日本アカデミー賞(日アカ)の歴代の一覧です。受賞とノミネートの全リスト。そして、「おかしい」理由。
部門 | 受賞予想 | 候補 |
---|---|---|
作品賞 | 「キングダム 大将軍の帰還」 | 候補▼ |
主演男優賞 |
役所広司
「八犬伝(はっけんでん)」 |
候補▼ |
主演女優賞 |
河合優実(ゆうみ)
「あんのこと」 |
候補▼ |
助演男優賞 |
大沢たかお
「キングダム 大将軍の帰還」 |
候補▼ |
助演女優賞 |
清野菜名(せいの・なな)
「キングダム 大将軍の帰還」 |
候補▼ |
監督賞 |
佐藤信介
「キングダム 大将軍の帰還」 |
候補▼ |
脚本賞 | 「悪は存在しない」 | 候補▼ |
新人賞 |
齋藤潤
「カラオケ行こ!」 中西希亜良(きあら) 「ぼくのお日さま」 |
候補▼ |
アニメ賞 |
「ハイキュー ゴミ捨て場の決戦」
※「ルックバック」は選考対象外 |
候補▼ |
音楽賞 | 「夜明けのすべて」 | 候補▼ |
撮影賞 | 「キングダム 大将軍の帰還」 | 候補▼ |
照明賞 | 「キングダム 大将軍の帰還」 | 候補▼ |
録音賞 | 「キングダム 大将軍の帰還」 | 候補▼ |
美術賞 | 「キングダム 大将軍の帰還」 | 候補▼ |
編集賞 | 「キングダム 大将軍の帰還」 | 候補▼ |
外国作品賞 | 「オッペンハイマー」 | 候補▼ |
年 | 作品賞 | 詳細 |
---|---|---|
2024 | 「ゴジラ-1.0」 | 詳細→ |
2023 | 「ある男」 | 詳細→ |
2022 | 「ドライブ・マイ・カー」 | 詳細→ |
2021 | 「ミッドナイトスワン」 | 詳細→ |
2020 | 「新聞記者」 | 詳細▼ |
2019 | 「万引き家族」 | 詳細▼ |
2018 | 「三度目の殺人」 | 詳細▼ |
2017 | 「シン・ゴジラ」 | 詳細▼ |
2016 | 「海街diary」 | 詳細▼ |
2015 | 「永遠の0(ゼロ)」 | 詳細▼ |
2014 | 「舟を編む」 | 詳細▼ |
2013 | 「桐島、部活やめるってよ」 | 詳細▼ |
2012 | 「八日目の蝉(セミ)」 | 詳細▼ |
2011 | 「告白」 | 詳細▼ |
2010 | 「沈まぬ太陽」 | 詳細▼ |
2009 | 「おくりびと」 | 詳細▼ |
2008 | 「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」 | 詳細▼ |
2007 | 「フラガール」 | 詳細▼ |
2006 | 「ALWAYS 三丁目の夕日」 | 詳細▼ |
2005 | 「半落ち」 | 詳細▼ |
2004 | 「壬生義士伝(みぶぎしでん)」 | 詳細▼ |
2003 | 「たそがれ清兵衛」 | 詳細▼ |
2002 | 「千と千尋の神隠し」 | 詳細▼ |
2001 | 「雨あがる」 | 詳細▼ |
2000 | 「鉄道員(ぽっぽや)」 | 詳細▼ |
1990年代 | 詳細▼ | |
1980年代 | 詳細▼ | |
1970年代 | 詳細▼ |
日本アカデミー賞(ニチアカ)は、 映画賞というよりは、大手映画会社の宣伝イベントという側面が強いです。 毎年、ノミネート及び受賞作が、東映、松竹、東宝の3社の配給作品に偏っています。
特におかしいのは、ノミネートの選考です。その偏重ぶりは、以下の表の通り、日アカより遥(はる)かに伝統や信頼性のある「毎日映画コンクール」と比べると一目瞭然です。
配給会社 | 日本アカデミー賞 | 毎日映画コンクール |
---|---|---|
松竹 | 32.8% | 0% |
東映 | 8.2% | 15.7% |
東宝 | 45.2% | 31.4% |
3社合計 | 86.3% | 47.1% |
※注記:外国映画賞とアニメ賞は除外。東映は東映ビデオを含む
配給会社 | 日本アカデミー賞 | 毎日映画コンクール |
---|---|---|
松竹 | 45.3% | 16% |
東宝 | 22.6% | 1.3% |
東映 | 13.3% | 2.6% |
3社合計 | 81.3% | 20% |
※注記:外国映画賞とアニメ賞は除外
日本アカデミー賞 | 毎日映画コンクール | |
---|---|---|
松竹作品の割合 | 32.8% | 8.8% |
東映作品の割合 | 30.1% | 5.8% |
※注記:外国映画賞とアニメ賞は除外。
日本アカデミー賞 | 毎日映画コンクール | |
---|---|---|
松竹作品の割合 | 36.8% | 4.9% |
東宝作品の割合 | 39.4% | 8.6% |
※注記:外国映画賞は除外。毎日コンのアニメ賞は短編を除外。
日アカでは、ノミネート(候補)をいきなり「優秀賞」と称しています。 毎年、公共の電波(日本テレビ系)を使って中継される授賞式などにおいて、 ノミネート作を「優秀賞受賞作」として紹介。 膨大な宣伝効果を得ています。
俳優部門での偏りも著しいです。俳優部門は世間の注目度が高いことから、大手による組織活動が激しく展開されていると見られ、不可解なノミネート選出が続出しています。 他の映画賞レースで圧勝している女優・男優が日アカだけノミネートされないという事態もよく起きます。そのかわりにノミネートされるのは、おおむね大手3社(松竹、東映、東宝)が配給する作品の出演者です。
・2024年 二階堂ふみ(月)
・2023年 沢田研二(土を喰らう十二ヵ月)
・2022年 尾野真千子(茜色に焼かれる)
・2021年 水川あさみ(喜劇 愛妻物語)
・2020年 池松壮亮(宮本から君へ)
日本アカデミー賞では、投票者の約8割が「組織人」です。 大手映画会社の役員・会社員が中心になっています。 つまり、所属する組織の意向に左右されやすい立場です。 一方、本家の米国アカデミー賞では投票者の9割以上が監督や俳優などの独立した「映画人」です。
賞 | 映画人 (監督、俳優、脚本家などの個人) |
組織人 (映画会社の社員など) |
---|---|---|
日本アカデミー賞 | 2割 | 8割 |
アカデミー賞 | 9割 | 1割 |
日アカの投票メンバーの大半を占める「組織人」のうち、最も多い勢力が大手配給4社(松竹、東宝、東映、KADOKAWA)です。日本アカデミー賞協会の会員3950人のうち、大手4社の社員は1174人を占めています。会員の内訳↓)。
このほかに「賛助法人」と呼ばれる企業の人間が1671人いますが、この賛助法人には松竹、東宝、東映の子会社が多数入っています。松竹グループだけでも「松竹衣装」「松竹映像センター」「松竹音楽出版」「松竹芸能」「松竹サービスネットワーク」「松竹撮影所」「松竹ナビ」「松竹ブロードキャスティング」「松竹マルチプレックスシアターズ」「BS松竹東急」が名をつらねています。(賛助法人の一覧→)。
子会社を含めれば、松竹、東宝、東映ら大手の影響力は極めて大きいと言えるでしょう。
まさに北野武監督や女優・樹木希林(きき・きりん)さんが批判した「組織票」が生まれやすい構図になっています。
