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2020年代

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2024年(第46回)

2024年 | 2023年↓

 2024年の全部門・詳細はこちら→→


作品賞主演男優賞主演女優賞助演男優賞助演女優賞新人賞監督賞脚本賞アニメ賞

部門 受賞 ノミネート
▼「ゴジラ」が最多8部門受賞▼
作品賞 「ゴジラ-1.0」

ゴジラ-1.0

 監督:山崎貴

(配給:東宝)

ゴジラ70周年企画。視覚効果を得意とする山崎貴監督の集大成。CG(コンピューター・グラフィクス)によって描いたゴジラは、重厚感がたっぷり。迫ってくるときの凄みに加えて、元祖ゴジラを想起させる質感や形も称賛された。

日本以上にアメリカで大ヒットし、実写邦画として米国興行収入の新記録を樹立。アカデミー賞視覚効果賞にノミネートされた。
説明へ
  • 「パーフェクト・デイズ」
    パーフェクト・デイズ
     監督:ビム・ベンダース
    (配給:ビターズ・エンド)
    東京都心の公衆トイレの清掃業務に従事する初老男性の物語。 黙々と働く職業人の日常生活を、静かに追う。
    続きを開く▼ 「ベルリン・天使の詩」「パリ、テキサス」など数々の名作を送り出してきたドイツの巨匠、ビム・ベンダース監督が、東京の心象風景を美しく味わい深く表現した。ストーリーらしきものがなく会話も非常に少ないが、主人公の生き様とその描き方が世界から共感を得た。
    アカデミー賞の国際映画賞にノミネートされた。 主演の役所広司がカンヌ国際映画祭で男優賞を獲得。
    ユニクロのオーナー社長の息子・柳井康治氏がプロデューサーを務めた。
    東京都渋谷区内に斬新な公共トイレを17カ所設置するという日本財団のプロジェクトの一環としてつくられた。 当初は短編映画として企画され、 親日家として知られるベンダース監督にオファーしたところ、快諾。 「どうせなら長編で」という話になり、 ベンダース氏と広告作家・高崎卓馬氏(電通)が共同で脚本を書いた。 ベンダーズ監督が敬愛してやまないで巨匠・小津安二郎氏へのオマージュに満ちている。


  • 「福田村事件」
    福田村事件
     監督:森達也
    (配給:太秦)
    関東大震災の5日後の1923年9月6日、香川県から薬の行商で福田村(現:千葉県野田市)を訪れていた男女15人が地元の自警団に襲われ、幼児や妊婦を含む9人が殺害された事件が題材。「朝鮮人が井戸に毒を入れた」などのデマが飛び交う中で起きた集団凶行を、ドキュメンタリー専門の森達也監督や名脚本家・荒井晴彦らがドラマ化。全国のミニシアターを中心に上映され、ロングランのヒットとなった。


  • 「怪物」
    怪物
     監督:是枝裕和
    (配給:東宝、ギャガ)
    小学生の息子の行動に不気味な変化を感じた母親が教師と対峙するサスペンス系ドラマ。3部構成になっており、一つの事件を3つの異なる視点で描く。細密な筋書きとトリッキーなストーリー構造によって、観客の感情移入を揺さぶる。
    続きを開く▼

    名匠・是枝裕和監督の17作目の長編映画。 是枝監督は2018年の「万引き家族」でカンヌ国際映画祭の最高賞(パルムドール)を獲り、アカデミー賞の国際映画賞にもノミネート。 その後、フランスと韓国でそれぞれ映画を1本撮り、久しぶりの邦画となった。

    今作のポイントは、脚本を坂元裕二が書いたこと。坂元氏は過去30年以上にわたって卓越したシナリオ筆力で日本のお茶の間を楽しませてきた和製ドラマ界のナンバー1ライター。2021年には、映画「花束みたいな恋をした」の脚本を手掛け、全国の劇場を感動で包んだ。

    是枝監督はデビュー作以外はすべて自分の脚本で映画を撮ってきた。もし他の人の脚本で映画をつくるなら「坂元さんしかいない」と語るなど、大のお気に入りだった。

    東宝の名プロデューサー・川村元気らの橋渡しによって、是枝&坂元という夢のタッグが実現。カンヌ国際映画祭で見事に脚本賞を受賞した。

    ちなみに映画「花束みたいな恋をした」は、コロナ禍にもかかわらず、38億円の興行収入を稼いだ。口コミで高評価が伝わり、ロングランになった結果だった。「東京テアトル」と「リトルモア」という独立系配給会社の作品であり、かつ、完全なオリジナル作品としては、極めて異例の成功だった。何よりも坂元氏による台本が輝いた。

    故・坂本龍一によって作曲され、演奏された、悲しげで繊細なサウンドトラックも至宝。書き下ろしは2曲。それ以外は、過去の作品から編成された。

    ロケ地である長野県諏訪市の湖畔の景色も見事に使われている。


  • 「こんにちは、母さん」
     監督:山田洋次
    (配給:松竹)


 ※キネ旬の作品賞(2024)→

 ※歴代の作品賞→

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俳優4部門

主演男優賞主演女優賞助演男優賞助演女優賞

部門 受賞 ノミネート
▼鈴木も名演だったが、
今回の役所は歴史的な別格▼
主演男優賞 役所広司

「パーフェクト・デイズ」
(配給:ビターズ・エンド)

役所広司

東京都心の公衆トイレの清掃業務に従事する初老男性を演じた。 ほとんどセリフがないが、表情と身ぶりで主人公の生きざまを伝え、カンヌ国際映画祭の男優賞に輝いた。

1956年元旦、長崎県諫早市生まれ。高校卒業を機に、「一度東京に住んでみたい」と上京。東京都の千代田区役所に就職した。東京暮らしでは、ラッシュアワーの満員電車で人を押しのけたり、逆に押されたりするのが苦手で、乗るたびに気持ちが悪くなったという。

転機は20歳。配属先の土木部道路課の先輩から、仲代達矢氏の芝居の券をもらった。舞台と客席の一体感に感動し、演劇をよく見に行くようになる。

1978年に仲代氏主宰の「無名塾」に入塾。200倍の競争率という入塾テストを勝ち抜いた。役者にならなかったら、いずれ長崎に帰って、知人の建設会社で働くつもりだったという。

1983年のNHK大河ドラマ「徳川家康」で織田信長役に抜擢。1995年の映画「KAMIKAZE TAXI」で毎日映画コンクール主演男優賞を受賞した。

1996年の主演作「Shall we ダンス?」がアメリカでもヒット。 1997年に主演した「うなぎ」がカンヌ国際映画祭で最高賞(パルム・ドール)を獲得し、国際的にも一流の俳優として認識されるようになった。
  • 鈴木亮平
    「エゴイスト」
    (配給:東京テアトル)
    鈴木亮平


  • 阿部サダヲ
    「シャイロックの子供たち」
    (配給:松竹)


  • 水上恒司
    「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」
    (配給:松竹)


  • 神木隆之介
    「ゴジラ-1.0」
    (配給:東宝)


 ※キネ旬の主演男優賞(2024)→

 ※歴代の主演男優賞→

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▼安藤が助演とのダブル受賞▼
主演女優賞 安藤サクラ

「怪物」
(配給:東宝、ギャガ)

安藤サクラ

他の映画賞では無冠

助演とのダブル受賞。本年度は他の映画賞では受賞ゼロだったが、大手映画会社が有利という日アカの特殊性もあり、10年ぶりのダブル受賞となった。
<主演女優賞争い>
受賞者
キネ旬ベスト 趣里(しゅり)
「ほかげ」
毎日コン 杉咲花
「市子」
日刊スポ賞 松岡茉優
「愛にイナズマ」
ヨコハマ映画祭 黒木華
「せかいのおきく」

岸井ゆきの
「ケイコ 目を澄ませて」
  • 杉咲花(すぎさき・はな)
    「市子」
    (配給:ハピネットファントム)
    杉咲花


  • 吉永小百合
    「こんにちは、母さん」
    (配給:松竹)


  • 綾瀬はるか
    「リボルバー・リリー」
    (配給:東映)


  • 浜辺美波
    「ゴジラ-1.0」
    (配給:東宝)


 ※キネ旬の主演女優賞(2024)→

 ※歴代の主演女優賞→

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▼賞レース独走の磯村が当然の受賞▼
助演男優賞 磯村勇斗(はやと)

「月」
(配給:スターサンズ)

磯村勇斗

映画愛に満ちた若手きっての実力派。 カメレオンのようにどんな役柄にも変身できる。 前年の「PLAN 75」では日アカに冷遇されたが、 今回の名演はさすがに無視できなかった。
  • 加瀬亮
    「首」
    (配給:角川、東宝)


  • 伊藤健太郎
    「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」
    (配給:松竹)


  • 大泉洋
    「こんにちは、母さん」
    (配給:松竹)


  • 菅田将暉
    「銀河鉄道の父」
    (配給:キノフィルムズ)


 ※キネ旬の助演男優賞(2024)→

 ※歴代の助演男優賞→

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▼賞レース独走の二階堂(月)を排除▼
助演女優賞 安藤サクラ

「ゴジラ-1.0」
(配給:東宝)

安藤サクラ

■ 二階堂ふみを排除

助演女優賞レースのトップを走っていた二階堂ふみ(独立系「月」出演)が、日アカではノミネートすらされませんでした。一方、安藤サクラ(東宝)は助演では賞レースに絡んでいませんでした。このほか、上戸彩や永野芽郁ら松竹からのノミネート組も賞レースとほぼ無縁でした。

<助演女優賞争い>
二階堂ふみ 安藤サクラ 上戸彩 永野芽郁
キネ旬ベストテン 受賞 × × ×
日刊スポーツ映画賞 受賞 × × ×
報知映画賞 受賞 × × ノミネート
毎日映画コンクール ノミネート × × ×
日本アカデミー賞 × 受賞 ノミネート ノミネート
※「×」印=ノミネートされず
  • 上戸彩
    「シャイロックの子供たち」
    (配給:松竹)


  • 永野芽郁
    「こんにちは、母さん」
    (配給:松竹)


  • 松坂慶子
    「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」
    (配給:松竹)


  • 浜辺美波
    「シン・仮面ライダー」
    (配給:東映)


 ※キネ旬の助演女優賞(2024)→

 ※歴代の助演女優賞→

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新人俳優賞

新人俳優賞はノミネートのみを選出して終了となる。

男優女優

部門 男女 受賞
▼答えは「キネ旬ベスト」で確認▼
新人俳優賞 男優
  • 柊木陽太(ひいらぎ・ひなた)
    「怪物」
    (配給:東宝、ギャガ)
    柊木陽太


  • 黒川想矢
    「怪物」
    (配給:東宝、ギャガ)


  • 市川染五郎
    「レジェンド&バタフライ」
    (配給:東映)


  • 高橋文哉
    「交換ウソ日記」
    (配給:松竹)



  • ▼参考:
    キネ旬ベストテン
  • 1位: 塚尾桜雅(おうが)
     塚尾桜雅
    「ほかげ」
    (配給:新日本映画社)

  • 2位: 柊木陽太(ひいらぎ・ひなた)
     柊木陽太
    「怪物」
    (配給:東宝、ギャガ)
    「1秒先の彼」
    (配給:ビターズ・エンド)

  • 3位(同点で2人) アフロ
    ※ラップグループ「MOROHA」のメンバー
    「さよなら ほやマン」
    (配給:東宝、角川)

  • 黒川想矢(そうや)
    「怪物」
    (配給:東宝、ギャガ)

  • 5位: 池川侑希弥(ゆきや)
    「雑魚どもよ、大志を抱け!」
    (配給:東映ビデオ)
女優
  • アイナ・ジ・エンド
    「キリエのうた」
    (配給:東映)
    アイナ・ジ・エンド


  • 原菜乃華
    「ミステリと言う勿れ」
    (配給:東宝)


  • 桜田ひより
    「交換ウソ日記」
    (配給:松竹)


  • 福原遥
    「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」
    (配給:松竹)



  • ▼参考:
    キネ旬ベストテン
  • 1位: アイナ・ジ・エンド
     アイナ・ジ・エンド
    「キリエのうた」
    (配給:東映)

  • 2位: 山﨑七海
    「渇水」
    (配給:角川)

  • 3位: 花瀬琴音
    「遠いところ」
    (配給:ラビットハウス)

  • 4位(同点で3人) 呉城(くれしろ)久美
    「さよなら ほやマン」
    (配給:東宝、角川)

  • サリngROCK(サリングロック)
    「BAD LANDS(バッド・ランズ)」
    (配給:東映、ソニー)

  • 當真(とうま)あみ
    「水は海に向かって流れる」
    (配給:ハピネットファントム)


 ※歴代の新人俳優賞→

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監督賞・脚本賞

監督賞脚本賞

部門 受賞 ノミネート
▼ベンダースの作家性と日本映画愛の大勝利▼
監督賞 ビム・ベンダース

「パーフェクト・デイズ」
(配給:ビターズ・エンド)

パーフェクト・デイズ
  • 森達也
    「福田村事件」
    (配給:太秦)
    福田村事件


  • 山崎貴
    「ゴジラ-1.0」
    (配給:東宝)


  • 是枝裕和
    「怪物」
    (配給:東宝、ギャガ)


  • 成田洋一
    「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」
    (配給:松竹)


 ※歴代の監督賞→

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▼福田村、受賞ならず▼
脚本賞 「ゴジラ-1.0」

 山崎貴

ゴジラ-1.0

(配給:東宝)
  • 「福田村事件」
     佐伯俊道、井上淳一、荒井晴彦
    (配給:太秦)
    福田村事件


  • 「シャイロックの子供たち」
     ツバキミチオ
    (配給:松竹)


  • 「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」
     山浦雅大、成田洋一
    (配給:松竹)


  • 「こんにちは、母さん」
     山田洋次、朝原雄三
    (配給:松竹)


 ※歴代の脚本賞→

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アニメ賞

部門 受賞 ノミネート
▼秀作ぞろいだが、輸出競争力で「君たち」に軍配▼
アニメ賞 「君たちはどう生きるか」

君たちはどう生きるか

 監督:宮崎駿

 制作:ジブリ

(配給:東宝)

ジブリの宮崎駿監督(公開時82歳)の10年ぶりの新作。 2013年の「風立ちぬ」を最後に引退すると表明していたが、2016年にこれを撤回し、製作に臨んだ。

作画開始から完成まで異例の7年という長期間を費やし、マイペースで丹念に作り上げた。 絵のクオリティの高さは健在。 人物などの滑らかな動きや美しい背景美術など、視覚的な味わいに満ちている。

ドラマ兼ファンタジー。戦時下の日本を舞台に、少年の葛藤、異世界への冒険、成長が描かれる。
  • 「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」
    鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎
    (配給:東映)


  • 「BLUE GIANT(ブルー・ジャイアント)」
    BLUE GIANT
    (配給:東宝)


  • 「窓ぎわのトットちゃん」
    窓ぎわのトットちゃん
    (配給:東宝)


  • 「名探偵コナン 黒鉄の魚影」
    (配給:東宝)


 ※歴代のアニメ賞→

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2023年(第46回)

2024年↑ | 2023年 | 2022年↓

国内の主要映画賞を席巻した「ケイコ 目を澄(す)ませて」が作品賞などで候補入りせず、主演女優賞のみのノミネート。同じく主演男優部門で圧勝していた沢田研二(土を喰らう十二ヵ月)も、完全に無視されました。結果は、松竹の「ある男」が8冠、独立系の「ケイコ」が1冠に終わりました。授賞式は3月10日でした。

