はつらいよ 寅次郎の縁談/学 校) |
|
主演男優賞 | 西田敏行 (学 校/釣りバカ日誌6) |
|
主演女優賞 | 和久井映見 (虹の橋) |
|
助演男優賞 | 田中邦衛 (学 校/子連れ狼 その小さき手に/虹の橋) |
|
助演女優賞 | 香川京子 (まあだだよ) |
|
脚本賞 | 山田洋次/朝間義隆 (男はつらいよ 寅次郎の縁談/学 校) |
|
1993年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「シコふんじゃった。」
![]() 予告編(Amazon)→ |
■参考:キネ旬作品賞 「シコふんじゃった。」 (配給:東宝) |
監督賞 | 周防正行 (シコふんじゃった。) |
|
主演男優賞 | 本木雅弘 (シコふんじゃった。) |
|
主演女優賞 | 三田佳子 (遠き落日) |
|
助演男優賞 | 竹中直人 (シコふんじゃった。/死んでもいい) |
|
助演女優賞 | 藤谷美和子 (女殺油地獄/寝盗られ宗介) |
|
脚本賞 | 周防正行 (シコふんじゃった。) |
|
1992年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「息子」
![]() 予告編(Amazon)→ |
■参考:キネ旬作品賞 「息子」 (配給:松竹) |
監督賞 | 岡本喜八 (大誘拐) |
|
主演男優賞 | 三國連太郎 (釣りバカ日誌4/息子) |
|
主演女優賞 | 北林谷栄 (大誘拐) |
|
助演男優賞 | 永瀬正敏 (息子/喪の仕事) |
|
助演女優賞 | 和久井映見 (就職戦線異状なし/息子) |
|
脚本賞 | 岡本喜八 (大誘拐) |
|
1991年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「少年時代」
![]() Amazon→ |
■参考:キネ旬作品賞 「櫻の園」 (配給:アルゴプロジェクト) |
監督賞 | 篠田正浩 (少年時代) |
|
主演男優賞 | 岸部一徳 (死の棘) |
|
主演女優賞 | 松坂慶子 (死の棘) |
|
助演男優賞 | 石橋蓮司 (公園通りの猫たち/浪人街/われに撃つ用意あり) |
|
助演女優賞 | 石田えり (釣りバカ日誌2/釣りバカ日誌3/飛ぶ夢をしばらく見ない) |
|
脚本賞 | 山田太一 (少年時代) |
|
1990年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「黒い雨」
![]() Amazon→ |
■参考:キネ旬作品賞 「黒い雨」 (配給:東映) |
監督賞 | 今村昌平 (黒い雨) |
|
主演男優賞 | 三國連太郎 (釣りバカ日誌/利休) |
|
主演女優賞 | 田中好子 (黒い雨) |
|
助演男優賞 | 板東英二 (あ・うん) |
|
助演女優賞 | 市原悦子 (黒い雨) |
|
脚本賞 | 石堂淑朗/今村昌平 (黒い雨) |
|
1989年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「敦煌」
![]() Amazon→ |
■参考:キネ旬作品賞 「となりのトトロ」 (配給:東宝) |
監督賞 | 佐藤純彌 (敦煌) |
|
主演男優賞 | 西田敏行 (敦煌) |
|
主演女優賞 | 吉永小百合 (つる-鶴-/華の乱) |
|
助演男優賞 | 片岡鶴太郎 (異人たちとの夏/妖女の時代) |
|
助演女優賞 | 石田えり (嵐が丘/ダウンタウンヒーローズ/華の乱) |
|
脚本賞 | 市川森一 (異人たちとの夏) |
|
1988年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「マルサの女」
![]() Amazon→ |
■参考:キネ旬作品賞 「マルサの女」 (配給:東宝) |
監督賞 | 伊丹十三 (マルサの女) |
|
主演男優賞 | 山崎努 (マルサの女) |
|
主演女優賞 | 宮本信子 (マルサの女) |
|
助演男優賞 | 津川雅彦 (マルサの女/夜汽車) |
|
助演女優賞 | かたせ梨乃 (極道の妻たちⅡ/吉原炎上) |
|
脚本賞 | 伊丹十三 (マルサの女) |
|
1987年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「火宅の人」
![]() Amazon→ |
■参考:キネ旬作品賞 「海と毒薬」 (配給:日本ヘラルド) |
監督賞 | 深作欣二 (火宅の人) |
|
主演男優賞 | 緒形拳 (火宅の人) |
|
主演女優賞 | いしだあゆみ (火宅の人/時計 Adieu I'Hiver) |
|
助演男優賞 | 植木等 (祝辞/新・喜びも悲しみも幾歳月) |
|
助演女優賞 | 原田美枝子 (火宅の人/国士無双/プルシアンブルーの肖像) |
|
脚本賞 | 神波史男/深作健太 (火宅の人) |
|
1986年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「花いちもんめ」
![]() 予告編(Amazon)→ |
■参考:キネ旬作品賞 「それから」 (配給:東映) |
監督賞 | 澤井信一郎 (早春物語/Wの悲劇) |
|
主演男優賞 | 千秋実 (花いちもんめ) |
|
主演女優賞 | 倍賞美津子 (生きているうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言/恋文/友よ、静かに瞑れ) |
|
助演男優賞 | 小林薫 (恋文/それから) |
|
助演女優賞 | 三田佳子 (Wの悲劇/春の鐘) |
|
脚本賞 | 松田寛夫 (花いちもんめ) |
|
1985年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「お葬式」
![]() Amazon→ |
■参考:キネ旬作品賞 「お葬式」 (配給:ATG) |
監督賞 | 伊丹十三 (お葬式) |
|
主演男優賞 | 山崎努 (お葬式/さらば箱舟) |
|
主演女優賞 | 吉永小百合 (おはん/天国の駅) |
|
助演男優賞 | 高品格 (麻雀放浪記) |
|
助演女優賞 | 菅井きん (お葬式/必 殺!THE HISSATSU) |
|
脚本賞 | 伊丹十三 (お葬式) |
|
1984年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「楢山節考」
![]() 予告編(Amazon)→ |
■参考:キネ旬作品賞 「家族ゲーム」 (配給:ATG) |
監督賞 | 五社英雄 (陽暉楼) |
|
主演男優賞 | 緒形拳 (楢山節考/陽暉楼/魚影の群れ) |
|
主演女優賞 | 小柳ルミ子 (白蛇抄) |
|
助演男優賞 | 風間杜夫 (陽暉楼/人生劇場) |
|
助演女優賞 | 浅野温子 (陽暉楼/汚れた英雄) |
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脚本賞 | 高田宏治 (陽暉楼) |
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1983年 | ||
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部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「蒲田行進曲」
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■参考:キネ旬作品賞 「蒲田行進曲」 (配給:松竹) |
監督賞 | 深作欣二 (蒲田行進曲/道頓堀川) |
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主演男優賞 | 平田満 (蒲田行進曲) |
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主演女優賞 | 松坂慶子 (蒲田行進曲/道頓堀川) |
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助演男優賞 | 風間杜夫 (蒲田行進曲) |
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助演女優賞 | 小柳ルミ子 (誘拐報道) |
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脚本賞 | つかこうへい (蒲田行進曲) |