部門 | 人数(前年比) |
---|---|
松竹 | 305人(前年比-13人)
※この他に子会社が多数 |
東映 | 251人(-4人)
※この他に子会社が多数 |
東宝 | 263人(+9人)
※この他に子会社が多数 |
賛助法人
※東宝、東映、松竹の関連会社を含む 一覧→ |
1671人(-16人) |
KADOKAWA | 355人(+59人) |
日活 | 43人(-2人) |
フリースタッフ(協会役員が認めた者) | 228人(-12人) |
俳優/マネージャー(俳優が所属する事務所の代表者も含む) | 103人(-6人) |
監督 | 90人(-5人) |
日本映画テレビ技術協会 | 50人(-5人) |
脚本 | 63人(+1人) |
撮影 | 48人(-5人) |
プロデューサー | 45人(-5人) |
照明 | 44人(-3人) |
編集 | 30人(+1人) |
美術 | 31人(+2人) |
録音 | 23人(-3人) |
音楽 | 19人(+2人) |
興連 | 7人 |
外国映画輸入配給協会 | 3人(-2人) |
受賞者特別会員ほか | 278人(+22人) |
合計 | 3950人(+15人) |
本家の米国アカデミー賞では、長年にわたって功績を挙げた一流の人物(過去にノミネートされた人も含む)だけが投票の資格を得ることができます。
これに対して、日アカは、一般会社員でも3年以上にわたって映画事業に携われば会員になることが可能です。 その結果として、サラリーマン比率が高くなっています。
職業別でみると、米アカデミー賞では俳優が最大の投票母体になっており、全体の14%(1,336人)を占めます(アカデミー賞の投票者の内訳→)。一方、日アカは「俳優」はわずか2.6%(103人)だけです。しかも、この俳優の枠には所属事務所の社長やマネージャー等も含まれます。 「監督」にいたっては日アカは90人しかいません。松竹(305人)の3分の1以下です。
日本アカデミー賞 | アカデミー賞 |
---|---|
2.3% | 6% |
主催団体(日本アカデミー賞協会)の役員も、大手映画会社の幹部を中心に構成されています。
会長は、東宝の会長です。事務局長は、東映の役員です。
出典
日アカをめぐっては、「(アカデミー協会の)会費を(勤務先の)会社が負担し、投票用紙も会社が回収して勝手に投票する」との説も流れています。協会員だった映画監督・荻野欣士郎(おぎの・きんしろう)氏が、松竹の元社員から聞いた話として、組織ぐるみの不正行為をユーチューブ動画で証言しました(動画は2024年時点で削除済み)。この証言が事実であれば、企業としての法令順守(コンプライアンス)という観点からも、重大な問題だといえるでしょう。
そもそも、選考対象となる多数の映画を鑑賞する時間が、会社員にあるのか、という問題があります。 おそらく大半の会社員は、自分の会社の作品はともかく、インデペンデント系を含めた多数の映画を丁寧に観ている時間はないでしょう。
しかも、年末までに公開された作品を対象にしていながら、年明け早々には投票が締め切られるという超タイトなスケジュールが組まれています。
さらに、本家アカデミー賞と決定的に異なるのが、ノミネート選考のプロセスです。 米アカデミー賞では、作品賞以外は、それぞれの専門分野の会員だけが投票します。 たとえば監督賞ノミネートを選ぶのは、映画監督だけです。 脚本賞では脚本家だけが投票します。
そのほか 撮影賞、音楽賞、美術賞、録音賞などの技術部門でも、 やはり各々の専門家が選考します。 その理由は、膨大な作品の中でどれが技術的見地から優れているのか、専門知識がなければ判断ができないからです。
一方、日アカではノミネート段階からすべての会員が全部門で投票します。 つまり、「録音」「美術」といった専門性の高い部門についても、専門性のないサラリーマンたちが選ぶのです。 こうした制度の結果として、大手企業の作品が技術部門の隅々に至るまでノミネート枠(優秀賞枠)の占拠するという状況が続いています。
専門的な技術系の部門でノミネート数を稼ぐことで、大手配給作品がその年の「最多ノミネート」になることが多いです。 上記の通り、日アカではノミネートを「優秀賞受賞」と称していることから、 ノミネート段階で早々に自社作品を「本年度最多受賞!」「●部門受賞!」などと称する宣伝をスタートさせることができるのです。
以上の理由から、日本アカデミー賞は、映画賞としての価値が非常に低いといえます。
日本の映画賞としては、「キネマ旬報(じゅんぽう)ベストテン」などのほうが公平・中立で、賞としての価値がはるかに高いという評価が定着しています。歴史も長いです。
賞の名前 | 詳細 |
---|---|
キネマ旬報ベストテン | 詳細→ |
毎日映画コンクール | 詳細→ |
なお、日本アカデミー賞は、アメリカの本物のアカデミー賞とは関係がありません。 「アカデミー賞」という名前を使わせてもらっているだけで、主催団体も全く異なります。(アワード・ウォッチ)
2020年代 | 2010年代 | 2000年代 | 1990年代 | 1980年代 | 1970年代 | 2024年の全部門→ | 2023年→ | 2022年→ | 2021年→ | ページの先頭↑ |
■ 歴代の一覧
| 24年 | 23年 | 22年 | 21年 | 20年 |
( 2024年 | 2023年↓)
作品賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞、新人賞、監督賞、脚本賞、アニメ賞
部門 | 受賞 | ノミネート |
---|---|---|
▼「ゴジラ」が最多8部門受賞▼ | ||
作品賞 |
※キネ旬の作品賞(2024)→ ※歴代の作品賞→ 一覧の上部に戻る↑ |
部門 | 受賞 | ノミネート |
---|---|---|
▼鈴木も名演だったが、 今回の役所は歴史的な別格▼ |
||
主演男優賞 |
※キネ旬の主演男優賞(2024)→ ※歴代の主演男優賞→ 一覧の上部に戻る↑ |
|
▼安藤が助演とのダブル受賞▼ | ||
主演女優賞 |
※キネ旬の主演女優賞(2024)→ ※歴代の主演女優賞→ 一覧の上部に戻る↑ |
|
▼賞レース独走の磯村が当然の受賞▼ | ||
助演男優賞 |
※キネ旬の助演男優賞(2024)→ ※歴代の助演男優賞→ 一覧の上部に戻る↑ |
|
▼賞レース独走の二階堂(月)を排除▼ | ||
助演女優賞 |
※キネ旬の助演女優賞(2024)→ ※歴代の助演女優賞→ 一覧の上部に戻る↑ |
新人俳優賞はノミネートのみを選出して終了となる。
部門 | 男女 | 受賞 |
---|---|---|
▼答えは「キネ旬ベスト」で確認▼ | ||
新人俳優賞 | ||
女優 |
▼参考: キネ旬ベストテン ※歴代の新人俳優賞→ 一覧の上部に戻る↑ |
部門 | 受賞 | ノミネート |
---|---|---|
▼ベンダースの作家性と日本映画愛の大勝利▼ | ||
監督賞 |
※歴代の監督賞→ 一覧の上部に戻る↑ |
|
▼福田村、受賞ならず▼ | ||
脚本賞 |
※歴代の脚本賞→ 一覧の上部に戻る↑ |