 2023年の全部門・詳細はこちら→→


作品賞主演男優賞主演女優賞助演男優賞助演女優賞監督賞アニメ賞新人賞

2023年
部門 受賞 ノミネート
▼賞レース連勝の「ケイコ」が候補外に▼
作品賞 「ある男」

ある男

 配給:松竹

 監督:石川慶

※謎多き夫の「正体」を、妻とその弁護士が探る社会派ミステリー。大手の作品のわりに作家性に富んでおり、批評家から高い評価を獲得。キネマ旬報ベストテンで「ケイコ 目を澄ませて」に次ぐ2位に入った。

人間の過去や心理の奥に迫る重層的なストーリーを、巧みな構成・演出によって面白い娯楽作に仕上げた。「偏見・差別」という社会的テーマもとらえた。脇役を含め実力派俳優たちによる好演も見どころ。

原作は、人気作家・平野啓一郎の小説。秀作映画「蜜蜂と遠雷」で知られる石川慶監督の長編4作目。興行成績は事前の想定を下回り、松竹の株価急落(2023年1月13日)の要因の一つとなった。

■キネ旬年間:2位

【主な受賞歴】
・毎日映画コンクール 助演男優賞(窪田正孝)

興行収入:5億円




▼参考:
キネ旬ベストテン
  • 1位: 「ケイコ 目を澄(す)ませて」
    ケイコ 目を澄(す)ませて
    (配給:ハピネットファントム)
     監督:三宅唱(しょう)
    ※耳の聞こえない女性ボクサーの挑戦と葛藤、そして周囲との触れ合いを追う日常生活劇。実在のボクサーの自伝が原案。派手な展開や演出に頼ることなく、庶民の生き様をありのままに伝える骨太ドラマとして絶賛された。
    続きを開く▼ 16ミリフィルム撮影による素朴で人間味漂うショットの連続と、静寂シーンの中で響く数々の「音」が没入へと導く。研ぎ澄まされた「引き算の美学」の好例と評された。
    海外でも高い評価を受け、世界中の映画祭から引っ張りだこに。日本で年末に劇場公開されて以降は、毎日映画コンクール5冠など主な国内映画賞で圧勝した。
    カメラワークや音響など映画技術・アートの観点でも絶賛の嵐となった。日アカでも、大手の組織票に阻まれなければ、撮影賞、録音賞、編集賞も楽に獲っていたはず。
    小規模公開からスタートし、口コミの広がりによって規模が拡大された。
    【主な受賞歴】
    ・毎日映画コンクール【5冠】作品賞、監督賞、主演女優賞(岸井ゆきの)、撮影賞、録音賞
    他の受賞歴を開く▼ ・キネ旬ベストテン【4冠】作品賞(日本映画1位)、主演女優賞(岸井ゆきの)、助演男優賞(三浦友和)、読者選出監督賞
    ・高崎映画祭 作品賞&主演女優賞(岸井ゆきの)
    ・雑誌「映画芸術」年間ベスト1位
    ・ベルリン国際映画祭エンカウンターズ部門ノミネート
    ・スペイン バレンシア国際映画祭ノミネート
    ・ベルギー ヘント国際映画祭ノミネート

  • 2位: 「ある男」
    ある男
    (配給:松竹)
     監督:石川慶

  • 3位: 「夜明けまでバス停で」
    夜明けまでバス停で
    (配給:渋谷プロダクション)
     監督:高橋伴明

  • 4位: 「こちらあみ子」
    こちらあみ子
    (配給:アークエンタテインメント)
     監督:森井勇佑

  • 5位: 「冬薔薇(ふゆそうび)」
    冬薔薇(ふゆそうび)
    (配給:キノフィルムズ)
     監督:阪本順治
    【配信:アマゾン


  • 6位:同点で3本 「PLAN 75」
    PLAN 75
    (配給:ハピネットファントム)
     監督:早川千絵
    【配信:アマゾン
    ※高齢者の自死を政府がサポートする近未来の日本を舞台に、人間の尊厳や生きざまを繊細に描いた。
    続きを開く▼ 仏カンヌ映画祭など海外で称賛された。監督の演出に加え、倍賞千恵子や河合優実ら俳優陣の演技も高評価を得た。コロナ禍で長らく映画館から離れていたシニア層を呼び戻した。
    【主な受賞歴】
    ・ 仏カンヌ国際映画祭「ある視点」部門 新人監督賞次点(特別表彰)
    他の受賞歴を開く▼ ・TAMA映画賞 女優賞(倍賞千恵子)、新進男優賞(磯村勇斗)、新進女優賞(河合優実)
    ・ギリシア テッサロニキ国際映画祭【3冠】監督賞(早川千絵)、国際映画批評家連盟賞、人間の価値観賞
    ・中国金鶏奨(きんけいしょう)観客部門 国際女優賞(倍賞千恵子)
    ・毎日映画コンクール 脚本賞
    ・ヨコハマ映画祭 主演女優賞(倍賞千恵子)、助演女優賞(河合優実)、助演男優賞(磯村勇斗)、新人監督賞
    ・アジア・フィルム・アワード 主演女優賞ノミネート(倍賞千恵子)、助演女優賞ノミネート(河合優実)、新人監督賞ノミネート
    ・シネマトゥデイ年間邦画1位

  • 「土を喰らう十二ヵ月」
    土を喰らう十二ヵ月
    (配給:日活)
     監督:中江裕司

  • 「ハケンアニメ!」
    ハケンアニメ!
    (配給:東映)
     監督:吉野耕平
    【配信:アマゾン


  • 9位:同点で2本 「さがす」
    さがす
    (配給:アスミック・エース)
     監督:片山慎三
    【配信:アマゾン
    ※大絶賛を浴びた骨太サスペンス。作家性とエンタメ性の両方を兼ね備えた秀作として評価された。
    続きを開く▼ 本作が初の商業作品となった異才・片山慎三監督の物語の構成力や演出が光る。オリジナル脚本の独創性も秀逸。格差、自殺願望、介護、SNSの闇などの社会的な問題にも切り込む。余計なセリフがないのに分かりやすく、かつテンポが心地よい点は、邦画らしくない良さ。
    日本のインデペンデント映画界の実力が、厳しい経済環境の中でも高レベルにあることを示す嬉しい好例。
    【主な受賞歴】
    ・シネマジア映画祭(オランダ)最高賞(審査員賞)
    他の受賞歴を開く▼ ・日本映画監督協会 新人賞
    ・毎日映画コンクール 助演女優賞(伊東蒼)
    ・TAMA映画賞 新進監督賞(片山慎三)、男優賞(佐藤二朗)、新進女優賞(伊東蒼)
    ・報知映画賞 監督賞
    ・ヨコハマ映画祭 作品賞6位

  • 「千夜、一夜」
    千夜、一夜
    (配給:ビターズ・エンド)
     監督:久保田直
  • 「流浪(るろう)の月」
     配給:ギャガ
     監督:李相日(リ・サンイル)    
     流浪(るろう)の月
    【配信:U-NEXT
    ※主催者系3社(東宝・松竹・東映)以外から唯一の作品賞ノミネート。「フラガール」の李相日監督が、凪良(なぎら)ゆうのフィクション小説を映画化。
    続き▼ ある女児連れ去り事件をめぐり、事件の当事者と社会の受け止め方の違いが浮き彫りとなる。加害者・被害者の孤独な生い立ちと、両者の不思議な「絆」に迫った。繊細な心理描写や役者陣の演技が称賛された。映像表現も見事。
    ■キネ旬年間:14位
    【主な受賞歴】
    ・日刊スポーツ 監督賞
    ・TAMA映画賞 男優賞(松阪桃李)、女優賞(広瀬すず)、新進男優賞(横浜流星)
    ・報知映画賞 助演男優賞(横浜流星)
    興行収入:8億3000万円



  • 「ハケンアニメ!」
     配給:東映
     監督:吉野耕平
     ハケンアニメ!
    【配信:アマゾン
    ※ノミネート5作品の中で、観客のレビュー評価はトップ。アニメ制作の現場を描いた本格的な仕事映画。吉岡里帆演じる新人アニメ監督が、ライバルとしのぎを削り合いながらアニメ業界の覇権(ハケン)を獲るべく奮闘する。
    続き▼ 手に汗握る展開に加えて、劇中で使われるアニメのクオリティの高さが話題になった。
    辻村深月による人気小説を、吉野耕平監督が映画化。大がかりな製作費が投じられたが、興行的には失敗に終わった。
    ■キネ旬年間:6位(PLAN75、土を喰らう十二ヵ月と同点)
    【主な受賞歴】
    ・TAMA映画賞 作品賞
    ・日刊スポーツ 作品賞
    興行収入:1億8000万円



  • 「シン・ウルトラマン」
     監督:樋口真嗣
     シン・ウルトラマン
    【配信:アマゾン
     配給:東宝
    ※昭和の国民的ヒーロー「ウルトラマン」の映画化。 1966年にテレビ放送されたオリジナル版を踏襲しながらも、ウルトラマンが初めて現代の日本に降り立つという設定。
    続き▼ 「シン・ゴジラ」「シン・エヴァンゲリオン」という「シン」もので邦画界を沸かせた庵野(あんの)秀明が企画・脚本を務めた。 2022年に公開された実写(すなわちアニメ以外)の日本映画としては、「キングダム2」に次ぐ興行収入(44億円)を記録した。
    ■キネ旬年間:58位
    興行収入:44億円



  • 「月の満ち欠け」
     監督:廣木隆一
     月の満ち欠け
     配給:松竹
    ※観客からおおむね低い評価を得た(レビュー評点ランキング)。批評家の評判も芳しくなく、キネ旬ベストテンは96位という低順位に甘んじた。一方、目黒蓮の演技は称賛を浴びた。
    ■キネ旬年間:96位
    興行収入:11億8000万円


 ※歴代の作品賞→

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▼大本命・沢田研二が候補入りせず▼
主演男優賞 妻夫木聡
(つまぶき・さとし)


「ある男」

 妻夫木聡

(配給:松竹)




    ▼参考:
    キネ旬ベストテン
  • 1位: 沢田研二
    「土を喰らう十二ヵ月」
    沢田研二
    (配給:日活)

  • 2位: 妻夫木(つまぶき)聡
    「ある男」
    妻夫木聡
    (配給:松竹)

  • 3位(同点で5人) 稲垣吾郎
    「窓辺にて」
     稲垣吾郎
    (配給:東京テアトル)
    ※感情の起伏が少ない男の葛藤や人物像を、語り口、表情、しぐさ、佇まいで巧みに具現化した。さりげない自然体の演技が見事。長回しの静かな会話シーンで魅せる。

  • 松坂桃李(とおり)
    「流浪(るろう)の月」  
     松坂桃李  
    (配給:ギャガ)

  • 豊川悦司(えつし)
     豊川悦司
    「弟とアンドロイドと僕」
    (配給:キノシネマ)
    【動画配信:アマゾン
    「あちらにいる鬼」
    (配給:ハピネットファントム)

  • 渡辺紘文(ひろぶみ)
     渡辺紘文
    「あなたの微笑み」
    (配給:Cinema Drifters)

  • 窪田正孝(くぼた・まさたか)
    「ある男」
    (配給:松竹)
  • 二宮和也
    「ラーゲリより愛を込めて」
     二宮和也
    (配給:東宝)
    所属:ジャニーズ事務所(嵐)
    ※1983年生まれ。東京出身。2015年の「母と暮らせば」でキネマ旬報ベストテン主演男優賞と日アカ主演男優賞を受賞した。
    本作は、第二次世界大戦の終戦間際に、ロシア(当時:ソ連)シベリアの強制収容所(ラーゲリ)に抑留された実在の日本人男性とその家族を描いた感動系ドラマ。瀬々敬久監督。



  • 松坂桃李(とおり)
    「流浪(るろう)の月」  
     松坂桃李  
    (配給:ギャガ)
    ※孤独で内向的な男を演じた。心情の抑圧と爆発の緩急を表現した。
    ・TAMA映画賞 男優賞
    作品説明▼ 監督:李相日(リ・サンイル)
    配給:ギャガ
    制作会社:UNO-FILMS
    あらすじ
    家内更紗(かないさらさ)(広瀬すず)は10歳の時、大学生の佐伯文(さえきふみ)(松阪桃李)と出会う。父を亡くし母に去られた更紗は親戚の家に住んでいたが、帰りたくない事情を抱えていた。文は更紗を自宅に招き、彼女が望むまま家に留め置く。

    「すごく自由だった。ちょっと引くほど伸び伸びしてた」と文が感じた更紗。母親の教条主義的な教育を受け、人知れぬ悩みを抱えていた文は更紗の奔放さに戸惑いながらも安らぎを感じていた。

    一方、更紗は夕食をアイスクリームにすることを拒否しない文の寛容さに安心感を持った。互いの欠損を補うような生活は静かで穏やかな白い光で表現されている。

    だが、それは長くは続かなかった。文は少女誘拐犯として逮捕され、15年の月日が流れた。そして2人は再び巡り合う。
    【動画配信:U-NEXT



  • 阿部サダヲ
    「死刑にいたる病」
     阿部サダヲ
    (配給:クロックワークス)
    ※極めて不気味な怪演により、得体の知れないサイコパス・キャラクターを造形。異色の大ヒットに貢献した。
    作品説明▼ 原作は櫛木理宇(くしき・りう)の小説。「孤狼の血」で知られる白石和彌(かずや)監督が、緊張感たっぷりの演出で映像化した。大学生が殺人犯から手紙を受け取り、ある事件の真相に迫る。興行収入11億円。独立系の実写邦画としては2022年でトップだった。
    【動画配信:アマゾン



  • 大泉洋
    「月の満ち欠け」
    (配給:松竹)


 ※歴代の主演男優賞→

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▼唯一、他の映画賞と似た顔ぶれに▼
主演女優賞 岸井ゆきの

「ケイコ 目を澄ませて」

 ケイコ 目を澄ませて

(配給:ハピネットファントム)

※耳の聞こえない女性ボクサーを演じた。発声による台詞ではなく、顏・体(アクション)・手話による演技。 とりわけ「眼」による表現の豊かさが、称賛を浴びた。

役づくりのためにボクシングの特訓を重ね、リズミカルでキレのある身のこなしと、リングでの野獣のような闘いぶりを実現した。

他の登場人物や風景との溶け込み具合も見事。同じく本年度公開の「神は見返りを求める」との対照的な役柄で、演技の幅の広さも見せた。

本年度の邦画界は主演女優による名演が数多く見られたが、その中でも突出していた。年末に劇場公開されてからは主演女優賞レースを席巻した。

【他の映画賞】
・キネマ旬報ベストテン 主演女優賞
・毎日映画コンクール 主演女優賞
・高崎映画祭 主演女優賞

作品説明▼

ケイコ 目を澄ませて

聴覚障害のある女性ボクサーの挑戦と葛藤、そして周囲との触れ合いを追う日常生活劇。実在のボクサーの自伝が原案。派手な展開や演出に頼ることなく、庶民の生き様をありのままに伝える骨太ドラマとして絶賛された。
16ミリフィルム撮影による素朴で人間味漂うショットの連続と、静寂シーンの中で響く数々の「音」が没入へと導く。研ぎ澄まされた「引き算の美学」の好例と評された。
海外でも高い評価を受け、世界中の映画祭から引っ張りだこになった。年末に国内で劇場公開されて以降は、毎日映画コンクール5冠など主な国内映画賞で圧勝した。
カメラワークや音響など映画技術・アートの観点でも絶賛の嵐となった。日アカでも、大手の組織票に阻まれなければ、撮影賞、録音賞、編集賞でも圧勝していたはず。わずか1部門でのノミネートだったのが惜しまれる。
動画集を開く▼ <毎日映画コンクールの受賞スピーチ▼>