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1982年 | ||
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部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「駅 STATION」
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■参考:キネ旬作品賞 「泥の河」 (配給:東映セントラルフィルム) |
監督賞 | 小栗康平 (泥の河) |
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主演男優賞 | 高倉健 (駅 STATION) |
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主演女優賞 | 松坂慶子 (青春の門/男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎) |
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助演男優賞 | 中村嘉葎雄 (陽炎座/ラブレター/仕掛人梅安/ブリキの勲章) |
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助演女優賞 | 田中裕子 (北斎漫画/ええじゃないか) |
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脚本賞 | 倉本聰 (駅 STATION) |
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1981年 | ||
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部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「ツィゴイネルワイゼン」
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■参考:キネ旬作品賞 「ツィゴイネルワイゼン」 (配給:リトル・モア) |
監督賞 | 鈴木清順 (ツィゴイネルワイゼン) |
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主演男優賞 | 高倉健 (動乱/遥かなる山の呼び声) |
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主演女優賞 | 倍賞千恵子 (遥かなる山の呼び声/男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花) |
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助演男優賞 | 丹波哲郎 (二百三高地) |
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助演女優賞 | 大楠道代 (ツィゴイネルワイゼン) |
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脚本賞 | 朝間義隆/山田洋次 (遥かなる山の呼び声/男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花) |
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1980年 | ||
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部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「復讐するは我にあり」
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■参考:キネ旬作品賞 「復讐するは我にあり」 (配給:松竹) |
監督賞 | 今村昌平 (復讐するは我にあり) |
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主演男優賞 | 若山富三郎 (衝動殺人 息子よ) |
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主演女優賞 | 桃井かおり (神様のくれた赤ん坊/もう頬づえはつかない) |
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助演男優賞 | 菅原文太 (太陽を盗んだ男) |
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助演女優賞 | 小川眞由美 (配達されない三通の手紙/復讐するは我にあり) |
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脚本賞 | 馬場当 (復讐するは我にあり) |
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1979年 | ||
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部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「事件」
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■参考:キネ旬作品賞 「サード」 (配給:ATG) |
監督賞 | 野村芳太郎 (事件/鬼畜) |
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主演男優賞 | 緒形拳 (鬼畜) |
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主演女優賞 | 大竹しのぶ (事件) |
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助演男優賞 | 渡瀬恒彦 (事件) |
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助演女優賞 | 大竹しのぶ (事件/聖職の碑) |
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脚本賞 | 新藤兼人 (事件) |
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(1979年↑ | 1978年)
1978年 | ||
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部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「幸福の黄色いハンカチ」
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■参考:キネ旬作品賞 「幸福の黄色いハンカチ」 (配給:松竹) |
監督賞 | 山田洋次 (幸福の黄色いハンカチ/男はつらいよシリーズ) |
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主演男優賞 | 高倉健 (幸福の黄色いハンカチ/八甲田山) |
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主演女優賞 | 岩下志麻 (はなれ瞽女おりん) |
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助演男優賞 | 武田鉄矢 (幸福の黄色いハンカチ) |
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助演女優賞 | 桃井かおり (幸福の黄色いハンカチ) |
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脚本賞 | 山田洋次/朝間義隆 (男はつらいよシリーズ/幸福の黄色いハンカチ) |
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