部門 | 受賞 | ノミネート |
---|---|---|
▼秀作ぞろいだが、輸出競争力で「君たち」に軍配▼ | ||
アニメ賞 |
※歴代のアニメ賞→ 一覧の上部に戻る↑ |
国内の主要映画賞を席巻した「ケイコ 目を澄(す)ませて」が作品賞などで候補入りせず、主演女優賞のみのノミネート。同じく主演男優部門で圧勝していた沢田研二(土を喰らう十二ヵ月)も、完全に無視されました。結果は、松竹の「ある男」が8冠、独立系の「ケイコ」が1冠に終わりました。授賞式は3月10日でした。
作品賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞、監督賞、アニメ賞、新人賞
2023年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
▼賞レース連勝の「ケイコ」が候補外に▼ | ||
作品賞 |
「ある男」
配給:松竹 監督:石川慶 ※謎多き夫の「正体」を、妻とその弁護士が探る社会派ミステリー。大手の作品のわりに作家性に富んでおり、批評家から高い評価を獲得。キネマ旬報ベストテンで「ケイコ 目を澄ませて」に次ぐ2位に入った。 人間の過去や心理の奥に迫る重層的なストーリーを、巧みな構成・演出によって面白い娯楽作に仕上げた。「偏見・差別」という社会的テーマもとらえた。脇役を含め実力派俳優たちによる好演も見どころ。 原作は、人気作家・平野啓一郎の小説。秀作映画「蜜蜂と遠雷」で知られる石川慶監督の長編4作目。興行成績は事前の想定を下回り、松竹の株価急落(2023年1月13日)の要因の一つとなった。 ■キネ旬年間:2位 【主な受賞歴】 ・毎日映画コンクール 助演男優賞(窪田正孝) 興行収入:5億円
▼参考:
キネ旬ベストテン
|
※歴代の作品賞→ 一覧の上部に戻る↑ |
▼大本命・沢田研二が候補入りせず▼ | ||
主演男優賞 |
妻夫木聡 (つまぶき・さとし) 「ある男」 (配給:松竹)
▼参考:
キネ旬ベストテン |
※歴代の主演男優賞→ 一覧の上部に戻る↑ |
▼唯一、他の映画賞と似た顔ぶれに▼ | ||
主演女優賞 |
岸井ゆきの
「ケイコ 目を澄ませて」 (配給:ハピネットファントム) ※耳の聞こえない女性ボクサーを演じた。発声による台詞ではなく、顏・体(アクション)・手話による演技。 とりわけ「眼」による表現の豊かさが、称賛を浴びた。 役づくりのためにボクシングの特訓を重ね、リズミカルでキレのある身のこなしと、リングでの野獣のような闘いぶりを実現した。 他の登場人物や風景との溶け込み具合も見事。同じく本年度公開の「神は見返りを求める」との対照的な役柄で、演技の幅の広さも見せた。 本年度の邦画界は主演女優による名演が数多く見られたが、その中でも突出していた。年末に劇場公開されてからは主演女優賞レースを席巻した。 【他の映画賞】 ・キネマ旬報ベストテン 主演女優賞 ・毎日映画コンクール 主演女優賞 ・高崎映画祭 主演女優賞 作品説明▼ケイコ 目を澄ませて聴覚障害のある女性ボクサーの挑戦と葛藤、そして周囲との触れ合いを追う日常生活劇。実在のボクサーの自伝が原案。派手な展開や演出に頼ることなく、庶民の生き様をありのままに伝える骨太ドラマとして絶賛された。16ミリフィルム撮影による素朴で人間味漂うショットの連続と、静寂シーンの中で響く数々の「音」が没入へと導く。研ぎ澄まされた「引き算の美学」の好例と評された。 海外でも高い評価を受け、世界中の映画祭から引っ張りだこになった。年末に国内で劇場公開されて以降は、毎日映画コンクール5冠など主な国内映画賞で圧勝した。 カメラワークや音響など映画技術・アートの観点でも絶賛の嵐となった。日アカでも、大手の組織票に阻まれなければ、撮影賞、録音賞、編集賞でも圧勝していたはず。わずか1部門でのノミネートだったのが惜しまれる。 動画集を開く▼<毎日映画コンクールの受賞スピーチ▼><茶一郎の解説▼> <予告編▼>
▼参考:
キネ旬ベストテン |
※歴代の主演女優賞→ 一覧の上部に戻る↑ |
▼キネ旬1位の三浦友和をガン無視▼ | ||
助演男優賞 |
窪田正孝 (くぼた・まさたか) 「ある男」 (配給:松竹) ※陰のある物静かな男を演じた。過去から自由に生きたいともがく。内面の切実さがひしひしと伝わる。ボクシングのシーンも見事。 【他の映画賞】 ・毎日映画コンクール
▼参考:
キネ旬ベストテン |
※歴代の助演男優賞→ 一覧の上部に戻る↑ |
▼賞レース首位の伊東蒼、広末涼子外れる▼ | ||
助演女優賞 |
安藤サクラ
「ある男」 (配給:松竹)
▼参考:
キネ旬ベストテン |
※歴代の助演女優賞→ 一覧の上部に戻る↑ |
▼大手3社が5枠独占の異常▼ | ||
監督賞 |
石川慶
「ある男」 (配給:松竹)
▼参考:
キネ旬ベストテン |
※歴代の監督賞→ 一覧の上部に戻る↑ |
▼観客評価は「スラムダンク」がトップ▼ | ||
アニメ賞 |
「ファースト・スラムダンク」
(THE FIRST SLAM DUNK) (配給:東映) ※原作漫画の作者・井上雄彦が、自ら監督・脚本を務めた。とてつもない執念を感じさせる完成度の高さ。原作漫画を知らない若者や高齢者も支持した。レビューの評価は、アニメ・実写を問わず年間トップ級。 |
※歴代のアニメ賞→ 一覧の上部に戻る↑ |
新人俳優賞はノミネートのみを選出して終了となる。
部門 | 男女 | 受賞 |
---|---|---|
▼女優枠2強の嵐莉菜、大沢一菜外される▼ | ||
新人俳優賞 | 男優 |
▼参考:
キネ旬ベストテン |
女優 |
▼参考:
キネ旬ベストテン ※歴代の新人俳優賞→ 一覧の上部に戻る↑ |
ドライブ・マイ・カーが作品賞や監督賞などを制し、圧勝しました。本家アカデミー賞の作品賞にも史上初めてノミネートされるなど、世界の映画賞を席巻しました。過去、濱口竜介監督の作品を徹底的に無視してきた日アカも、今回ばかりは認めざるを得なかった形です。
(※分析・特集ページはこちら→)
作品賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞、監督賞、アニメ賞、新人賞
2022年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 |
「ドライブ・マイ・カー」