<茶一郎の解説▼>


<予告編▼>





    ▼参考:
    キネ旬ベストテン
  • 1位: 岸井ゆきの
    「ケイコ 目を澄ませて」
     ケイコ 目を澄ませて
    (配給:ハピネットファントム)
    【他の対象作品】
    「神は見返りを求める」
    「犬も食わねどチャーリーは笑う」
    「やがて海へと届く」

  • 2位: 倍賞千恵子
    「PLAN 75」  
     倍賞千恵子
    (配給:ハピネットファントム)
    【配信:アマゾン

  • 3位: 田中裕子(ゆうこ)
    「千夜、一夜」
     田中裕子
    (配給:ビターズ・エンド)
  • 倍賞千恵子
    「PLAN 75」  
     倍賞千恵子
    (配給:ハピネットファントム)
    ※撮影時80歳。ベテランらしい深みのある演技。繊細なしぐさだけで心情の揺れ動きを表現した。凛とした強さを伝え、観客をうならせた。
    作品説明▼

    カンヌで表彰

    早川千絵監督による初めての長編の商業映画。仏カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門に出品され、新人監督賞(カメラドール)の次点にあたる特別表彰(スペシャル・メンション)に選ばれた。2023年の米国アカデミー賞おける日本代表にもなった。
    じわりと3億円のヒット
    中規模の公開だったが、じわじわと客を呼び、興行収入3億円を突破した。とくにシニア層の観客が多かった。高齢者はコロナ禍で映画館から足が遠のいていたが、本作は呼び水の一つとなった。
    近未来の日本
    舞台は近未来の日本。少子高齢化が一段と進み、若い世代の負担が大きくなっている。そこで日本政府は、75歳以上であれば誰でも自ら死を選ぶことができる制度「プラン75」をスタートする。要するに高齢者の自殺を国家レベルで推奨し、とことんサポートする制度だ。この物語の設定自体が、一つの問題提起になっている。

    主人公は78歳の女性。団地で一人暮らし。真面目で勤勉な人物である。ホテルの清掃員として働いていたが、高齢を理由に退職を強いられた。収入源がなくなり、住む場所も失いそうになる。
    【他の映画賞】
    ・TAMA映画賞 女優賞
    ・中国金鶏奨(きんけいしょう)観客部門 国際女優賞
    ・ヨコハマ映画祭 主演女優賞
    ・アジア・フィルム・アワード 主演女優賞ノミネート
    ・日刊スポーツ主演女優賞
    【配信:アマゾン



  • のん
    「さかなのこ」
     のん
    (配給:東京テアトル)
    ※女優ながら男性(さかなクン)のキャラクターを、自然に、かつ独創的に演じた。表現者としての異才ぶりが存分に発揮された。
    続き▼ 大手芸能事務所を抜けて独立して以来、芸能界から干された形となった。本名(能年玲奈)を芸名として使えなくなり、民放キー局からも締め出された。それでも映画人として誇り高き活動を続ける姿勢が、本作の質的な成功につながった。
    【他の映画賞】
    ・日プロ大賞 主演女優賞
    作品説明▼

    「さかなクン」の自叙伝

    多数の観客を至福感と希望で満たした貴重な一作。老若男女に熱く支持された。 テレビで有名な魚博士「さかなクン」の自叙伝をもとに、魚オタクの子供が成長し、社会で羽ばたくまでの半生記を描いた。 主演・のんの起用が大当たり。独特で温かみあふれる世界観が称賛された。 人と人との出会いが運命を変えていく人間関係ドラマでもある。
    【動画配信:U-NEXT



  • 広瀬すず
    「流浪の月」
     広瀬すず
    (配給:ギャガ)
    ・TAMA映画賞 女優賞
    【動画配信:U-NEXT



  • 吉岡里帆
    「ハケンアニメ!」
    (配給:東映)


 ※歴代の主演女優賞→

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▼キネ旬1位の三浦友和をガン無視▼
助演男優賞 窪田正孝
(くぼた・まさたか)


「ある男」

 窪田正孝

(配給:松竹)

※陰のある物静かな男を演じた。過去から自由に生きたいともがく。内面の切実さがひしひしと伝わる。ボクシングのシーンも見事。

【他の映画賞】
・毎日映画コンクール




    ▼参考:
    キネ旬ベストテン
  • 1位: 三浦友和
    「ケイコ 目を澄ませて」
     三浦友和
    (配給:ハピネットファントム)
    ※廃業寸前のボクシングジムの会長を演じた。人としての奥行きや年輪を感じさせるベテランならではの好演。言葉は少ないが、背中だけで語る存在感は見事。とくに岸井ゆきの演じる女性ボクサーとの練習のシーンは、多くの観客の称賛の的になった。
    【他の対象作品】
    「線は、僕を描く」
    「グッバイ・クルエル・ワールド」

  • 2位: 窪田正孝(くぼた・まさたか)
     窪田正孝
    「ある男」
    (配給:松竹)
    「マイ・ブロークン・マリコ」
    (配給:ピネットファントム・スタジオ、角川)
    【他の映画賞】
    ・毎日映画コンクール 助演男優賞

  • 3位(同点で4人) 中島歩(あゆむ)
     中島歩
    「愛なのに」
    (配給:SPOTTED PRODUCTIONS)
    【動画配信:アマゾン
    「よだかの片想い」
    (配給:ラビットハウス)
    【他の対象作品】
    「散歩時間 その日を待ちながら」
    (配給:ラビットハウス)

  • 横浜流星(りゅうせい)
    「流浪の月」
     横浜流星
    (配給:ギャガ)
    【他の映画賞】
    ・報知映画賞 助演男優賞
    ・TAMA映画賞 新進男優賞

  • ダンカン
    「千夜、一夜」
     ダンカン
    (配給:ビターズ・エンド)

  • 柄本明(えもと・あきら)
     柄本明
    「ある男」
    (配給:松竹)
    「夜明けまでバス停で」
    (配給:渋谷プロダクション)
  • 横浜流星
    「流浪の月」
     横浜流星
    (配給:ギャガ)
    ※過度の支配欲や歪んだ自尊心を抱える男を演じた。キレたときの狂気ぶりが評価された。爽やかな好青年のイメージとは真逆の役づくりだった。
    【他の映画賞】
    ・報知映画賞 助演男優賞
    ・TAMA映画賞 新進男優賞



  • 目黒蓮
    「月の満ち欠け」
     目黒蓮
    (配給:松竹)
    所属:ジャニーズ事務所
    【他の映画賞】
    ・キネ旬ベストテン新人賞



  • 柄本佑(えもと・たすく)
    「ハケンアニメ」
    (配給:東映)
    ※アニメの敏腕プロデューサーを演じた。冷徹なプロ意識で部下を追い込む姿が、強い印象を残した。
    【他の映画賞】
    ・日刊スポーツ助演男優賞



  • 坂口健太郎
    「ヘルドッグス」
    (配給:東映、ソニー)


 ※歴代の助演男優賞→

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▼賞レース首位の伊東蒼、広末涼子外れる▼
助演女優賞 安藤サクラ

「ある男」  

 安藤サクラ

(配給:松竹)




    ▼参考:
    キネ旬ベストテン
  • 1位: 広末涼子
    「あちらにいる鬼」
     広末涼子
    (配給:ハピネットファントム)

  • 2位(同点で2人) 伊東蒼(あおい)
     伊東蒼
    「さがす」
    (配給:アスミック・エース)
    【他の対象作品】
    「恋は光」
    【他の映画賞】
    ・毎日映画コンクール 助演女優賞
    ・TAMA映画賞 新進女優賞
    【動画配信:アマゾン

  • 余貴美子(よ・きみこ)
     余貴美子
    「冬薔薇(ふゆそうび)」
    (配給:キノフィルムズ)
    【他の対象作品】
    「犬も食わねどチャーリーは笑う」

  • 4位(同点で3人) 河合優実(ゆうみ)
     河合優実
    「PLAN 75」
    (配給:ハピネットファントム)
    【配信:アマゾン
    「愛なのに」
    (配給:SPOTTED PRODUCTIONS)
    【動画配信:アマゾン
    ※PLAN 75で高齢者と向き合う電話オペレーターに扮し、受話器を通した声や瞬間的な表情だけで葛藤や心理のダイナミックな変化を表現した。アジア・フィルム・アワードの助演女優賞にノミネートされるなど、国際的にも高い評価を得た。
    【他の対象作品】
    「冬薔薇(ふゆそうび)」
    「ある男」
    【他の映画賞】
    ・ヨコハマ映画祭 助演女優賞
    ・TAMA映画賞 新進女優賞
    ・日刊スポーツ新人賞
    ・アジア・フィルム・アワード 助演女優賞ノミネート

  • 大西礼芳(あやか)
     大西礼芳
    「夜明けまでバス停で」
    (配給:渋谷プロダクション)

  • 尾野真千子
     尾野真千子
    「こちらあみ子」
    (配給:アークエンタテインメント)
    「千夜、一夜」
    (配給:ビターズ・エンド)
    【他の対象作品】
    「ハケンアニメ!」
  • 永野芽郁
    「母性」
     永野芽郁
    (配給:ワーナー)



  • 有村架純
    「月の満ち欠け」
    (配給:松竹)



  • 尾野真千子
    「ハケンアニメ!」
    (配給:東映)



  • 清野菜名
    「ある男」
    (配給:松竹)



  • 清野菜名
    「キングダム2 遥かなる大地へ」
    (配給:東宝、ソニー)



  • 松本穂香
    「“それ”がいる森」
    (配給:松竹)


 ※歴代の助演女優賞→

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▼大手3社が5枠独占の異常▼
監督賞 石川慶

「ある男」

 石川慶

(配給:松竹)




    ▼参考:
    キネ旬ベストテン
  • 1位 高橋伴明(ばんめい)
     高橋伴明
    「夜明けまでバス停で」
    (配給:渋谷プロダクション)

  • 2位(同点で2人) 三宅唱(しょう)
     三宅唱
    「ケイコ 目を澄ませて」
    (配給:ハピネットファントム)
    【他の映画賞】
    ・毎日映画コンクール 監督賞
    ・日本映画批評家大賞 監督賞

  • 廣木隆一(ひろき・りゅういち)
     廣木隆一
    「あちらにいる鬼」
    (配給:ハピネットファントム)
    「夕方のおともだち」
    (配給:彩プロ)

  • 4位 李相日(リ・サンイル)
     李相日
    「流浪の月」
    (配給:ギャガ)

  • 5位 阪本(さかもと)順治
     阪本順治
    「冬薔薇(ふゆそうび)」
    (配給:キノフィルムズ)
    【他の対象作品】
    「弟とアンドロイドと僕」
    (配給:キノシネマ)

  • 6位 中江裕司
     中江裕司
    「土を喰らう十二ヵ月」
    (配給:日活)
  • 小泉堯史
    「峠 最後のサムライ」
    (配給:松竹、アスミック)



  • 樋口真嗣
    「シン・ウルトラマン」
    (配給:東宝)



  • 吉野耕平
    「ハケンアニメ!」
    (配給:東宝)



  • 廣木隆一
    「月の満ち欠け」
    (配給:松竹)


 ※歴代の監督賞→

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▼観客評価は「スラムダンク」がトップ▼
アニメ賞 「ファースト・スラムダンク」
(THE FIRST SLAM DUNK)

スラムダンク(THE FIRST SLAM DUNK)

(配給:東映)

※原作漫画の作者・井上雄彦が、自ら監督・脚本を務めた。とてつもない執念を感じさせる完成度の高さ。原作漫画を知らない若者や高齢者も支持した。レビューの評価は、アニメ・実写を問わず年間トップ級。
  • 「すずめの戸締まり」
     すずめの戸締まり
    (配給:東宝)
    監督:新海誠
    ※新海監督による「災害3部作」の締めくくり。国内興行収入は140億円を超え、前作「天気の子」と同規模の特大ヒットとなった。



  • 「犬王」  
     犬王
    (配給:アニプレックス、アスミック・エース)
    ※ミュージカル形式の時代劇。南北朝時代から室町時代に活躍した能楽師・犬王の物語。海外でも高い評価を得た。
    【主な受賞歴】
    ・米ゴールデングローブ賞ノミネート
    ・富川国際アニメ映画祭(韓国)国際作品賞
    ・毎日映画コンクール 大藤信郎(おおふじ・のぶろう)賞



  • 「ワンピース・フィルム・レッド」
     ワンピース・フィルム・レッド
    (配給:東映)
    ※年間トップの興行収入。歴代でも8位に食い込んだ。音楽劇のスタイルを取り入れた意欲作。主題歌「新時代」が大ヒット。
    【動画配信:アマゾン



  • 「かがみの孤城(こじょう)」
    (配給:松竹)


 ※歴代のアニメ賞→

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新人俳優賞

新人俳優賞はノミネートのみを選出して終了となる。

男優女優

部門 男女 受賞
▼女優枠2強の嵐莉菜、大沢一菜外される▼
新人俳優賞 男優
  • 番家一路(ばんか・いちろ)
    「サバカン SABAKAN」
     番家一路
    (配給:キノフィルムズ)
    ※12歳でのノミネート
    【他の映画賞】
    ・毎日映画コンクール 新人賞



  • 目黒蓮
    「月の満ち欠け」
     目黒蓮
    (配給:松竹)
    所属:ジャニーズ事務所
    グループ:Snow Man(スノーマン)



  • 松村北斗
    「ホリック xxxHOLiC」
    (配給:松竹、アスミック・エース)
    所属:ジャニーズ事務所



  • 有岡大貴
    「シン・ウルトラマン」
    (配給:東宝)
    所属:ジャニーズ事務所



  • ▼参考:
    キネ旬ベストテン
  • 1位: 目黒蓮
     目黒蓮
    「月の満ち欠け」
    (配給:松竹)
    「おそ松さん」
    (配給:東宝)

  • 2位 水上恒司(岡田健史)
     水上恒司
    「死刑にいたる病」
    (配給:クロックワークス)
    【動画配信:アマゾン

  • 3位 カン・ユンス
     カン・ユンス
    「やまぶき」
    (配給:boid、VOICE OF GHOST)
女優
  • 小野花梨
    「ハケンアニメ!」
    (配給:東映)



  • 菊池日菜子
    「月の満ち欠け」
    (配給:松竹)



  • 福本莉子
    「今夜、世界からこの恋が消えても」
    (配給:東宝)



  • 生見愛瑠
    「モエカレはオレンジ色」
    (配給:松竹)



  • ▼参考:
    キネ旬ベストテン
  • 1位 嵐莉菜(あらし・りな)
     嵐莉菜
    「マイスモールランド」
    (配給:バンダイナムコアーツ)

  • 2位 大沢一菜(かな)
     こちらあみ子
    「こちらあみ子」
    (配給:アークエンタテインメント)

  • 3位 上大迫祐希(かみおおさこ・ゆうき)
     上大迫祐希
    「神田川のふたり」
    (配給:アイエス・フィールド)


 ※歴代の新人俳優賞→

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2022年(第45回)