(配給:ビターズ・エンド) (公開:2021年8月) 監督:濱口竜介 作品紹介→ 予告編→ 【配信:アマゾン】 ※アカデミー賞国際映画賞ほか(海外受賞歴→) ※キネジュンベスト1位 ※キネジュン読者1位 ※邦画レビュー年間ランキング【20位】 【作品賞の総評】 <「空白」「貴族」「茜色」を完全無視> 今回の日アカの作品賞では、キネ旬ベストテンや年間評価ランキングで上位に入った「空白」「あのこは貴族」「茜色に焼かれる」が、 ノミネートから外されました。 それどころか、この3作品は他の部門でも全くノミネートされず、完全に無視されました。 「空白」はヨコハマ映画祭作品賞、「あのこは貴族」はTAMA映画賞作品賞、「茜色に焼かれる」はキネ旬2位をそれぞれ獲得。 作品賞以外の部門でも、輝かしい受賞歴を重ねていました。 いずれもメジャー映画会社(松竹、東映、東宝、ワーナー)の作品でないことが、 日アカの選考では不利に働いたと見られます。 <濱口監督を過去に黙殺> 作品賞を含む8冠に輝いた「ドライブ・マイ・カー」は、濱口竜介監督の2作目の商業映画。 濱口監督の前作「寝ても覚めても」は、 ヨコハマ映画祭で作品賞、監督賞を含む6部門を制覇するなど、 2019年の賞レースにおいて快進撃を見せていました。 しかし、日アカでは、松竹・東宝の作品に追いやられる形で、ノミネートゼロに終わりました。 今回、本物のアカデミー賞で「ドライブ・マイ・カー」が4部門ノミネートを果たしたことで、 さすがに日アカも正当に評価せざるを得なかった、ということでしょう。 <「偶然と想像」は選考から除外> なお、「ドライブ・マイ・カー」と同じく2021年公開の濱口監督作品で、世界3大映画祭の一つベルリン国際映画祭で審査員グランプリに輝いた「偶然と想像」は、 日アカでは選考外とされました。 ネット配信が早すぎたため、失格になったようです。 <前年は「スパイの妻」を排除> 日アカ作品賞では前年(2021年)も、「スパイの妻」(監督:黒沢清、脚本:濱口竜介ら)が選考対象から除外され、ノミネートゼロでした。 ベネチア国際映画祭監督賞やキネ旬1位を獲った秀作です。 |
■参考:キネ旬ベストテン ※歴代の作品賞→ 一覧表の上部に戻る↑ |
主演男優賞 |
西島秀俊
「ドライブ・マイ・カー」 (配給:ビターズ・エンド) 作品一覧(wiki)→ 【配信:アマゾン】 ※全米批評家賞、ボストン批評家賞 主演男優賞 ※高崎映画祭 主演俳優賞 |
■参考:キネ旬ベスト ■その他の優秀男優 ※歴代の主演男優賞→ 一覧表の上部に戻る↑ |
主演女優賞 |
有村架純
(かすみ)
「花束みたいな恋をした」 (配給:東京テアトル、リトルモア) 作品一覧(wiki)→ <尾野真千子事件> 秀作「茜(あかね)色に焼かれる」(配給:スターサンズほか)で本年度数々の主演女優賞に輝いた尾野真千子が、日アカではノミネートすらされないという事件が起きました。 尾野は「キネ旬ベスト」「毎日映画コンクール」「ヨコハマ映画祭」という日本で最も権威のある3つの映画賞の主演女優賞を全て制覇。 さらに、「TAMA映画賞」「山路ふみ子映画賞」「おおさかシネマフェスティバル」の女優賞も受賞し、独走状態でした。 また、キネ旬主演女優賞2位で、海外でも女優賞を獲得した瀧内公美(由宇子の天秤)もノミネートから外されました。 キネ旬主演女優賞(火口のふたり)を獲得しながら無視された前々に続く日アカ除外となりました。 尾野と瀧内のかわりにノミネートされたのは、松岡茉優(松竹作品)や吉永小百合(東映作品)ら。 松岡も吉永も、キネ旬主演女優賞の投票では1票も入らず、ランキング圏外でした。 毎日コンなどでもノミネートされませんでした。 この結果、「水川あさみ事件」が起きた前年に続き、日アカ主演女優賞は「大本命不在」での争いとなりました。 ノミネートされた候補の中では、有村架純が唯一、賞レースに本格的に絡んでおり、事実上の「一択」に近い状態。対象作品「花束みたいな恋をした」は大手の配給ではないものの、興行収入が40億円近い大成功となり、 有村の演技も称賛の的でした。 |
■参考:キネ旬ベスト ※歴代の主演女優賞→ 一覧表の上部に戻る↑ |
助演男優賞 |
鈴木亮平
「孤狼(ころう)の血 LEVEL2」 (配給:東映) 【配信:アマゾン】 |
■参考:キネ旬ベスト ※歴代の助演男優賞→ 一覧表の上部に戻る↑ |
助演女優賞 |
清原果耶(かや)
「護られなかった者たちへ」 (配給:松竹) <三浦透子を候補から外す> 「ドライブ・マイ・カー」でキネ旬ベスト助演女優賞を受賞した三浦透子が、日アカではノミネートされませんでした。 三浦はキネ旬に加えて、ヨコハマ映画祭と高崎映画祭でも勝利。 大手寄りとされるブルーリボン賞も獲るなど、賞レースの先頭を走っていました。 また、「茜色に焼かれる」でキネ旬助演賞2位に選ばれた片山友希も、日アカノミネートから除外されました。 かわりにノミネートされた広瀬すず(東映)や草笛光子(東映)は、 キネ旬助演賞での投票数はゼロで、ランキング圏外。 毎日コンでもノミネートされず、賞争いでは注目されていませんでした。 |
■参考:キネ旬ベスト ■その他の優秀助演女優 ※歴代の助演女優賞→ 一覧表の上部に戻る↑ |
監督賞 |
濱口竜介
「ドライブ・マイ・カー」 (配給:ビターズ・エンド) 【配信:アマゾン】 ※アカデミー賞 監督賞ノミネート ※全米映画批評家協会、ボストン批評家賞、シアトル批評家賞 監督賞 濱口竜介の作品一覧→ |
■参考:キネ旬ベスト ■その他の優秀監督 ※歴代の監督賞→ 一覧表の上部に戻る↑ |
アニメ作品賞 |
「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」
(配給:東宝、東映、カラー) 作品紹介→ 予告編→ 【配信:アマゾン】 Wiki→ 歴代のエヴァ映画→ ※東京アニメアワード作品賞(映画部門)受賞 ※日本映画レビュー年間ランキング【3位】 <名作「ポンポさん」を除外> 米国アニー賞にもノミネートされた秀作「映画大好きポンポさん」が日アカでノミネートされませんでした。 アニメファンから絶賛され、年間レビューランキングでも日本製アニメの中で3位の高評価でした。 それより評価が低い「竜とそばかすの姫」「漁港の肉子ちゃん」「アイの歌声を聴かせて」が続々とノミネートされました。 |
■選考から漏れた秀作アニメ ※歴代のアニメ賞→ 一覧表の上部に戻る↑ |
2022年 | ||
---|---|---|
部門 | 男女 | 受賞 |
新人俳優賞 | 男優 |
■参考:キネ旬ベスト ■その他の優秀新人 |
女優 |
■参考:キネ旬ベスト ■その他の優秀新人 ※歴代の新人俳優賞→ 一覧表の上部に戻る↑ |
2021年の日本アカデミー賞の受賞者の一覧です。
(※2021年の特集ページはこちら→)
「ミッドナイトスワン」が小規模の独立系作品ながら作品賞を受賞しました。 さらに、ミッドナイトスワン主演の草なぎ剛(元ジャニーズ)が主演男優賞を獲得しました。 ミッドナイトスワンは、一般の映画ファンから極めて高い評価を得ていました。世論の熱い声が、投票権を握る映画業界関係者を動かしたといえるでしょう。 とはいえ、それ以外の部門は、相変わらず松竹・東宝・東映に断然偏っていました。
作品賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞、監督賞、アニメ賞、新人賞、脚本賞
2021年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 |
「ミッドナイトスワン」
(配給:キノフィルムズ) 監督:内田英治 公開:2020年9月25日 予告編→ Amazon配信→ 有村昆の論評(動画)→ 草彅剛主演。独立系の映画としては唯一、ノミネートされた。 映画ファンによるレビュー集計では、2020年公開の実写映画の中で「37セカンズ」に次ぐトップ級の評価を得た。 商業的な面でも大成功。小規模公開からスタートし、口コミで評判が広がりロングランの大ヒットとなった。 |
■参考:キネ旬ベスト 1位: 「スパイの妻」 (ビターエンド) 予告編→ Amazon配信→ 黒沢清監督インタビュー(動画)→ 茂木健一郎の解説(動画)→ 2位: 「海辺の映画館―キネマの玉手箱」 (アスミック) 予告編→ Amazon配信→ 3位: 「朝が来る」 (キノ) 予告編→ Amazon配信→ ツッチさんの称賛動画→ 4位: 「アンダードッグ」 (東映ビデオ) 予告編→ 5位: 「本気のしるし」 (ラビットハウス) 予告編→ 主演・森崎ウィンと深田監督のインタビュー ※歴代の作品賞→ 一覧表の上部に戻る↑ |
主演男優賞 |
草彅剛
(くさなぎ・つよし) 「ミッドナイトスワン」 (キノフィルムズ) Amazon配信→ 本人の公式動画→ 作品一覧→ 草彅剛のミッドナイトスワンでの演技は、映画ファンの間では圧倒的に高い支持を得ました。 しかし、日本アカデミー賞の受賞争いでは、かつて所属していたジャニーズ事務所からの圧力が障壁になることが懸念されていました。 元スマップ3人(新しい地図)に対する排除圧力
ジャニーズ事務所を脱退した草なぎ氏ら元スマップの3人(新しい地図)は、
地上波テレビになかなか出演できないなど、芸能界で冷遇されてきました。
|
■参考:キネ旬ベスト 1位: 森山未來 「アンダードッグ」 (東映ビデオ) メイキング映像→ 2位: 草彅剛 「ミッドナイトスワン」 (キノ) 舞台挨拶→ 3位: 石橋蓮司 「一度も撃ってません」 (キノ) Amazon配信→ ※歴代の主演男優賞→ 一覧表の上部に戻る↑ |
主演女優賞 |
長澤まさみ
「MOTHER マザー」 (スターサンズ、角川) 舞台挨拶→ 作品一覧→ 前年の助演女優賞に続いて2年連続の賞獲得となりました。 水川あさみ事件
他の映画賞で連勝した水川あさみがノミネートされないという事件が起きました。
水川あさみは「喜劇 愛妻物語」(配給:バンダイナムコアーツ、キューテック)に出演。
「キネマ旬報ベストテン」「毎日映画コンクール」「ヨコハマ映画祭」などの主要アワードを次々と制しました。
|
■参考:キネ旬ベスト 1位: 水川あさみ 「喜劇 愛妻物語」 予告編→ Amazon配信→ (バンナム) ほか 2位: 蒼井優 「スパイの妻」 (ビターズエンド) Amazon配信→ 3位: 長澤まさみ 「マザー」 (スターサンズ、角川) ※歴代の主演女優賞→ 一覧表の上部に戻る↑ |
助演男優賞 |
渡辺謙
「Fukushima 50(フクシマフィフティ)」 (松竹、角川) 作品一覧→ 放射能事故を起こした東京電力の福島原発の所長を演じました。 |
■参考:キネ旬ベスト 1位: 宇野祥平 「本気のしるし」 (ラビットハウス) 「罪の声」 (東宝) ほか 2位(同点で2人): 津田寛治 「山中静夫氏の尊厳死」 (スーパービジョン等) 若葉竜也 「生きちゃった」 (フィルムランド) ほか ※歴代の助演男優賞→ 一覧表の上部に戻る↑ |
助演女優賞 |
黒木華
(くろき・はる) 「浅田家!」 (東宝) 作品一覧→ Amazon配信→ 他の映画賞で助演女優賞を総なめにしていた蒔田彩珠がノミネートから除外されました。
|
■参考:キネ旬ベスト 1位: 蒔田彩珠 「朝が来る」 (キノ) 予告編→ Amazon配信→ 2位: 浅田美代子 「朝が来る」 予告編→ (キノ) Amazon配信→ ※歴代の助演女優賞→ 一覧表の上部に戻る↑ |
監督賞 |
若松節朗
「Fukushima 50(フクシマフィフティ)」 (松竹、角川) 作品一覧→ |
■参考:キネ旬ベスト 1位: 大林宣彦 「海辺の映画館―キネマの玉手箱」 (アスミック) 2位: 河瀬直美 「朝が来る」 (キノ) Amazon配信→ 3位: 武正晴 「アンダードッグ」 (東映ビデオ) ※歴代の監督賞→ 一覧表の上部に戻る↑ |
アニメ作品賞 |
「鬼滅の刃(きめつのやいば)無限列車編」
予告編→ (配給:東宝、アニプレックス/製作:ユーフォーテーブル) (公開:2020年10月16日) 日本史上最高の映画館収入を記録した「鬼滅の刃(きめつのやいば)無限列車編」が受賞しました。
|
■参考:東京アニメアワードの作品賞■ 「劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン」 ※歴代のアニメ賞→ 一覧表の上部に戻る↑ |
新人俳優賞 |
■参考:キネ旬ベスト 【男優部門】 1位: 奥平大兼(だいけん) 「マザー」 (スターサンズ、角川) 2位: 宮沢永魚(ひお) 「his」 (ファントム) 3位: 下倉幹人(かんと) 「アイヌモシリ」 (太秦) 【女優部門】 1位: モトーラ世理奈 「風の電話」 (ブロードメディア・スタジオ) ほか 2位: 服部樹咲(みさき) 「ミッドナイトスワン」 (キノ) 3位: 小西桜子(さくらこ) 「初恋」(東映) 「ファンシー」 (日本出版販売)ほか 一覧表の上部に戻る↑ |
|
脚本賞 |
「罪の声」
野木亜紀子 (東宝) |
■キネ旬ベスト■ 1位: 「スパイの妻」 濱口竜介 野原位(ただし) 黒沢清 (ビターズ) Amazon配信→ 2位: 「アンダードッグ」 足立紳(しん) (東映ビデオ) 3位: 「喜劇 愛妻物語」 足立紳(しん) (バンナム、キューテック) 予告編→ Amazon配信→ 4位: 「37セカンズ」 HIKARI(ヒカリ) (エレファントハウス) ※歴代の脚本賞→ 一覧表の上部に戻る↑ |
様々なプレッシャーを受けながら、国家権力の暴走に警鐘を鳴らした「新聞記者」が堂々の作品賞。 さらに、俳優がなかなか見つからないなか、出演を引き受けた主役2人が、主演女優賞と主演男優賞をダブル受賞した。
2020年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 |
「新聞記者」
(配給:スターサンズ、イオン) 予告編→ Amazonビデオ→ 興行収入:5.5億円 国家権力の闇に迫るサスペンス映画。 東京新聞の望月衣塑子(いそこ)記者の著書「新聞記者」を原案としている。 権力批判の報道を抑え込もうとする動きや風潮が強まるなか、映画人・言論人としての良識を貫いた製作姿勢が、高い評価を得た。 |
■参考:キネマ旬報のベスト■
※歴代の作品賞→ |
主演男優賞 |
松坂桃李(まつざか・とおり) 「新聞記者」 (配給:スターサンズ、イオン) 作品一覧→ |
■参考:キネマ旬報の受賞者■ 池松壮亮 「宮本から君へ」(スターサンズ、KADOKAWA) 作品一覧→ ※歴代の主演男優賞→ |
主演女優賞 |
シム・ウンギョン 「新聞記者」 (スターサンズ、イオン) 作品一覧→ |
■参考:キネマ旬報の受賞者■ 瀧内公美(たきうち・くみ) 「火口のふたり」(ファントム・フィルム) 作品一覧→ ※歴代の主演女優賞→ |
助演男優賞 |
吉沢亮
「キングダム」 (東宝、ソニー) 作品一覧→ |