ドライブ・マイ・カーが作品賞や監督賞などを制し、圧勝しました。本家アカデミー賞の作品賞にも史上初めてノミネートされるなど、世界の映画賞を席巻しました。過去、濱口竜介監督の作品を徹底的に無視してきた日アカも、今回ばかりは認めざるを得なかった形です。
(※分析・特集ページはこちら→

作品賞主演男優賞主演女優賞助演男優賞助演女優賞監督賞アニメ賞新人賞

2023年↑ |  2022年 | 2021年↓

2022年
部門 受賞 ノミネート
作品賞 「ドライブ・マイ・カー」

ドライブ・マイ・カー

(配給:ビターズ・エンド)

(公開:2021年8月)

 監督:濱口竜介

 作品紹介→

 予告編→

配信:アマゾン

※アカデミー賞国際映画賞ほか(海外受賞歴→

キネジュンベスト1位

※キネジュン読者1位

邦画レビュー年間ランキング【20位】


【作品賞の総評】
<「空白」「貴族」「茜色」を完全無視>

今回の日アカの作品賞では、キネ旬ベストテンや年間評価ランキングで上位に入った「空白」「あのこは貴族」「茜色に焼かれる」が、 ノミネートから外されました。 それどころか、この3作品は他の部門でも全くノミネートされず、完全に無視されました。

「空白」はヨコハマ映画祭作品賞、「あのこは貴族」はTAMA映画賞作品賞、「茜色に焼かれる」はキネ旬2位をそれぞれ獲得。 作品賞以外の部門でも、輝かしい受賞歴を重ねていました。 いずれもメジャー映画会社(松竹、東映、東宝、ワーナー)の作品でないことが、 日アカの選考では不利に働いたと見られます。

<濱口監督を過去に黙殺>
作品賞を含む8冠に輝いた「ドライブ・マイ・カー」は、濱口竜介監督の2作目の商業映画。
濱口監督の前作「寝ても覚めても」は、 ヨコハマ映画祭で作品賞、監督賞を含む6部門を制覇するなど、 2019年の賞レースにおいて快進撃を見せていました。 しかし、日アカでは、松竹・東宝の作品に追いやられる形で、ノミネートゼロに終わりました。
今回、本物のアカデミー賞で「ドライブ・マイ・カー」が4部門ノミネートを果たしたことで、 さすがに日アカも正当に評価せざるを得なかった、ということでしょう。

<「偶然と想像」は選考から除外>
なお、「ドライブ・マイ・カー」と同じく2021年公開の濱口監督作品で、世界3大映画祭の一つベルリン国際映画祭で審査員グランプリに輝いた「偶然と想像」は、 日アカでは選考外とされました。 ネット配信が早すぎたため、失格になったようです。

<前年は「スパイの妻」を排除>
日アカ作品賞では前年(2021年)も、「スパイの妻」(監督:黒沢清、脚本:濱口竜介ら)が選考対象から除外され、ノミネートゼロでした。 ベネチア国際映画祭監督賞やキネ旬1位を獲った秀作です。


 ※歴代の作品賞→

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主演男優賞 西島秀俊

「ドライブ・マイ・カー」

西島秀俊

(配給:ビターズ・エンド)

 作品一覧(wiki)→

配信:アマゾン

※全米批評家賞、ボストン批評家賞 主演男優賞

※高崎映画祭 主演俳優賞


 ※歴代の主演男優賞→

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主演女優賞 有村架純 (かすみ)

「花束みたいな恋をした」

有村架純

(配給:東京テアトル、リトルモア)

 作品一覧(wiki)→


<尾野真千子事件>
秀作「茜(あかね)色に焼かれる」(配給:スターサンズほか)で本年度数々の主演女優賞に輝いた尾野真千子が、日アカではノミネートすらされないという事件が起きました。

尾野は「キネ旬ベスト」「毎日映画コンクール」「ヨコハマ映画祭」という日本で最も権威のある3つの映画賞の主演女優賞を全て制覇。 さらに、「TAMA映画賞」「山路ふみ子映画賞」「おおさかシネマフェスティバル」の女優賞も受賞し、独走状態でした。

また、キネ旬主演女優賞2位で、海外でも女優賞を獲得した瀧内公美(由宇子の天秤)もノミネートから外されました。 キネ旬主演女優賞(火口のふたり)を獲得しながら無視された前々に続く日アカ除外となりました。

尾野と瀧内のかわりにノミネートされたのは、松岡茉優(松竹作品)や吉永小百合(東映作品)ら。 松岡も吉永も、キネ旬主演女優賞の投票では1票も入らず、ランキング圏外でした。 毎日コンなどでもノミネートされませんでした。

この結果、「水川あさみ事件」が起きた前年に続き、日アカ主演女優賞は「大本命不在」での争いとなりました。

ノミネートされた候補の中では、有村架純が唯一、賞レースに本格的に絡んでおり、事実上の「一択」に近い状態。対象作品「花束みたいな恋をした」は大手の配給ではないものの、興行収入が40億円近い大成功となり、 有村の演技も称賛の的でした。
  • 永野芽郁(めい)
    「そして、バトンは渡された」
    (配給:ワーナー)

  • 天海祐希
    「老後の資金がありません!」
    (配給:東映)

  • 松岡茉優(まゆ)
    「騙し絵の牙」
    (配給:松竹)

  • 吉永小百合
    「いのちの停車場」
    (配給:東映)


  • ■参考:キネ旬ベスト
  • 1位:
    尾野真千子
    尾野真千子
    「茜(あかね)色に焼かれる」
    (配給:フィルムランド、朝日新聞社、スターサンズ)
    配信:アマゾン
     作品一覧(wiki)→
    毎日映画コンクール 主演女優賞
    ヨコハマ映画祭 主演女優賞
    TAMA映画賞 女優賞
    山路ふみ子映画賞 女優賞
    ※大阪シネマフェス主演女優賞
    ほか

  • 2位:
    瀧内公美
    (たきうち・くみ)
    瀧内公美
    「由宇子の天秤(ゆうこのてんびん)」
    (配給:ビターズ・エンド)
     作品一覧(wiki)→
    日本映画批評家大賞 主演女優賞
    ※スペインのラス・パルマス国際映画祭 女優賞
    ほか

  • 3位:
    有村架純 (かすみ)
    有村架純
    「花束みたいな恋をした」
    (配給:東京テアトル、リトルモア)
     作品一覧(wiki)→
    ほか


 ※歴代の主演女優賞→

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助演男優賞 鈴木亮平

「孤狼(ころう)の血 LEVEL2」

 鈴木亮平

(配給:東映)

配信:アマゾン
  • 仲野太賀 (たいが)
    「すばらしき世界」
    (配給:ワーナー)
    配信:アマゾン
    毎日映画コンクール 助演男優賞

  • 阿部寛
    「護られなかった者たちへ」
    (配給:松竹)

  • 堤真一
    「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」
    (配給:松竹)

  • 村上虹郎
    「孤狼の血 LEVEL2」
    (配給:東映)
    配信:アマゾン


  • ■参考:キネ旬ベスト
  • 1位:
    鈴木亮平
    鈴木亮平
    「孤狼の血 LEVEL2」
    (配給:東映)
    配信:アマゾン
    ほか

  • 2位:
    岡田将生 (まさき)
    岡田将生
    「ドライブ・マイ・カー」
    (配給:ビターズ・エンド)
     作品一覧(wiki)→
    配信:アマゾン
    ※高崎映画祭の助演俳優賞
    ※毎日映画コンクールの助演男優賞ノミネート
    ほか

  • 3位(同点で2人):
    オダギリジョー
    オダギリジョー
    「名も無い日」
    (配給:イオンエンターテイメント、ジジックス・スタジオ)
    「アジアの天使」
    (配給:クロックワークス)

    松坂桃李
    松坂桃李
    「孤狼の血 LEVEL2」
    (配給:東映)
    配信:アマゾン
    「空白」
    (配給:スターサンズ、角川)
    配信:アマゾン


 ※歴代の助演男優賞→

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助演女優賞 清原果耶(かや)

「護られなかった者たちへ」

清原果耶

(配給:松竹)


<三浦透子を候補から外す>
「ドライブ・マイ・カー」でキネ旬ベスト助演女優賞を受賞した三浦透子が、日アカではノミネートされませんでした。

三浦はキネ旬に加えて、ヨコハマ映画祭と高崎映画祭でも勝利。 大手寄りとされるブルーリボン賞も獲るなど、賞レースの先頭を走っていました。

また、「茜色に焼かれる」でキネ旬助演賞2位に選ばれた片山友希も、日アカノミネートから除外されました。

かわりにノミネートされた広瀬すず(東映)や草笛光子(東映)は、 キネ旬助演賞での投票数はゼロで、ランキング圏外。 毎日コンでもノミネートされず、賞争いでは注目されていませんでした。
  • 石原さとみ
    「そして、バトンは渡された」
    (配給:ワーナー)

  • 広瀬すず
    「いのちの停車場」
    (配給:東映)

  • 草笛光子
    「老後の資金がありません!」
    (配給:東映)

  • 西野七瀬
    「孤狼の血 LEVEL2」
    (配給:東映)
    配信:アマゾン


  • ■参考:キネ旬ベスト
  • 1位:
    三浦透子(とうこ)
    三浦透子
    「ドライブ・マイ・カー」
    (配給:ビターズ・エンド)
     作品一覧(wiki)→
    配信:アマゾン
    日本映画批評家大賞 助演女優賞
    ※高崎映画祭の助演俳優賞
    ヨコハマ映画祭 助演女優賞
    ※ブルーリボン賞 助演女優賞
    ※TAMA映画賞の新人賞
    ほか

  • 2位:
    片山友希(ゆき)
    片山友希
    「茜(あかね)色に焼かれる」
    (配給:フィルムランド、朝日新聞社、スターサンズ)
    配信:アマゾン
     作品一覧(wiki)→
    ヨコハマ映画祭 助演女優賞

  • 3位:
    清原果耶(かや)
    清原果耶
    「護られなかった者たちへ」
    (配給:松竹)
    ほか


  • ■その他の優秀助演女優
  • 水原希子 (きこ)
    「あのこは貴族」
    水原希子
    (配給:東京テアトル、バンナム)
     作品一覧(wiki)→
    ※高崎映画祭の助演俳優賞
    ※毎日映画コンクール助演俳優賞ノミネート
    ※キネ旬ベストでは「助演」に投票する人と「主演」に投票する人が半々に分かれたため、トップ3位入りを逃した。

  • 寺島しのぶ
    「空白」
    (配給:スターサンズ、角川)
    配信:アマゾン
     作品一覧(wiki)→
     公開イベント→
    ※毎日映画コンクール助演俳優賞ノミネート


 ※歴代の助演女優賞→

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監督賞 濱口竜介

「ドライブ・マイ・カー」

濱口竜介

(配給:ビターズ・エンド)

配信:アマゾン

※アカデミー賞 監督賞ノミネート

※全米映画批評家協会、ボストン批評家賞、シアトル批評家賞 監督賞

 濱口竜介の作品一覧→
  • 西川美和
    「すばらしき世界」
    西川美和
    (配給:ワーナー)
     作品一覧(wiki)→
    配信:アマゾン

  • 成島出
    (なるしま・いずる)
    「いのちの停車場」
    (配給:東映)

  • 瀬々敬久
    (ぜぜ・たかひさ)
    「護られなかった者たちへ」
    (配給:松竹)

  • 白石和彌
    (しらいし・かずや)
    「孤狼の血 LEVEL2」
    (配給:東映)
    配信:アマゾン


  • ■参考:キネ旬ベスト
  • 1位:
    濱口竜介
    濱口竜介
    「ドライブ・マイ・カー」
    (配給:ビターズ・エンド)
    配信:アマゾン
    「偶然と想像」
    (配給:インクライン)
     濱口竜介の作品一覧→

  • 2位:
    吉田恵輔
    吉田恵輔
    「空白」
    (配給:スターサンズ、角川)
    配信:アマゾン
    「BLUE/ブルー」
    (配給:ファントム・フィルム)
    ヨコハマ映画祭 監督賞

  • 3位:
    西川美和
    西川美和
    「すばらしき世界」
    (配給:ワーナー)
     作品一覧(wiki)→
    配信:アマゾン

  • 4位:
    原一男
    原一男
    「水俣曼荼羅(まんだら)」
    (配給:疾走プロダクション)


  • ■その他の優秀監督
  • 春本雄二郎
    「由宇子の天秤(ゆうこのてんびん)」
    (配給:ビターズ・エンド)
     作品一覧(wiki)→
    ※高崎映画祭の監督賞
    ヨコハマ映画祭 新人監督賞
    ※中国・平遥(へいよう)国際映画祭 新人監督部門審査員賞

  • 岨手由貴子
    (そで・ゆきこ)
    「あのこは貴族」
    (配給:東京テアトル、バンダイナムコアーツ)
     作品一覧(wiki)→


 ※歴代の監督賞→

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アニメ作品賞 「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」

シン・エヴァンゲリオン劇場版:||

(配給:東宝、東映、カラー)

 作品紹介→

 予告編→

配信:アマゾン

 Wiki→

 歴代のエヴァ映画→

東京アニメアワード作品賞(映画部門)受賞

日本映画レビュー年間ランキング【3位】


<名作「ポンポさん」を除外>
米国アニー賞にもノミネートされた秀作「映画大好きポンポさん」が日アカでノミネートされませんでした。 アニメファンから絶賛され、年間レビューランキングでも日本製アニメの中で3位の高評価でした。

それより評価が低い「竜とそばかすの姫」「漁港の肉子ちゃん」「アイの歌声を聴かせて」が続々とノミネートされました。


 ※歴代のアニメ賞→

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新人俳優賞

男優女優
2022年
部門 男女 受賞
新人俳優賞 男優
  • 磯村勇斗 (はやと)
    磯村勇斗
    「ヤクザと家族 The Family」
    (配給:スターサンズ、角川)
    ほか
     作品一覧(wiki)→

  • Fukase(フカセ)
    ※ロックバンド「SEKAI NO OWARI」のメンバー
    「キャラクター」
    (配給:東宝)
     作品一覧(wiki)→
    ※毎日映画コンクールの新人賞ノミネート

  • 尾上右近
    (おのえ・うこん)
    「燃えよ剣」
    (配給:東宝、アスミック・エース)

  • 宮沢氷魚(ひお)
    「騙し絵の牙」
    (配給:松竹)


  • ■参考:キネ旬ベスト
  • 男優1位:
    和田庵(いおり)
    和田庵
    「茜(あかね)色に焼かれる」
    (配給:フィルムランド、朝日新聞社、スターサンズ)
    配信:アマゾン
    ※高崎映画祭の新人俳優賞
    毎日映画コンクール 新人賞

  • 男優2位:
    宮沢氷魚(ひお)
    「騙し絵の牙」
    (配給:松竹)
    ほか

  • 男優3位:
    Fukase(フカセ)
    ※ロックバンド「SEKAI NO OWARI」のメンバー
    「キャラクター」
    (配給:東宝)
     作品一覧(wiki)→
    ※毎日映画コンクールの新人賞ノミネート

  • 男優4位:
    山本一賢(いっけん)
    山本一賢
    「JOINT」
    (配給:イーチタイム)