■参考:キネマ旬報の受賞者■ 成田凌 「愛がなんだ」(エレファントハウス)、「さよならくちびる」(ギャガ)ほか 作品一覧→ ※歴代の助演男優賞→ |
助演女優賞 |
長澤まさみ
「キングダム」 (東宝、ソニー) 作品一覧→ |
■参考:キネマ旬報の受賞者■ 池脇千鶴 「半世界」(キノフィルムズ) 作品一覧→ ※歴代の助演女優賞→ |
監督賞 |
武内英樹 「翔んで埼玉」 (東映) 作品一覧→ |
■参考:キネマ旬報の受賞者■ 白石和彌 「ひとよ」(日活)、「凪待ち」(キノフィルムズ)、「麻雀放浪記2020」(東映) 作品一覧→ ※歴代の監督賞→ |
アニメ作品賞 |
「天気の子」
予告編→ Amazon(ブルーレイ)→ (配給:東宝) |
※歴代のアニメ賞 |
脚本賞 |
「翔んで埼玉」 (東映) 徳永友一 |
■参考:キネマ旬報の受賞者■ 阪本順治 「半世界」(キノフィルムズ) |
外国作品賞 |
「ジョーカー」 (公開:2019年10月) 予告編→ 字幕版(Amazon)→ 吹替版(Amazon)→ |
※歴代の外国作品賞→ |
| 2019 | 2018 | 2017 | 2016 | 2015 | 2014 | 2013 | 2012 | 2011 | 2010 |
2019年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 |
「万引き家族」
(配給:ギャガ) 監督:是枝裕和 おばあちゃん(樹木希林さん)の年金を頼りに、子どもに万引させながら暮らす貧しい一家の日常や秘密を描き、家族のつながりや社会のありようを問い掛ける。 カンヌ国際映画祭において、日本映画で史上5作目となる最高賞(パルムドール)を受賞した。アカデミー賞の国際映画賞にもノミネートされた。 是枝監督が脚本と編集も手がけた。家族のアンサンブル演技も見事。 【あらすじ】高層マンションのはざまに取り残された古い民家。治(リリー・フランキー)と信代(安藤サクラ)夫婦、息子の祥太(城桧吏(じょうかいり))、信代の妹の亜紀(松岡茉優)は、家主の初枝(樹木希林)の家と年金を頼りに、一緒に暮らしていた。 足りない生活費は万引で補う。家の中は乱雑。最底辺の暮らしといえるが、家族は笑いの絶えない日々を送っていた。ところが、ある冬の夜、治と祥太は、近くの団地1階のベランダでふるえ続ける幼女を見つける。連れ帰った幼女の身の上を知った信代は、育てる決意をする。 しかし、ある事件をきっかけに家族は引き裂かれ、それぞれが抱える秘密が明かされていく-。 動画配信(Amazon)→ |
■参考:キネ旬作品賞 「万引き家族」 (配給:ギャガ) 歴代の受賞作→ |
主演男優賞 |
役所広司 「孤狼の血」 作品一覧→ |
歴代の受賞者→ |
主演女優賞 |
安藤サクラ 「万引き家族」 作品一覧→ |
歴代の受賞者→ |
助演男優賞 |
松坂桃李 「孤狼の血」 作品一覧→ |
歴代の受賞者→ |
助演女優賞 |
樹木希林 「万引き家族」 作品一覧→ |
歴代の受賞者→ |
監督賞 |
是枝裕和 「万引き家族」 作品一覧→ |
歴代の受賞者→ |
アニメ作品賞 |
「未来のミライ」 予告編(Amazon)→ |
歴代の受賞作→ |
脚本賞 |
「万引き家族」 是枝裕和 |
歴代の受賞者→ |
2018年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 |
「三度目の殺人」
(配給:東宝、ギャガ) 監督:是枝裕和 動画配信(Amazon)→ |
■参考:キネ旬作品賞 「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」 (配給:東京テアトル、リトルモア) |
アニメ作品賞 |
「夜は短し歩けよ乙女」 予告編(Amazon)→ |
|
主演男優賞 | 菅田将暉 「あゝ、荒野 前篇」 予告編「Amazon」→ 作品一覧→ |
|
主演女優賞 | 蒼井優 「彼女がその名を知らない鳥たち」 予告編「Amazon」→ 作品一覧→ |
|
助演男優賞 | 役所広司 「三度目の殺人」 予告編「Amazon」→ |
|
助演女優賞 | 広瀬すず 「三度目の殺人」 予告編「Amazon」→ 作品一覧→ |
|
監督賞 | 是枝裕和 「三度目の殺人」 予告編「Amazon」→ 作品一覧→ |
|
脚本賞 | 是枝裕和 (三度目の殺人) 予告編(Amazon)→ |
|
外国作品賞 | 「ラ・ラ・ランド」 予告編(Amazon)→ |
|
2017年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「シン・ゴジラ」
(配給:東宝) 監督:庵野秀明 動画配信(Amazon)→ U-NEXT→ |
■参考:キネ旬作品賞 「この世界の片隅に」 (配給:東京テアトル) |
アニメ作品賞 | 「この世界の片隅に」 予告編(Amazon)→ |
|
監督賞 | 庵野秀明、樋口真嗣 (シン・ゴジラ) |
|
主演男優賞 | 佐藤浩市 (64-ロクヨン-前編) |
|
主演女優賞 | 宮沢りえ (湯を沸かすほどの熱い愛) |
|
助演男優賞 | 妻夫木聡 (怒り) |
|
助演女優賞 | 杉咲花 (湯を沸かすほどの熱い愛) |
|
脚本賞 | 新海誠 (君の名は。) |
|
2016年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「海街diary(うみまちダイアリー)」
(配給:東宝、ギャガ) 監督:是枝裕和 動画配信(Amazon)→ U-NEXT→ 是枝裕和監督。静かに展開が進む家族ドラマ。人の優しさを描いた。美談。淡い色の水彩画のような作品。 |
■参考:キネ旬作品賞 「恋人たち」 (配給:松竹ブロードキャスティング、アーク・フィルムズ) |
アニメ作品賞 | 「バケモノの子」 予告編(Amazon)→ |
|
監督賞 | 是枝裕和 (海街diary) |
|
主演男優賞 | 二宮和也 (母と暮せば) |
|
主演女優賞 | 安藤サクラ (百円の恋) |
|
助演男優賞 | 本木雅弘 (日本のいちばん長い日) |
|
助演女優賞 | 黒木華 (母と暮せば) |
|
脚本賞 | 足立紳 (百円の恋) |
|
2015年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「永遠の0」
(配給:東宝) 監督:山崎貴(やまざき・たかし) 予告編→ |
■参考:キネ旬作品賞 「そこのみにて光輝く」 (配給:東京テアトル、函館シネマアイリス) |
アニメ作品賞 | 「STAND BY ME ドラえもん」 予告編(Amazon)→ |
|
監督賞 | 山崎貴 (永遠の0) |
|
主演男優賞 | 岡田准一 (永遠の0) |
|
主演女優賞 | 宮沢りえ (紙の月) |
|
助演男優賞 | 岡田准一 (蜩ノ記) |
|
助演女優賞 | 黒木華 (小さいおうち) |
|
脚本賞 | 土橋章宏 (超高速!参勤交代) |
|
2014年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「舟を編む」
(配給:松竹、アスミック・エース) 監督:石井裕也 動画配信(Amazon)→ Netflix→ U-NEXT→ |
■参考:キネ旬作品賞 「ペコロスの母に会いに行く」 (配給:東風) |
アニメ作品賞 | 「風立ちぬ」 Amazon→ |
|
監督賞 | 石井裕也 (舟を編む) |
|
主演男優賞 | 松田龍平 (舟を編む) |
|
主演女優賞 | 真木よう子 (さよなら渓谷) |
|
助演男優賞 | リリー・フランキー (そして父になる) |
|
助演女優賞 | 真木よう子 (そして父になる) |
|
脚本賞 | 渡辺謙作 (舟を編む) |
|
2013年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 |
「桐島、部活やめるってよ」
(配給:ショウゲート) 監督:吉田大八 動画配信(Amazon)→ |
■参考:キネ旬作品賞 「かぞくのくに」 (配給:スターサンズ) |
監督賞 | 吉田大八 (桐島、部活やめるってよ) |
|
主演男優賞 | 阿部寛 (テルマエ・ロマエ) |
|
主演女優賞 | 樹木希林 (わが母の記) |
|
助演男優賞 | 大滝秀治 (あなたへ) |
|
助演女優賞 | 余貴美子 (あなたへ) |
|
脚本賞 | 内田けんじ (鍵泥棒のメソッド) |
|
2012年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 |
「八日目の蝉(せみ)」
(配給:松竹) 監督:成島出(なるしま・いずる) 動画配信(Amazon)→ Netflix→ U-NEXT→ |
■参考:キネ旬作品賞 「一枚のハガキ」 (配給:東京テアトル) |
アニメ作品賞 | 「コクリコ坂から」 Amazon→ |
|
監督賞 | 成島出 (八日目の蝉) |
|
主演男優賞 | 原田芳雄 (大鹿村騒動記) |
|
主演女優賞 | 井上真央 (八日目の蝉) |
|
助演男優賞 | でんでん (冷たい熱帯魚) |
|
助演女優賞 | 永作博美 (八日目の蝉) |
|
脚本賞 | 奥寺佐渡子 (八日目の蝉) |
|
2011年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 |
「告白」
(配給:東宝) 監督:中島哲也 動画配信(Amazon)→ Netflix→ 「私の娘は事故死ではない。このクラスの生徒に殺された」。中学の女性教師の衝撃的な告白で幕を開けるサスペンス。 本屋大賞を受賞した湊かなえの同名小説を、「下妻物語」などの異才・中島哲也監督が映像化した。 |
■参考:キネ旬作品賞 「悪人」 (配給:東宝) |
アニメ作品賞 | 「借りぐらしのアリエッティ」 Amazon→ |
|
監督賞 | 中島哲也 (告白) |
|
主演男優賞 | 妻夫木聡 (悪人) |
|
主演女優賞 | 深津絵里 (悪人) |
|
助演男優賞 | 柄本明 (悪人) |
|
助演女優賞 | 樹木希林 (悪人) |
|
脚本賞 | 中島哲也 (告白) |
|
2010年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 |
「沈まぬ太陽」
(配給:東宝) 監督:若松節朗 予告編→ |
■参考:キネ旬作品賞 「ディア・ドクター」 (配給:エンジンフイルム、アスミック・エース) |
アニメ作品賞 | 「サマーウォーズ」 予告編(Amazon)→ |
|
監督賞 | 木村大作 (劔岳 点の記) |
|
主演男優賞 | 渡辺謙 (沈まぬ太陽) |
|
主演女優賞 | 松たか子 (ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~) |
|
助演男優賞 | 香川照之 (劔岳 点の記) |
|
助演女優賞 | 余貴美子 (ディア・ドクター) |
|
脚本賞 | 西川美和 (ディア・ドクター) |
|
2009年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「おくりびと」
(配給:松竹) 監督:滝田洋二郎 動画配信(Amazon)→ |
■参考:キネ旬作品賞 「おくりびと」 (配給:松竹) |
アニメ作品賞 | 「崖の上のポニョ」 Amazon→ |
|
監督賞 | 滝田洋二郎 (おくりびと) |
|
主演男優賞 | 本木雅弘 (おくりびと) |
|
主演女優賞 | 木村多江 (ぐるりのこと。) |
|
助演男優賞 | 山﨑努 (おくりびと) |
|
助演女優賞 | 余貴美子 (おくりびと) |
|
脚本賞 | 小山薫堂 (おくりびと) |
|
2008年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」
(配給:松竹) 監督:松岡錠司 動画配信(Amazon)→ |
■参考:キネ旬作品賞 「それでもボクはやってない」 (配給:東宝) |
アニメ作品賞 | 「鉄コン筋クリート」 Amazon→ |
|
監督賞 | 松岡錠司 (東京タワー オカンとボクと、時々、オトン) |
|
主演男優賞 | 吉岡秀隆 (ALWAYS 続・三丁目の夕日) |
|
主演女優賞 | 樹木希林 (東京タワー オカンとボクと、時々、オトン) |
|
助演男優賞 | 小林薫 (東京タワー オカンとボクと、時々、オトン) |
|
助演女優賞 | もたいまさこ (それでもボクはやってない) |
|
脚本賞 | 松尾スズキ (東京タワー オカンとボクと、時々、オトン) |
|
2007年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「フラガール」
(配給:シネカノン) 監督:李相日 Netflix→ 李相日(リ・サンイル)監督。 2000年代の日本映画界を盛り上げた独立系映画会社シネカノンの最大のヒット作。 1965年の福島の炭鉱の町が舞台。 石炭産業の衰退とともに危機に直面する地域だ。 閉鎖される石炭にかわって、ハワイをテーマにしたレジャー施設の建設が計画される。 今も実在するレジャー施設「常磐ハワイアンセンターオープン」までの実話がモデル。 |
■参考:キネ旬作品賞 「フラガール」 (配給:シネカノン) |
アニメ作品賞 | 「時をかける少女」 予告編(Amazon)→ |
|
監督賞 | 李相日 (フラガール) |
|
主演男優賞 | 渡辺謙 (明日の記憶) |
|
主演女優賞 | 中谷美紀 (嫌われ松子の一生) |
|
助演男優賞 | 笹野高史 (武士の一分) |
|
助演女優賞 | 蒼井優 (フラガール) |
|
脚本賞 | 李相日/羽原大介 (フラガール) |
|
2006年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「ALWAYS 三丁目の夕日」
(配給:東宝) 監督:山崎貴 動画配信(Amazon)→ U-NEXT→ |
■参考:キネ旬作品賞 「パッチギ」 (配給:シネカノン) |
監督賞 | 山崎貴 (ALWAYS 三丁目の夕日) |
|
主演男優賞 | 吉岡秀隆 (ALWAYS 三丁目の夕日) |