  • ■その他の優秀新人
  • 金子大地
    金子大地
    「サマーフィルムにのって」
    (配給:ハピネットファントム・スタジオ)
    「猿楽町で会いましょう」
    (配給:ラビットハウス)
    「先生、私の隣に座っていただけませんか?」
    (配給:ハピネットファントム・スタジオ)
    「バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~」
    (配給:東宝映像事業部)
     作品一覧(wiki)→
    ※TAMA映画賞の新人賞
    ※毎日映画コンクールの新人賞ノミネート

  • 小日向(こひなた)星一
    小日向星一
    「サマーフィルムにのって」
    (配給:ハピネットファントム・スタジオ)
    「君は永遠にそいつらより若い」
    (配給:Atemo)
    ヨコハマ映画祭 新人賞

  • 青木柚(ゆず)
    青木柚
    「うみべの女の子」
    (配給:スタイルジャム)
     作品一覧(wiki)→
    ※毎日映画コンクールの新人賞ノミネート
女優
  • 三浦透子(とうこ)
    「ドライブ・マイ・カー」
    三浦透子
    (配給:ビターズ・エンド)
     作品一覧(wiki)→
    配信:アマゾン
    ※TAMA映画賞の新人賞
    ヨコハマ映画祭 助演女優賞
    ※高崎映画祭の助演俳優賞
    ※ブルーリボン賞 助演女優賞

  • 今田美桜(みお)
    「東京リベンジャーズ」
    (配給:ワーナー)

  • 西野七瀬
    「孤狼の血 LEVEL2」
    (配給:東映)
    配信:アマゾン

  • 吉川愛
    「ハニーレモンソーダ」
    (配給:松竹)


  • ■参考:キネ旬ベスト
  • 女優1位:
    河合優実(ゆうみ)
    河合優実
    「由宇子の天秤」
    (配給:ビターズ・エンド)
     作品一覧(wiki)→
    ※毎日映画コンクールの新人賞ノミネート
    ※高崎映画祭の新人俳優賞
    ヨコハマ映画祭 新人賞
    ほか

  • 女優2位:
    伊澤彩織(さおり)
    伊澤彩織
    「ベイビーわるきゅーれ」
    (配給:渋谷プロダクション)
    日本映画批評家大賞 新人女優賞

  • 女優3位:
    ファーストサマーウイカ
    ファーストサマーウイカ
    「私はいったい、何と闘っているのか」
    (配給:日活、東京テアトル)
    「地獄の花園」
    (配給:ワーナー)


  • ■その他の優秀新人
  • 伊藤万理華
    伊藤万理華
    「サマーフィルムにのって」
    (配給:ハピネットファントム・スタジオ)
    「息をするように」
    (配給:ブリッジヘッド)
     作品一覧(wiki)→
    日本映画批評家大賞 新人女優賞
    ※TAMA映画賞の新人賞
    ※毎日映画コンクールの新人賞ノミネート

  • 片山友希(ゆき)
    片山友希
    「茜(あかね)色に焼かれる」
    (配給:フィルムランド、朝日新聞社、スターサンズ)
    配信:アマゾン
     作品一覧(wiki)→
    ※キネ旬ベスト助演女優2位
    ※高崎映画祭の新進俳優賞
    毎日映画コンクール 新人賞
    ヨコハマ映画祭 助演女優賞

  • 駒井蓮
    駒井蓮
    「いとみち」
    (配給:アークエンタテインメント)
     作品一覧(wiki)→
    ※毎日映画コンクールの新人賞ノミネート
    ※高崎映画祭の新進俳優賞

  • 奈緒(なお)
    「君は永遠にそいつらより若い」
    (配給:Atemo)
    「草の響き」
    (配給:コピアポア・フィルム、函館シネマアイリス)
    「マイ・ダディ」
    (配給:イオンエンターテイメント)
    ヨコハマ映画祭 新人賞

  • 中田青渚(せいな)
    「街の上で」
    (配給:フィルムパートナーズ)
    「あの頃。」
    (配給:ファントム・フィルム)
    「うみべの女の子」
    (配給:スタイルジャム)
    ヨコハマ映画祭 新人賞


 ※歴代の新人俳優賞→

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2021年(第44回)

2021年の日本アカデミー賞の受賞者の一覧です。
(※2021年の特集ページはこちら→

「ミッドナイトスワン」が小規模の独立系作品ながら作品賞を受賞しました。 さらに、ミッドナイトスワン主演の草なぎ剛(元ジャニーズ)が主演男優賞を獲得しました。 ミッドナイトスワンは、一般の映画ファンから極めて高い評価を得ていました。世論の熱い声が、投票権を握る映画業界関係者を動かしたといえるでしょう。 とはいえ、それ以外の部門は、相変わらず松竹・東宝・東映に断然偏っていました。

作品賞主演男優賞主演女優賞助演男優賞助演女優賞監督賞アニメ賞新人賞脚本賞

2022年↑ | 2021年 | 2020年↓

2021年
部門 受賞 ノミネート
作品賞 「ミッドナイトスワン」
(配給:キノフィルムズ)

ミッドナイトスワン

 監督:内田英治

 公開:2020年9月25日

 予告編→

 Amazon配信→

 有村昆の論評(動画)→


草彅剛主演。独立系の映画としては唯一、ノミネートされた。 映画ファンによるレビュー集計では、2020年公開の実写映画の中で「37セカンズ」に次ぐトップ級の評価を得た。 商業的な面でも大成功。小規模公開からスタートし、口コミで評判が広がりロングランの大ヒットとなった。

■参考:キネ旬ベスト
1位:
「スパイの妻」
(ビターエンド)
 予告編→
 Amazon配信→
 黒沢清監督インタビュー(動画)→
 茂木健一郎の解説(動画)→

2位:
「海辺の映画館―キネマの玉手箱」
(アスミック)
 予告編→
 Amazon配信→

3位:
「朝が来る」
(キノ)
 予告編→
 Amazon配信→
 ツッチさんの称賛動画→

4位:
「アンダードッグ」
(東映ビデオ)
 予告編→

5位:
「本気のしるし」
(ラビットハウス)
 予告編→
 主演・森崎ウィンと深田監督のインタビュー


 ※歴代の作品賞→

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主演男優賞 草彅剛
(くさなぎ・つよし)

「ミッドナイトスワン」
(キノフィルムズ)

ミッドナイトスワン

 Amazon配信→

 本人の公式動画→

 作品一覧→


草彅剛のミッドナイトスワンでの演技は、映画ファンの間では圧倒的に高い支持を得ました。 しかし、日本アカデミー賞の受賞争いでは、かつて所属していたジャニーズ事務所からの圧力が障壁になることが懸念されていました。

元スマップ3人(新しい地図)に対する排除圧力

ジャニーズ事務所を脱退した草なぎ氏ら元スマップの3人(新しい地図)は、 地上波テレビになかなか出演できないなど、芸能界で冷遇されてきました。

この件で公正取引委員会がジャニーズに「注意」したとも報道されました(NHK→)。

しかも、ミッドナイトスワンは、独立系のキノフィルムズの作品です。 大手映画会社(東宝、松竹、東映)が圧倒的に有利とされる日本アカデミー賞の受賞には、高いハードルがあると考えられていました。 こうした不安をはねのけ、見事に実力(演技力)で栄冠を手にしました。


■参考:キネ旬ベスト
1位:
森山未來
「アンダードッグ」
(東映ビデオ)
 メイキング映像→

2位:
草彅剛
「ミッドナイトスワン」
(キノ)
 舞台挨拶→

3位:
石橋蓮司
「一度も撃ってません」
(キノ)
 Amazon配信→


 ※歴代の主演男優賞→

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主演女優賞 長澤まさみ

「MOTHER マザー」
(スターサンズ、角川)

MOTHER マザー

 舞台挨拶→

 作品一覧→


前年の助演女優賞に続いて2年連続の賞獲得となりました。

水川あさみ事件

他の映画賞で連勝した水川あさみがノミネートされないという事件が起きました。 水川あさみは「喜劇 愛妻物語」(配給:バンダイナムコアーツ、キューテック)に出演。 「キネマ旬報ベストテン」「毎日映画コンクール」「ヨコハマ映画祭」などの主要アワードを次々と制しました。

しかし、日アカではノミネートされませんでした。かわりに松竹映画や東宝映画の出演者が続々と候補に入りました。 「寅さん」(松竹)の倍賞千恵子などは、他の映画賞ではノミネートゼロでした。(水川あさみ事件


■参考:キネ旬ベスト
1位:
水川あさみ
「喜劇 愛妻物語」
 予告編→
 Amazon配信→
(バンナム)
ほか

2位:
蒼井優
「スパイの妻」
(ビターズエンド)
 Amazon配信→

3位:
長澤まさみ
「マザー」
(スターサンズ、角川)


 ※歴代の主演女優賞→

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助演男優賞 渡辺謙

「Fukushima 50(フクシマフィフティ)」
(松竹、角川)

Fukushima 50(フクシマフィフティ)

 作品一覧→


放射能事故を起こした東京電力の福島原発の所長を演じました。

  • 成田凌
    (なりた・りょう)
    「窮鼠(きゅうそ)はチーズの夢を見る」
    (ファントム・フィルム)
     作品一覧→

  • 宇野祥平
    (うの・しょうへい)
    「罪の声」
    (東宝)
     作品一覧→

  • 星野源
    「罪の声」
    (東宝)
     作品一覧→

  • 妻夫木聡
    (つまぶき・さとし)
    「浅田家!」
    (東宝)
     作品一覧→
     Amazon配信→

■参考:キネ旬ベスト
1位:
宇野祥平
「本気のしるし」
(ラビットハウス)
罪の声
(東宝)
ほか

2位(同点で2人):
津田寛治
「山中静夫氏の尊厳死」
(スーパービジョン等)

若葉竜也
「生きちゃった」
(フィルムランド)
ほか


 ※歴代の助演男優賞→

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助演女優賞 黒木華
(くろき・はる)

「浅田家!」
(東宝)

浅田家!

 作品一覧→

 Amazon配信→


他の映画賞で助演女優賞を総なめにしていた蒔田彩珠がノミネートから除外されました。

蒔田彩珠(まきた・あじゅ)は独立系キノフィルムズの映画「朝が来る」で、妊娠する中学生を熱演しました。 「キネマ旬報ベスト・テン」「毎日映画コンクール」「報知映画賞」などの映画賞で4冠を達成。賞レースで独走状態でした。

その一方で、他の映画賞では候補にすらならなかった松竹作品の女優らが、日アカではノミネートされました。 安田成美(Fukushima50)、後藤久美子(寅さん)などです。

  • 桃井かおり
    「一度も撃ってません」
    (キノフィルムズ)
     作品一覧→
     Amazon配信→

  • 江口のりこ
    「事故物件 恐い間取り」
    (松竹)
     作品一覧→

  • 後藤久美子
    「男はつらいよ お帰り 寅さん」
    (松竹)
     作品一覧→

  • 安田成美
    (やすだ・なるみ)
    「Fukushima 50(フクシマフィフティ)」
    (松竹、角川)
     作品一覧→

■参考:キネ旬ベスト
1位:
蒔田彩珠
「朝が来る」
(キノ)
 予告編→
 Amazon配信→

2位:
浅田美代子
「朝が来る」
 予告編→
(キノ)
 Amazon配信→


 ※歴代の助演女優賞→

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監督賞 若松節朗

Fukushima 50(フクシマフィフティ)」

(松竹、角川)

 作品一覧→

■参考:キネ旬ベスト
1位:
大林宣彦
海辺の映画館―キネマの玉手箱
(アスミック)

2位:
河瀬直美
朝が来る
(キノ)
 Amazon配信→

3位:
武正晴
アンダードッグ
(東映ビデオ)


 ※歴代の監督賞→

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アニメ作品賞 鬼滅の刃(きめつのやいば)無限列車編

 予告編→

(配給:東宝、アニプレックス/製作:ユーフォーテーブル)

(公開:2020年10月16日)

鬼滅の刃


日本史上最高の映画館収入を記録した「鬼滅の刃(きめつのやいば)無限列車編」が受賞しました。

京アニの歴史的名作「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」もノミネートされましたが、 やはり鬼滅にはかないませんでした。

  • 劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン
     予告編→
    (配給:松竹/製作:京アニ)
    (公開:2020年9月18日)
  • 映画 えんとつ町のプペル
     予告編→
    (配給:東宝、吉本興業)
  • ジョゼと虎と魚たち
     予告編→
    (配給:松竹、角川)
  • STAND BY ME ドラえもん2
     予告編→
     宇多丸の酷評→
    (配給:東宝)

■参考:東京アニメアワードの作品賞■
劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン


 ※歴代のアニメ賞→

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新人俳優賞
  • 服部樹咲(はっとり・みさき)
    「ミッドナイトスワン」(キノフィルムズ)
  • 蒔田彩珠(まきた・あじゅ)
    「朝が来る」(キノフィルムズ)
     Amazon配信→
  • 森七菜(もり・なな)
    「ラストレター」(東宝)
  • 岡田健史(おかだ・けんし)
    「望み」(角川)
    「ドクター・デスの遺産 -BLACK FILE-」(ワーナー・ブラザース映画)
    「弥生、三月 君を愛した30」(東宝)
  • 奥平大兼(おくだいら・だいけん)
    「MOTHER マザー」(スターサンズ、角川)
  • 永瀬廉(ながせ・れん)
    「弱虫ペダル」(松竹)

■参考:キネ旬ベスト

【男優部門】
1位:
奥平大兼(だいけん)
「マザー」
(スターサンズ、角川)

2位:
宮沢永魚(ひお)
「his」
(ファントム)

3位:
下倉幹人(かんと)
「アイヌモシリ」
(太秦)

【女優部門】
1位:
モトーラ世理奈
「風の電話」
(ブロードメディア・スタジオ)
ほか

2位:
服部樹咲(みさき)
「ミッドナイトスワン」
(キノ)

3位:
小西桜子(さくらこ)
「初恋」(東映)
「ファンシー」
(日本出版販売)ほか

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脚本賞 罪の声

野木亜紀子

(東宝)
  • ミッドナイトスワン
    内田英治
    (キノフィルムズ)
     Amazon配信→
  • 浅田家!
    中野量太/菅野友恵
    (東宝)
     Amazon配信→
  • Fukushima 50(フクシマフィフティ)」
    前川洋一
    (松竹、角川)
  • 男はつらいよ お帰り 寅さん
    山田洋次/朝原雄三
    (松竹)

■キネ旬ベスト■
1位:
スパイの妻
濱口竜介
野原位(ただし)
黒沢清
(ビターズ)
 Amazon配信→

2位:
アンダードッグ
足立紳(しん)
(東映ビデオ)

3位:
喜劇 愛妻物語
足立紳(しん)
(バンナム、キューテック)
 予告編→
 Amazon配信→

4位:
37セカンズ
HIKARI(ヒカリ)
(エレファントハウス)


 ※歴代の脚本賞→

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2020年(第43回)

様々なプレッシャーを受けながら、国家権力の暴走に警鐘を鳴らした「新聞記者」が堂々の作品賞。 さらに、俳優がなかなか見つからないなか、出演を引き受けた主役2人が、主演女優賞と主演男優賞をダブル受賞した。

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2020年
部門 受賞 ノミネート
作品賞 「新聞記者」
(配給:スターサンズ、イオン)

新聞記者

 予告編→

 Amazonビデオ→

 興行収入:5.5億円

国家権力の闇に迫るサスペンス映画。 東京新聞の望月衣塑子(いそこ)記者の著書「新聞記者」を原案としている。 権力批判の報道を抑え込もうとする動きや風潮が強まるなか、映画人・言論人としての良識を貫いた製作姿勢が、高い評価を得た。