|
主演女優賞 | 吉永小百合 (北の零年) |
|
助演男優賞 | 堤真一 (ALWAYS 三丁目の夕日) |
|
助演女優賞 | 薬師丸ひろ子 (ALWAYS 三丁目の夕日) |
|
脚本賞 | 山崎貴/古沢良太 (ALWAYS 三丁目の夕日) |
|
2005年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「半落ち」
(配給:東映) 監督:佐々部清 Netflix→ U-NEXT→ |
■参考:キネ旬作品賞 「誰も知らない」 (配給:シネカノン) |
監督賞 | 崔洋一 (血と骨) |
|
主演男優賞 | 寺尾聰 (半落ち) |
|
主演女優賞 | 鈴木京香 (血と骨) |
|
助演男優賞 | オダギリ・ジョー (血と骨) |
|
助演女優賞 | 長澤まさみ (世界の中心で、愛をさけぶ) |
|
脚本賞 | 矢口史靖 (スウィングガールズ) |
|
2004年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「壬生義士伝」
(配給:松竹) 監督:滝田洋二郎 Netflix→ U-NEXT→ |
■参考:キネ旬作品賞 「美しい夏キリシマ」 (配給:パンドラ) |
監督賞 | 森田芳光 (阿修羅のごとく) |
|
主演男優賞 | 中井貴一 (壬生義士伝) |
|
主演女優賞 | 寺島しのぶ (赤目四十八瀧心中未遂) |
|
助演男優賞 | 佐藤浩市 (壬生義士伝) |
|
助演女優賞 | 深津絵里 (阿修羅のごとく) |
|
脚本賞 | 筒井ともみ (阿修羅のごとく) |
|
2003年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「たそがれ清兵衛」
(配給:松竹) 監督:山田洋次 動画配信(Amazon)→ U-NEXT→ |
■参考:キネ旬作品賞 「たそがれ清兵衛」 (配給:松竹) |
監督賞 | 山田洋次 (たそがれ清兵衛) |
|
主演男優賞 | 真田広之 (たそがれ清兵衛) |
|
主演女優賞 | 宮沢りえ (たそがれ清兵衛) |
|
助演男優賞 | 田中泯 (たそがれ清兵衛) |
|
助演女優賞 | 北林谷栄 (阿弥陀堂だより) |
|
脚本賞 | 山田洋次/朝間義隆 (たそがれ清兵衛) |
|
2002年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「千と千尋の神隠し」
(配給:東宝、スタジオジブリ) 監督:宮崎駿 Tsutaya→ ※参照:プレナス投資顧問 口コミ |
■参考:キネ旬作品賞 「GO」 (配給:東映) |
監督賞 | 行定勲 (GO) |
|
主演男優賞 | 窪塚洋介 (GO) |
|
主演女優賞 | 岸惠子 (かあちゃん) |
|
助演男優賞 | 山崎努 (GO) |
|
助演女優賞 | 柴咲コウ (GO) |
|
脚本賞 | 宮藤官九郎 (GO) |
|
2001年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「雨あがる」
(配給:東宝、アスミック・エース) 監督:小泉堯史(こいずみ・たかし) 動画配信(Amazon)→ U-NEXT→ |
■参考:キネ旬作品賞 「顔」 (配給:東京テアトル、セディック・インターナショナル) |
監督賞 | 阪本順治 (顔) |
|
主演男優賞 | 寺尾聰 (雨あがる) |
|
主演女優賞 | 吉永小百合 (長崎ぶらぶら節) |
|
助演男優賞 | 佐藤浩市 (ホワイトアウト) |
|
助演女優賞 | 原田美枝子 (雨あがる) |
|
脚本賞 | 黒澤明 (雨あがる) |
|
2000年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「鉄道員(ぽっぽや)」
(配給:東映) 監督:降旗康男 動画配信(Amazon)→ |
■参考:キネ旬作品賞 「あ、春」 (配給:松竹) |
監督賞 | 降旗康男 (鉄道員(ぽっぽや)) |
|
主演男優賞 | 高倉健 (鉄道員(ぽっぽや)) |
|
主演女優賞 | 大竹しのぶ (鉄道員(ぽっぽや)) |
|
助演男優賞 | 小林稔侍 (鉄道員(ぽっぽや)) |
|
助演女優賞 | 岸本加世子 (菊次郎の夏) |
|
脚本賞 | 岩間芳樹/降旗康男 (鉄道員(ぽっぽや)) |
|
1999年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「愛を乞うひと」
監督:平山秀幸 予告編(Amazon)→ |
■参考:キネ旬作品賞 「HANA-BI」 (配給:日本ヘラルド映画) |
監督賞 | 平山秀幸 (愛を乞うひと) |
|
主演男優賞 | 柄本明 (カンゾー先生) |
|
主演女優賞 | 原田美枝子 (愛を乞うひと) |
|
助演男優賞 | いかりや長介 (踊る大捜査線) |
|
助演女優賞 | 麻生久美子 (カンゾー先生) |
|
脚本賞 | 鄭義信 (愛を乞うひと) |
|
1998年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「もののけ姫」
監督:宮崎駿 Amazon→ |
■参考:キネ旬作品賞 「うなぎ」 (配給:松竹) |
監督賞 | 今村昌平 (うなぎ) |
|
主演男優賞 | 役所広司 (うなぎ) |
|
主演女優賞 | 黒木瞳 (失楽園) |
|
助演男優賞 | 西村雅彦 (ラヂオの時間) |
|
助演女優賞 | 倍賞美津子 (うなぎ) |
|
脚本賞 | 三谷幸喜 (ラヂオの時間) |
|
1997年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「Shall We ダンス?」
監督:周防正行 予告編(Amazon)→ |
■参考:キネ旬作品賞 「Shall We ダンス?」 (配給:東宝) |
監督賞 | 周防正行 (Shall we ダンス?) |
|
主演男優賞 | 役所広司 (Shall we ダンス?) |
|
主演女優賞 | 草刈民代 (Shall we ダンス?) |
|
助演男優賞 | 竹中直人 (Shall we ダンス?) |
|
助演女優賞 | 渡辺えり子 (Shall we ダンス?) |
|
脚本賞 | 周防正行 (Shall we ダンス?) |
|
1996年 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | ノミネート |
作品賞 | 「午後の遺言状」
監督:新藤兼人 Amazon→ |
■参考:キネ旬作品賞 「午後の遺言状」 (配給:日本ヘラルド映画) |
監督賞 | 新藤兼人 (午後の遺言状) |
|
主演男優賞 | 三國連太郎 (三たびの海峡) |
|
主演女優賞 | 浅野ゆう子 (藏) |
|
助演男優賞 | 竹中直人 (EAST MEETS WEST) |
|
助演女優賞 | 乙羽信子 (午後の遺言状) |
|
脚本賞 | 新藤兼人 (午後の遺言状) |
|