■参考:キネマ旬報のベスト■
 ※歴代の作品賞→
主演男優賞 松坂桃李(まつざか・とおり)

新聞記者
(配給:スターサンズ、イオン)

 作品一覧→
  • 菅田将暉
    「アルキメデスの大戦」(東宝)
     作品一覧→
  • 中井貴一
    「記憶にございません!」(東宝)
     作品一覧→
  • GACKT(ガクト)
    「翔んで埼玉」(東映)
     作品一覧→
  • 笑福亭鶴瓶
    「閉鎖病棟―それぞれの朝―」(東映)
     作品一覧→

■参考:キネマ旬報の受賞者■

池松壮亮
「宮本から君へ」(スターサンズ、KADOKAWA)
 作品一覧→

 ※歴代の主演男優賞→
主演女優賞 シム・ウンギョン

新聞記者
(スターサンズ、イオン)

 作品一覧→

■参考:キネマ旬報の受賞者■

瀧内公美(たきうち・くみ)
「火口のふたり」(ファントム・フィルム)
 作品一覧→

 ※歴代の主演女優賞→
助演男優賞 吉沢亮

キングダム
(東宝、ソニー)

 作品一覧→
  • 柄本佑(えもと・たすく)
    「アルキメデスの大戦」(東宝)
     作品一覧→
  • 綾野剛
    「閉鎖病棟―それぞれの朝―」(東映)
     作品一覧→
  • 伊勢谷友介
    「翔んで埼玉」(東映)
     作品一覧→
  • 岡村隆史
    「決算!忠臣蔵」(松竹)
     作品一覧→

■参考:キネマ旬報の受賞者■

成田凌
「愛がなんだ」(エレファントハウス)、「さよならくちびる」(ギャガ)ほか
 作品一覧→

 ※歴代の助演男優賞→
助演女優賞 長澤まさみ

キングダム
(東宝、ソニー)

 作品一覧→
  • 天海祐希
    「最高の人生の見つけ方」(ワーナー)
     作品一覧→
  • 小松菜奈
    「閉鎖病棟―それぞれの朝―」(東映)
     作品一覧→
  • 高畑充希
    「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」(松竹)
     作品一覧→
  • 二階堂ふみ「人間失格 太宰治と3人の女たち」(松竹)
     作品一覧→

■参考:キネマ旬報の受賞者■

池脇千鶴
「半世界」(キノフィルムズ)
 作品一覧→

 ※歴代の助演女優賞→
監督賞 武内英樹

翔んで埼玉
(東映)

 作品一覧→
  • 佐藤信介
    「キングダム」(東宝、ソニー)
     作品一覧→
  • 藤井道人
    「新聞記者」(スターサンズ、イオン)
     作品一覧→
  • 周防正行
    「カツベン!」(東映)
     作品一覧→
  • 平山秀幸
    「閉鎖病棟 それぞれの朝」(東映)
     作品一覧→

■参考:キネマ旬報の受賞者■

白石和彌
「ひとよ」(日活)、「凪待ち」(キノフィルムズ)、「麻雀放浪記2020」(東映)
 作品一覧→

 ※歴代の監督賞→
アニメ作品賞 天気の子

 予告編→

 Amazon(ブルーレイ)→

(配給:東宝)

 ※歴代のアニメ賞
脚本賞 翔んで埼玉
(東映)

徳永友一
  • 新聞記者」(スターサンズ、イオン)
    詩森ろば、高石明彦、藤井道人
  • カツベン!」(東映)
    片島章三
  • 閉鎖病棟―それぞれの朝―」(東映)
    平山秀幸
  • 記憶にございません!」(東宝)
    三谷幸喜

■参考:キネマ旬報の受賞者■

阪本順治
「半世界」(キノフィルムズ)
外国作品賞 ジョーカー

(公開:2019年10月)

 予告編→

 字幕版(Amazon)→

 吹替版(Amazon)→

 ※歴代の外国作品賞→

2010年代の主要部門

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2019年(第42回)

2020年↑ | 2019年 | 2018年↓

2019年
部門 受賞 ノミネート
作品賞 「万引き家族」
(配給:ギャガ)

 監督:是枝裕和

万引き家族

おばあちゃん(樹木希林さん)の年金を頼りに、子どもに万引させながら暮らす貧しい一家の日常や秘密を描き、家族のつながりや社会のありようを問い掛ける。

カンヌ国際映画祭において、日本映画で史上5作目となる最高賞(パルムドール)を受賞した。アカデミー賞の国際映画賞にもノミネートされた。

是枝監督が脚本と編集も手がけた。家族のアンサンブル演技も見事。

【あらすじ】高層マンションのはざまに取り残された古い民家。治(リリー・フランキー)と信代(安藤サクラ)夫婦、息子の祥太(城桧吏(じょうかいり))、信代の妹の亜紀(松岡茉優)は、家主の初枝(樹木希林)の家と年金を頼りに、一緒に暮らしていた。

足りない生活費は万引で補う。家の中は乱雑。最底辺の暮らしといえるが、家族は笑いの絶えない日々を送っていた。ところが、ある冬の夜、治と祥太は、近くの団地1階のベランダでふるえ続ける幼女を見つける。連れ帰った幼女の身の上を知った信代は、育てる決意をする。

しかし、ある事件をきっかけに家族は引き裂かれ、それぞれが抱える秘密が明かされていく-。

 動画配信(Amazon)→
  • 「孤狼の血(ころうのち)」
    (配給:東映)
     監督:白石和彌
     動画配信(Amazon)→

  • 「北の桜守(さくらもり)」
    (配給:東宝)
     監督:滝田洋二郎
     動画配信(Amazon)→

  • 「カメラを止めるな!」
    (配給:アスミック・エース、ENBUゼミナール)
     監督:上田慎一郎
     動画配信(Amazon)→

  • 「空飛ぶタイヤ」
    (配給:松竹)
     監督:本木克英
     予告編→

■参考:キネ旬作品賞
「万引き家族」
(配給:ギャガ)

 歴代の受賞作→
主演男優賞 役所広司
「孤狼の血」


 作品一覧→
  • 舘ひろし
    「終わった人」

     作品一覧→
  • リリー・フランキー
    「万引き家族」

     作品一覧→
  • 濱津隆之
    「カメラを止めるな!」

     作品一覧→
  • 岡田准一
    「散り椿(つばき)」

 歴代の受賞者→
主演女優賞 安藤サクラ
「万引き家族」


 作品一覧→

 歴代の受賞者→
助演男優賞 松坂桃李
「孤狼の血」


 作品一覧→

 歴代の受賞者→
助演女優賞 樹木希林
「万引き家族」


 作品一覧→

 歴代の受賞者→
監督賞 是枝裕和
「万引き家族」


 作品一覧→

 歴代の受賞者→
アニメ作品賞 未来のミライ

 予告編(Amazon)→

 歴代の受賞作→
脚本賞 「万引き家族」

是枝裕和
  • 「孤狼の血」
    池上純哉
  • 「カメラを止めるな!」
    上田慎一郎
  • 「北の桜守」
    那須真知子
  • 「空飛ぶタイヤ」
    林民夫

 歴代の受賞者→

2018年(第41回)

2019年↑ | 2018年 | 2017年↓

2018年
部門 受賞 ノミネート
作品賞 「三度目の殺人」
(配給:東宝、ギャガ)

 監督:是枝裕和

三度目の殺人

 動画配信(Amazon)→
  • 「君の膵臓をたべたい」
    (配給:東宝)
     監督:月川翔
     動画配信(Amazon)→

  • 「ナミヤ雑貨店の奇蹟」
    (配給:角川、松竹)
     監督:廣木隆一
     動画配信(Amazon)→

  • 「花戦さ」
    (配給:東宝)
     監督:篠原哲雄
     動画配信(Amazon)→

  • 「関ケ原」
     監督:原田眞人
    (配給:東宝、アスミック・エース)

■参考:キネ旬作品賞
「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」
(配給:東京テアトル、リトルモア)
アニメ作品賞 夜は短し歩けよ乙女

 予告編(Amazon)→
主演男優賞 菅田将暉
「あゝ、荒野 前篇」


 予告編「Amazon」→

 作品一覧→
  • 大泉洋
    「探偵はBARにいる3」

     作品一覧→
  • 佐藤健
    「8年越しの花嫁 奇跡の実話」

     作品一覧→
  • 藤原竜也
    「22年目の告白 私が殺人犯です」

     作品一覧→
  • 岡田准一
    「関ヶ原」
主演女優賞 蒼井優
「彼女がその名を知らない鳥たち」


 予告編「Amazon」→

 作品一覧→
助演男優賞 役所広司
「三度目の殺人」


 予告編「Amazon」→
助演女優賞 広瀬すず
「三度目の殺人」


 予告編「Amazon」→

 作品一覧→
監督賞 是枝裕和
「三度目の殺人」


 予告編「Amazon」→

 作品一覧→
脚本賞 是枝裕和
(三度目の殺人)

 予告編(Amazon)→
  • 斉藤ひろし
    (ナミヤ雑貨店の奇蹟)
  • 森下佳子
    (花戦さ)
  • 山田洋次、平松恵美子
    (家族はつらいよ2)
  • 吉田智子
    (君の膵臓をたべたい)
外国作品賞 ラ・ラ・ランド

 予告編(Amazon)→
  • ダンケルク
  • ドリーム
  • 美女と野獣
  • 女神の見えざる手

2017年(第40回)

2018年↑ | 2017年 | 2016年↓

2017年
部門 受賞 ノミネート
作品賞 「シン・ゴジラ」
(配給:東宝)

 監督:庵野秀明

シン・ゴジラ

 動画配信(Amazon)→

 U-NEXT→

■参考:キネ旬作品賞
「この世界の片隅に」
(配給:東京テアトル)
アニメ作品賞 この世界の片隅に

 予告編(Amazon)→
監督賞 庵野秀明、樋口真嗣
(シン・ゴジラ)
  • 新海誠
    (君の名は。)
  • 瀬々敬久
    (64-ロクヨン-前編)
  • 中野量太
    (湯を沸かすほどの熱い愛)
  • 李相日
    (怒り)
主演男優賞 佐藤浩市
(64-ロクヨン-前編)
  • 綾野剛
    (日本で一番悪い奴ら)
  • 岡田准一
    (海賊とよばれた男)
  • 長谷川博己
    (シン・ゴジラ)
  • 松山ケンイチ
    (聖の青春)
主演女優賞 宮沢りえ
(湯を沸かすほどの熱い愛)
  • 大竹しのぶ
    (後妻業の女)
  • 黒木華
    (リップヴァンウィンクルの花嫁)
  • 広瀬すず
    (ちはやふる-上の句-)
  • 宮﨑あおい
    (怒り)
助演男優賞 妻夫木聡
(怒り)
  • 竹原ピストル
    (永い言い訳)
  • 東出昌大
    (聖の青春)
  • 森山未來
    (怒り)
  • リリー・フランキー
    (SCOOP!)
助演女優賞 杉咲花
(湯を沸かすほどの熱い愛)
  • 石原さとみ
    (シン・ゴジラ)
  • 市川実日子
    (シン・ゴジラ)
  • 広瀬すず
    (怒り)
  • 宮﨑あおい
    (バースデーカード)
脚本賞 新海誠
(君の名は。)
  • 中野量太
    (湯を沸かすほどの熱い愛)
  • 久松真一/瀬々敬久
    (64-ロクヨン-前編)
  • 山田洋次/平松恵美子
    (家族はつらいよ)
  • 李相日
    (怒り)

2016年(第39回)

2017年↑ | 2016年 | 2015年↓

2016年
部門 受賞 ノミネート
作品賞 「海街diary(うみまちダイアリー)」
(配給:東宝、ギャガ)

 監督:是枝裕和

海街diary(うみまちダイアリー)

 動画配信(Amazon)→

 U-NEXT→

是枝裕和監督。静かに展開が進む家族ドラマ。人の優しさを描いた。美談。淡い色の水彩画のような作品。

■参考:キネ旬作品賞
「恋人たち」
(配給:松竹ブロードキャスティング、アーク・フィルムズ)
アニメ作品賞 バケモノの子

 予告編(Amazon)→
監督賞 是枝裕和
(海街diary)
  • 大根仁
    (バクマン。)
  • 武正晴
    (百円の恋)
  • 田中光敏
    (海難1890)
  • 原田眞人
    (日本のいちばん長い日)
主演男優賞 二宮和也
(母と暮せば)
  • 内野聖陽
    (海難1890)
  • 大泉洋
    (駆込み女と駆出し男)
  • 佐藤浩市
    (起終点駅 ターミナル)
  • 役所広司
    (日本のいちばん長い日)
主演女優賞 安藤サクラ
(百円の恋)
  • 綾瀬はるか
    (海街diary)
  • 有村架純
    (映画 ビリギャル)
  • 樹木希林
    (あん)
  • 吉永小百合
    (母と暮せば)
助演男優賞 本木雅弘
(日本のいちばん長い日)
  • 浅野忠信
    (母と暮せば)
  • 新井浩文
    (百円の恋)
  • 伊藤淳史
    (映画 ビリギャル)
  • 染谷将太
    (バクマン。)
  • 本木雅弘
    (天空の蜂)
助演女優賞 黒木華
(母と暮せば)
  • 夏帆
    (海街diary)
  • 長澤まさみ
    (海街diary)
  • 満島ひかり
    (駆込み女と駆出し男)
  • 吉田羊
    (映画 ビリギャル)
脚本賞 足立紳
(百円の恋)
  • 小松江里子
    (海難1890)
  • 是枝裕和
    (海街diary)
  • 原田眞人
    (日本のいちばん長い日)
  • 山田洋次/平松恵美子
    (母と暮せば)

2015年(第38回)

2016年↑ | 2015年 | 2014年↓

2015年
部門 受賞 ノミネート
作品賞 「永遠の0」
(配給:東宝)

 監督:山崎貴(やまざき・たかし)

永遠の0

 予告編→
  • 「紙の月」
    (配給:松竹)
     監督:吉田大八
     動画配信(Amazon)→

  • 「小さいおうち」
    (配給:松竹)
     監督:山田洋次
     動画配信(Amazon)→

  • 「ふしぎな岬の物語」
    (配給:東映)
     監督:成島出(なるしま・いずる)
     動画配信(Amazon)→

  • 「蜩ノ記(ひぐらしのき)」
    (配給:東宝)
     監督:小泉堯史(こいずみ・たかし)

■参考:キネ旬作品賞
「そこのみにて光輝く」
(配給:東京テアトル、函館シネマアイリス)
アニメ作品賞 STAND BY ME ドラえもん

 予告編(Amazon)→
監督賞 山崎貴
(永遠の0)
  • 小泉堯史
    (蜩ノ記)
  • 成島出
    (ふしぎな岬の物語)
  • 本木克英
    (超高速!参勤交代)
  • 吉田大八
    (紙の月)
主演男優賞 岡田准一
(永遠の0)
  • 阿部寛
    (ふしぎな岬の物語)
  • 佐々木蔵之介
    (超高速!参勤交代)
  • 中井貴一
    (柘榴坂の仇討)
  • 役所広司
    (蜩ノ記)
主演女優賞 宮沢りえ
(紙の月)
  • 安藤サクラ
    (0.5ミリ)
  • 池脇千鶴
    (そこのみにて光輝く)
  • 井上真央
    (白ゆき姫殺人事件)
  • 二階堂ふみ
    (私の男)
  • 吉永小百合
    (ふしぎな岬の物語)
助演男優賞 岡田准一
(蜩ノ記)
  • 阿部寛
    (柘榴坂の仇討)
  • 伊藤英明
    (WOOD JOB!~神去なあなあ日常~)
  • 笑福亭鶴瓶
    (ふしぎな岬の物語)
  • 三浦春馬
    (永遠の0)
助演女優賞 黒木華
(小さいおうち)
  • 大島優子
    (紙の月)
  • 小林聡美
    (紙の月)
  • 竹内結子
    (ふしぎな岬の物語)
  • 富司純子
    (舞妓はレディ)
脚本賞 土橋章宏
(超高速!参勤交代)
  • 加藤正人/安倍照雄
    (ふしぎな岬の物語)
  • 早船歌江子
    (紙の月)
  • 山崎貴/林民夫
    (永遠の0)
  • 山田洋次/平松恵美子
    (小さいおうち)

2014年(第37回)

2015年↑ | 2014年 | 2013年↓

2014年
部門 受賞 ノミネート
作品賞 「舟を編む」
(配給:松竹、アスミック・エース)

 監督:石井裕也

舟を編む

 動画配信(Amazon)→

 Netflix→

 U-NEXT→

■参考:キネ旬作品賞
「ペコロスの母に会いに行く」
(配給:東風)
アニメ作品賞 風立ちぬ

 Amazon→
  • かぐや姫の物語
     Amazon→
  • 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語
     Amazon→
  • キャプテンハーロック -SPACE PIRATE CAPTAIN HARLOCK-
     予告編(Amazon)→
  • ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE
     Amazon→
監督賞 石井裕也
(舟を編む)
  • 是枝裕和
    (そして父になる)
  • 白石和彌
    (凶悪)
  • 三谷幸喜
    (清州会議)
  • 山田洋次
    (東京家族)
主演男優賞 松田龍平
(舟を編む)
  • 市川海老蔵
    (利休にたずねよ)
  • 橋爪功
    (東京家族)
  • 福山雅治
    (そして父になる)
  • 渡辺謙
    (許されざる者)
主演女優賞 真木よう子
(さよなら渓谷)
  • 上戸彩
    (武士の献立)
  • 尾野真千子
    (そして父になる)
  • 宮﨑あおい
    (舟を編む)
  • 吉行和子
    (東京家族)
助演男優賞 リリー・フランキー
(そして父になる)
  • オダギリ・ジョー
    (舟を編む)
  • 妻夫木聡
    (東京家族)
  • ピエール瀧
    (凶悪)
  • 松田龍平
    (探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点)
助演女優賞 真木よう子
(そして父になる)
  • 蒼井優
    (東京家族)
  • 尾野真千子
    (探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点)
  • 中谷美紀
    (利休にたずねよ)
  • 余貴美子
    (武士の献立)
脚本賞 渡辺謙作
(舟を編む)
  • 是枝裕和
    (そして父になる)
  • 高橋泉・白石和彌
    (凶悪)
  • 三谷幸喜
    (清州会議)
  • 山田洋次・平松恵美子
    (東京家族)

2013年(第36回)

2014年↑ | 2013年 | 2012年↓

2013年
部門 受賞 ノミネート
作品賞 「桐島、部活やめるってよ」
(配給:ショウゲート)

 監督:吉田大八

桐島、部活やめるってよ

 動画配信(Amazon)→

■参考:キネ旬作品賞
「かぞくのくに」
(配給:スターサンズ)
監督賞 吉田大八
(桐島、部活やめるってよ)
  • 犬童一心
    (のぼうの城)
  • 樋口真嗣
    (のぼうの城)
  • 阪本順治
    (北のカナリアたち)
  • 原田眞人
    (わが母の記)
  • 降旗康男
    (あなたへ)
主演男優賞 阿部寛
(テルマエ・ロマエ)
  • 堺雅人
    (鍵泥棒のメソッド)
  • 野村萬斎
    (のぼうの城)
  • 森山未來
    (苦役列車)
  • 役所広司
    (聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-)
  • 役所広司
    (わが母の記)
主演女優賞 樹木希林
(わが母の記)
  • 草刈民代
    (終の信託)
  • 沢尻エリカ
    (ヘルタースケルター)
  • 松たか子
    (夢売るふたり)
  • 吉永小百合
    (北のカナリアたち)
助演男優賞 大滝秀治
(あなたへ)
  • 香川照之
    (鍵泥棒のメソッド)
  • 高良健吾
    (苦役列車)
  • 佐藤浩市
    (あなたへ)
  • 佐藤浩市
    (のぼうの城)
  • 森山未來
    (北のカナリアたち)
助演女優賞 余貴美子
(あなたへ)
  • 寺島しのぶ
    (ヘルタースケルター)
  • 広末涼子
    (鍵泥棒のメソッド)
  • 満島ひかり
    (北のカナリアたち)
  • 宮﨑あおい
    (わが母の記)
脚本賞 内田けんじ
(鍵泥棒のメソッド)
  • 青島武
    (あなたへ)
  • 喜安浩平
    (桐島、部活やめるってよ)
  • 吉田大八
    (桐島、部活やめるってよ)
  • 那須真知子
    (北のカナリアたち)
  • 原田眞人
    (わが母の記)

2012年(第35回)

2013年↑ | 2012年 | 2011年↓

2012年
部門 受賞 ノミネート
作品賞 「八日目の蝉(せみ)」
(配給:松竹)

 監督:成島出(なるしま・いずる)

八日目の蝉(せみ)

 動画配信(Amazon)→

 Netflix→

 U-NEXT→

■参考:キネ旬作品賞
「一枚のハガキ」
(配給:東京テアトル)
アニメ作品賞 コクリコ坂から

 Amazon→
監督賞 成島出
(八日目の蝉)
  • 阪本順治
    (大鹿村騒動記)
  • 新藤兼人
    (一枚のハガキ)
  • 杉田成道
    (最後の忠臣蔵)
  • 三谷幸喜
    (ステキな金縛り)
主演男優賞 原田芳雄
(大鹿村騒動記)
  • 大泉洋
    (探偵はBARにいる)
  • 堺雅人
    (武士の家計簿)
  • 三浦友和
    (RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ)
  • 役所広司
    (最後の忠臣蔵)
主演女優賞 井上真央
(八日目の蝉)
  • 長澤まさみ
    (モテキ)
  • 中谷美紀
    (阪急電車 片道15分の奇跡)
  • 深津絵里
    (ステキな金縛り)
  • 宮﨑あおい
    (ツレがうつになりまして)
助演男優賞 でんでん
(冷たい熱帯魚)
  • 伊勢谷友介
    (あしたのジョー)
  • 岸部一徳
    (大鹿村騒動記)
  • 佐藤浩市
    (最後の忠臣蔵)
  • 松田龍平
    (探偵はBARにいる)
助演女優賞 永作博美
(八日目の蝉)
  • 麻生久美子
    (モテキ)
  • 小池栄子
    (八日目の蝉)
  • 満島ひかり
    (一命)
  • 宮本信子
    (阪急電車 片道15分の奇跡)
脚本賞 奥寺佐渡子
(八日目の蝉)
  • 荒井晴彦/阪本順治
    (大鹿村騒動記)
  • 古沢良太/須藤泰司
    (探偵はBARにいる)
  • 田中陽造
    (最後の忠臣蔵)
  • 三谷幸喜
    (ステキな金縛り)

2011年(第34回)

2012年↑ | 2011年 | 2010年↓

2011年
部門 受賞 ノミネート
作品賞 「告白」
(配給:東宝)

 監督:中島哲也

告白

 動画配信(Amazon)→

 Netflix→

「私の娘は事故死ではない。このクラスの生徒に殺された」。中学の女性教師の衝撃的な告白で幕を開けるサスペンス。

本屋大賞を受賞した湊かなえの同名小説を、「下妻物語」などの異才・中島哲也監督が映像化した。

■参考:キネ旬作品賞
「悪人」
(配給:東宝)
アニメ作品賞 借りぐらしのアリエッティ

 Amazon→
  • カラフル
     Amazon→
  • 映画ドラえもん のび太の人魚大海戦
     Amazon→
  • 名探偵コナン 天空の難破船<ロスト・シップ>
     Amazon→
  • ワンピースフィルム ストロングワールド
     予告編(Amazon)→
監督賞 中島哲也
(告白)
  • 成島出
    (孤高のメス)
  • 三池崇史
    (十三人の刺客)
  • 山田洋次
    (おとうと)
  • 李相日
    (悪人)
主演男優賞 妻夫木聡
(悪人)
  • 笑福亭鶴瓶
    (おとうと)
  • 堤真一
    (孤高のメス)
  • 豊川悦司
    (必死剣鳥刺し)
  • 役所広司
    (十三人の刺客)
主演女優賞 深津絵里
(悪人)
  • 寺島しのぶ
    (キャタピラー)
  • 松たか子
    (告白)
  • 薬師丸ひろ子
    (今度は愛妻家)
  • 吉永小百合
    (おとうと)
助演男優賞 柄本明
(悪人)
  • 石橋蓮司
    (今度は愛妻家)
  • 岡田将生
    (悪人)
  • 岡田将生
    (告白)
  • 吉川晃司
    (必死剣鳥刺し)
助演女優賞 樹木希林
(悪人)
  • 蒼井優
    (おとうと)
  • 木村佳乃
    (告白)
  • 夏川結衣
    (孤高のメス)
  • 満島ひかり
    (悪人)
脚本賞 中島哲也
(告白)
  • 加藤正人
    (孤高のメス)
  • 天願大介
    (十三人の刺客)
  • 山田洋次/平松恵美子
    (おとうと)
  • 吉田修一/李相日
    (悪人)

2010年(第33回)

2011年↑ | 2010年 | 2009年↓

2010年
部門 受賞 ノミネート
作品賞 「沈まぬ太陽」
(配給:東宝)

 監督:若松節朗

沈まぬ太陽

 予告編→
  • 「ゼロの焦点」
    (配給:東宝)
     監督:犬童一心
     動画配信(Amazon)→

  • 「ディア・ドクター」
    (配給:エンジンフイルム、アスミック・エース)
     監督:西川美和
     動画配信(Amazon)→

  • 「ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~」
    (配給:東宝)
     監督:根岸吉太郎

  • 「劒岳 点の記」
    (配給:東映)
     監督:木村大作

■参考:キネ旬作品賞
「ディア・ドクター」
(配給:エンジンフイルム、アスミック・エース)
アニメ作品賞 サマーウォーズ

 予告編(Amazon)→
  • ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
     Amazon→
  • ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史
     Amazon→
  • ホッタラケの島 縲恬yと魔法の鏡縲鰀
     予告編(Amazon)→
  • 名探偵コナン 漆黒の追跡者
     Amazon→
監督賞 木村大作
(劔岳 点の記)
  • 犬童一心
    (ゼロの焦点)
  • 西川美和
    (ディア・ドクター)
  • 根岸吉太郎
    (ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~)
  • 若松節朗
    (沈まぬ太陽)
主演男優賞 渡辺謙
(沈まぬ太陽)
  • 浅野忠信
    (ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~)
  • 浅野忠信
    (劔岳 点の記)
  • 大森南朋
    (ハゲタカ)
  • 笑福亭鶴瓶
    (ディア・ドクター)
主演女優賞 松たか子
(ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~)
  • 綾瀬はるか
    (おっぱいバレー)
  • 広末涼子
    (ゼロの焦点)
  • ペ・ドゥナ
    (空気人形)
  • 宮﨑あおい
    (少年メリケンサック)
助演男優賞 香川照之
(劔岳 点の記)
  • 瑛太
    (ディア・ドクター)
  • 堺雅人
    (ジェネラル・ルージュの凱旋)
  • 玉山鉄二
    (ハゲタカ)
  • 三浦友和
    (沈まぬ太陽)
助演女優賞 余貴美子
(ディア・ドクター)
  • 木村多江
    (ゼロの焦点)
  • 鈴木京香
    (沈まぬ太陽)
  • 中谷美紀
    (ゼロの焦点)
  • 室井滋
    (ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~)
脚本賞 西川美和
(ディア・ドクター)
  • 犬童一心/中園健司
    (ゼロの焦点)
  • 木村大作/菊池淳夫/宮村敏正
    (劔岳 点の記)
  • 田中陽造
    (ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~)
  • 西岡琢也
    (沈まぬ太陽)

2000年代

2009年(第32回)

2010年↑ | 2009年 | 2008年↓

2009年
部門 受賞 ノミネート
作品賞 「おくりびと」
(配給:松竹)

 監督:滝田洋二郎

おくりびと

 動画配信(Amazon)→

■参考:キネ旬作品賞
「おくりびと」
(配給:松竹)
アニメ作品賞 崖の上のポニョ

 Amazon→
  • 映画 ドラえもん のび太と緑の巨人伝
     Amazon→
  • スカイ・クロラ The Sky Crawlers
     予告編(Amazon)→
  • 名探偵コナン 戦慄の楽譜(せんりつのフルスコア)
     Amazon→
  • ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+冬に咲く、奇跡の桜
     予告編(Amazon)→
監督賞 滝田洋二郎
(おくりびと)
  • 中島哲也
    (パコと魔法の絵本)
  • 原田眞人
    (クライマーズ・ハイ)
  • 三谷幸喜
    (ザ・マジックアワー)
  • 山田洋次
    (母べえ)
主演男優賞 本木雅弘
(おくりびと)
  • 佐藤浩市
    (ザ・マジックアワー)
  • 堤真一
    (クライマーズ・ハイ)
  • 松山ケンイチ
    (デトロイト・メタル・シティ)
  • 役所広司
    (パコと魔法の絵本)
主演女優賞 木村多江
(ぐるりのこと。)
  • 仲間由紀恵
    (私は貝になりたい)
  • 広末涼子
    (おくりびと)
  • 吉永小百合
    (母べえ)
  • 吉永小百合
    (まぼろしの邪馬台国 YAMATAIKOKU)
助演男優賞 山﨑努
(おくりびと)
  • 浅野忠信
    (母べえ)
  • 堺雅人
    (クライマーズ・ハイ)
  • 堤真一
    (容疑者Xの献身)
  • 寺脇康文
    (相棒-劇場版-絶体絶命!42.195km)
助演女優賞 余貴美子
(おくりびと)
  • 樹木希林
    (歩いても 歩いても)
  • 檀れい
    (母べえ)
  • 松雪泰子
    (デトロイト・メタル・シティ)
  • 松雪泰子
    (容疑者Xの献身)
脚本賞 小山薫堂
(おくりびと)
  • 内田けんじ
    (アフタースクール)
  • 加藤正人/成島出/原田眞人
    (クライマーズ・ハイ)
  • 三谷幸喜
    (ザ・マジックアワー)
  • 山田洋次/平松恵美子
    (母べえ)

2008年(第31回)

2009年↑ | 2008年 | 2007年↓

2008年
部門 受賞 ノミネート
作品賞 「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」
(配給:松竹)

 監督:松岡錠司

東京タワー オカンとボクと、時々、オトン

 動画配信(Amazon)→
  • 「ALWAYS 続・三丁目の夕日」
    (配給:東宝)
     監督:山崎貴
     動画配信(Amazon)→

  • 「それでもボクはやってない」
    (配給:東宝)
     監督:周防正行
     Amazon→

  • 「キサラギ」
    (配給:東宝)
     監督:佐藤祐市

  • 「眉山-びざん-」
    (配給:東宝)
     監督:犬童一心

■参考:キネ旬作品賞
「それでもボクはやってない」
(配給:東宝)
アニメ作品賞 鉄コン筋クリート

 Amazon→
監督賞 松岡錠司
(東京タワー オカンとボクと、時々、オトン)
  • 犬童一心
    (眉山 -びざん-)
  • 佐藤祐市
    (キサラギ)
  • 周防正行
    (それでもボクはやってない)
  • 山崎貴
    (ALWAYS 続・三丁目の夕日)
主演男優賞 吉岡秀隆
(ALWAYS 続・三丁目の夕日)
  • 阿部サダヲ
    (舞妓 Haaaan!!!)
  • オダギリ・ジョー
    (東京タワー オカンとボクと、時々、オトン)
  • 加瀬亮
    (それでもボクはやってない)
  • 役所広司
    (象の背中)
主演女優賞 樹木希林
(東京タワー オカンとボクと、時々、オトン)
  • 寺島しのぶ
    (愛の流刑地)
  • 中谷美紀
    (自虐の詩)
  • 仲間由紀恵
    (大奥)
  • 宮沢りえ
    (オリヲン座からの招待状)
助演男優賞 小林薫
(東京タワー オカンとボクと、時々、オトン)
  • 柄本明
    (やじきた道中 てれすこ)
  • 香川照之
    (キサラギ)
  • 堤真一
    (ALWAYS 続・三丁目の夕日)
  • 堤真一
    (舞妓 Haaaan!!!)
助演女優賞 もたいまさこ
(それでもボクはやってない)
  • 堀北真希
    (ALWAYS 続・三丁目の夕日)
  • 松たか子
    (東京タワー オカンとボクと、時々、オトン)
  • 宮本信子
    (眉山 -びざん-)
  • 薬師丸ひろ子
    (ALWAYS 続・三丁目の夕日)
脚本賞 松尾スズキ
(東京タワー オカンとボクと、時々、オトン)
  • 宮藤官九郎
    (舞妓 Haaaan!!!)
  • 周防正行
    (それでもボクはやってない)
  • 山崎貴/古沢良太
    (ALWAYS 続・三丁目の夕日)

2007年(第30回)

2008年↑ | 2007年 | 2006年↓

2007年
部門 受賞 ノミネート
作品賞 「フラガール」
(配給:シネカノン)

 監督:李相日

フラガール

 Netflix→

李相日(リ・サンイル)監督。 2000年代の日本映画界を盛り上げた独立系映画会社シネカノンの最大のヒット作。

1965年の福島の炭鉱の町が舞台。 石炭産業の衰退とともに危機に直面する地域だ。 閉鎖される石炭にかわって、ハワイをテーマにしたレジャー施設の建設が計画される。 今も実在するレジャー施設「常磐ハワイアンセンターオープン」までの実話がモデル。

■参考:キネ旬作品賞
「フラガール」
(配給:シネカノン)
アニメ作品賞 時をかける少女

 予告編(Amazon)→
監督賞 李相日
(フラガール)
  • 佐藤純彌
    (男たちの大和 YAMATO)
  • 中島哲也
    (嫌われ松子の一生)
  • 三谷幸喜
    (THE 有頂天ホテル)
  • 山田洋次
    (武士の一分)
主演男優賞 渡辺謙
(明日の記憶)
  • オダギリ・ジョー
    (ゆれる)
  • 妻夫木聡
    (涙そうそう)
  • 寺尾聰
    (博士の愛した数式)
  • 役所広司
    (THE 有頂天ホテル)
主演女優賞 中谷美紀
(嫌われ松子の一生)
  • 檀れい
    (武士の一分)
  • 長澤まさみ
    (涙そうそう)
  • 樋口可南子
    (明日の記憶)
  • 松雪泰子
    (フラガール)
助演男優賞 笹野高史
(武士の一分)
  • 大沢たかお
    (地下鉄(メトロ)に乗って)
  • 香川照之
    (ゆれる)
  • 佐藤浩市
    (THE 有頂天ホテル)
  • 松山ケンイチ
    (デスノート 前編)
助演女優賞 蒼井優
(フラガール)
  • 蒼井優
    (男たちの大和 YAMATO)
  • 富司純子
    (フラガール)
  • もたいまさこ
    (かもめ食堂)
  • 桃井かおり
    (武士の一分)
脚本賞 李相日/羽原大介
(フラガール)
  • 砂本量/三浦有為子
    (明日の記憶)
  • 中島哲也
    (嫌われ松子の一生)
  • 三谷幸喜
    (THE 有頂天ホテル)
  • 山田洋次/平松恵美子/山本一郎
    (武士の一分)

2006年(第29回)

2007年↑ | 2006年 | 2005年↓

2006年
部門 受賞 ノミネート
作品賞 「ALWAYS 三丁目の夕日」
(配給:東宝)

 監督:山崎貴

ALWAYS 三丁目の夕日

 動画配信(Amazon)→

 U-NEXT→
  • 「北の零年」
    (配給:東映)
     監督:行定勲
     動画配信(Amazon)→

  • 「パッチギ!」
    (配給:シネカノン)
     監督:井筒和幸
     動画配信(Amazon)→

  • 「蝉しぐれ」
    (配給:東宝)
     監督:黒土三男

  • 「亡国のイージス」
    (配給:日本ヘラルド映画、松竹)
     監督:阪本順治

■参考:キネ旬作品賞
「パッチギ」
(配給:シネカノン)
監督賞 山崎貴
(ALWAYS 三丁目の夕日)
  • 井筒和幸
    (パッチギ !)
  • 黒土三男
    (蝉しぐれ)
  • 阪本順治
    (亡国のイージス)
  • 行定勲
    (北の零年)
主演男優賞 吉岡秀隆
(ALWAYS 三丁目の夕日)
  • 市川染五郎
    (蝉しぐれ)
  • 真田広之
    (亡国のイージス)
  • 妻夫木聡
    (春の雪)
  • ユースケ・サンタマリア
    (交渉人・真下正義)
主演女優賞 吉永小百合
(北の零年)
  • 木村佳乃
    (蝉しぐれ)
  • 小雪
    (ALWAYS 三丁目の夕日)
  • 竹内結子
    (春の雪)
  • 中島美嘉
    (NANA)
助演男優賞 堤真一
(ALWAYS 三丁目の夕日)
  • 香川照之
    (北の零年)
  • 寺島進
    (交渉人・真下正義)
  • 豊川悦司
    (北の零年)
  • 中井貴一
    (亡国のイージス)
助演女優賞 薬師丸ひろ子
(ALWAYS 三丁目の夕日)
  • 石田ゆり子
    (北の零年)
  • 石原さとみ
    (北の零年)
  • 大楠道代
    (春の雪)
  • 寺島しのぶ
    (東京タワー)
脚本賞 山崎貴/古沢良太
(ALWAYS 三丁目の夕日)
  • 黒土三男
    (蝉しぐれ)
  • 那須真知子
    (北の零年)
  • 長谷川康夫/飯田健三郎
    (亡国のイージス)
  • 羽原大介/井筒和幸
    (パッチギ !)

2005年(第28回)

2006年↑ | 2005年 | 2004年↓

2005年
部門 受賞 ノミネート
作品賞 「半落ち」
(配給:東映)

 監督:佐々部清

半落ち

 Netflix→

 U-NEXT→
  • 「隠し剣 鬼の爪」
    (配給:松竹)
     監督:山田洋次
     動画配信(Amazon)→

  • 「世界の中心で、愛をさけぶ」
    (配給:東宝)
     監督:行定勲
     動画配信(Amazon)→

  • 「血と骨」
    (配給:松竹、ザナドゥー)
     監督:崔洋一(さい・よういち)
     Amazon→

  • 「スウィングガールズ」
    (配給:東宝)
     監督:矢口史靖

■参考:キネ旬作品賞
「誰も知らない」
(配給:シネカノン)
監督賞 崔洋一
(血と骨)
  • 佐々部清
    (半落ち)
  • 矢口史靖
    (スウィングガールズ)
  • 山田洋次
    (隠し剣 鬼の爪)
  • 行定勲
    (世界の中心で、愛をさけぶ)
主演男優賞 寺尾聰
(半落ち)
  • 哀川翔
    (ゼブラーマン)
  • 大沢たかお
    (解夏)
  • 永瀬正敏
    (隠し剣 鬼の爪)
  • 役所広司
    (笑の大学)
主演女優賞 鈴木京香
(血と骨)
  • 竹内結子
    (いま、会いにゆきます)
  • 常盤貴子
    (赤い月)
  • 深田恭子
    (下妻物語)
  • 松たか子
    (隠し剣 鬼の爪)
助演男優賞 オダギリ・ジョー
(血と骨)
  • 香川照之
    (赤い月)
  • 柴田恭兵
    (半落ち)
  • 森山未來
    (世界の中心で、愛をさけぶ)
  • 吉岡秀隆
    (隠し剣 鬼の爪)
助演女優賞 長澤まさみ
(世界の中心で、愛をさけぶ)
  • 樹木希林
    (半落ち)
  • 田畑智子
    (血と骨)
  • 土屋アンナ
    (下妻物語)
  • YOU
    (誰も知らない)
脚本賞 矢口史靖
(スウィングガールズ)
  • 崔洋一/鄭義信
    (血と骨)
  • 田部俊行/佐々部清
    (半落ち)
  • 三谷幸喜
    (笑の大学)
  • 山田洋次/朝間義隆
    (隠し剣 鬼の爪)

2004年(第27回)

2005年↑ | 2004年 | 2003年↓

2004年
部門 受賞 ノミネート
作品賞 「壬生義士伝」
(配給:松竹)

 監督:滝田洋二郎

壬生義士伝

 Netflix→

 U-NEXT→
  • 「阿修羅のごとく」
    (配給:東宝)
     監督:森田芳光
     動画配信(Amazon)→

  • 「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」
    (配給:東宝)
     監督:本広克行
     Amazon→

  • 「座頭市」
    (配給:松竹、オフィス北野)
     監督:北野武
     Amazon→

  • 「スパイ・ゾルゲ」
    (配給:東宝)
     監督:篠田正浩
     Amazon→

■参考:キネ旬作品賞
「美しい夏キリシマ」
(配給:パンドラ)
監督賞 森田芳光
(阿修羅のごとく)
  • 塩田明彦
    (黄泉<よみ>がえり)
  • 篠田正浩
    (スパイ・ゾルゲ)
  • 滝田洋二郎
    (壬生義士伝)
  • 本広克行
    (踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!)
主演男優賞 中井貴一
(壬生義士伝)
  • 織田裕二
    (踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!)
  • 西田敏行
    (ゲロッパ!)
  • 藤原竜也
    (バトル・ロワイアルⅡ 鎮魂歌<レクイエム>)
主演女優賞 寺島しのぶ
(赤目四十八瀧心中未遂)
  • 上戸彩
    (あずみ)
  • 大竹しのぶ
    (阿修羅のごとく)
  • 竹内結子
    (黄泉<よみ>がえり)
  • 観月ありさ
    (ぼくんち)
助演男優賞 佐藤浩市
(壬生義士伝)
  • 浅野忠信
    (座頭市)
  • 中村獅童
    (阿修羅のごとく)
  • 三宅裕司
    (壬生義士伝)
  • 柳葉敏郎
    (踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!)
助演女優賞 深津絵里
(阿修羅のごとく)
  • 大楠道代
    (座頭市)
  • 中谷美紀
    (壬生義士伝)
  • 深津絵里
    (踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!)
  • 八千草薫
    (阿修羅のごとく)
脚本賞 筒井ともみ
(阿修羅のごとく)
  • 犬童一心/斉藤ひろし/塩田明彦
    (黄泉<よみ>がえり)
  • 君塚良一
    (踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!)
  • 篠田正浩/ロバート・マンディ
    (スパイ・ゾルゲ)
  • 古厩智之
    (ロボコン)

2003年(第26回)

2004年↑ | 2003年 | 2002年↓

2003年
部門 受賞 ノミネート
作品賞 「たそがれ清兵衛」
(配給:松竹)

 監督:山田洋次

たそがれ清兵衛

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 U-NEXT→
  • 「阿弥陀堂だより」
    (配給:東宝、アスミック・エース)
     監督:小泉堯史(こいずみ・たかし)
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  • 「陽はまた昇る」
    (配給:20世紀フォックス)
     監督:佐々部清
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  • 「ピンポン」
    (配給:アスミック・エース)
     監督:曽利文彦
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  • 「突入せよ! あさま山荘事件」
    (配給:東映)
     監督:原田眞人
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■参考:キネ旬作品賞
「たそがれ清兵衛」
(配給:松竹)
監督賞 山田洋次
(たそがれ清兵衛)
  • 小泉堯史
    (阿弥陀堂だより)
  • 曽利文彦
    (ピンポン)
  • 原田眞人
    (突入せよ!『あさま山荘』事件)
  • 平山秀幸
    (OUT)
主演男優賞 真田広之
(たそがれ清兵衛)
  • 寺尾聰
    (阿弥陀堂だより)
  • 豊川悦司
    (命)
  • 西田敏行
    (陽はまた昇る)
  • 役所広司
    (突入せよ!『あさま山荘』事件)
主演女優賞 宮沢りえ
(たそがれ清兵衛)
  • 江角マキコ
    (命)
  • 鈴木京香
    (竜馬の妻とその夫と愛人)
  • 原田美枝子
    (OUT)
  • 樋口可南子
    (阿弥陀堂だより)
助演男優賞 田中泯
(たそがれ清兵衛)
  • 岸谷五朗
    (Returner<リターナー>)
  • 小林稔侍
    (たそがれ清兵衛)
  • 山崎努
    (模倣犯)
  • 渡辺謙
    (陽はまた昇る)
助演女優賞 北林谷栄
(阿弥陀堂だより)
  • 樹木希林
    (Returner<リターナー>)
  • 岸惠子
    (たそがれ清兵衛)
  • 夏木マリ
    (ピンポン)
  • 倍賞美津子
    (OUT)
脚本賞 山田洋次/朝間義隆
(たそがれ清兵衛)
  • 宮藤官九郎
    (ピンポン)
  • 小泉堯史
    (阿弥陀堂だより)
  • 原田眞人
    (突入せよ!『あさま山荘』事件)
  • 三谷幸喜
    (竜馬の妻とその夫と愛人)

2002年(第25回)

2003年↑ | 2002年 | 2001年↓

2002年
部門 受賞 ノミネート
作品賞 「千と千尋の神隠し」
(配給:東宝、スタジオジブリ)

 監督:宮崎駿

千と千尋の神隠し

 Tsutaya→

※参照:プレナス投資顧問 口コミ

■参考:キネ旬作品賞
「GO」
(配給:東映)
監督賞 行定勲
(GO)
  • 滝田洋二郎
    (陰陽師)
  • 降旗康男
    (ホタル)
  • 三谷幸喜
    (みんなのいえ)
  • 矢口史靖
    (ウォーターボーイズ)
主演男優賞 窪塚洋介
(GO)
  • 竹野内豊
    (冷静と情熱のあいだ)
  • 妻夫木聡
    (ウォーターボーイズ)
  • 野村萬斎
    (陰陽師)
  • 役所広司
    (赤い橋の下のぬるい水)
主演女優賞 岸惠子
(かあちゃん)
  • 小泉今日子
    (風花)
  • 田中裕子
    (ホタル)
  • 安田成美
    (大河の一滴)
  • 吉永小百合
    (千年の恋 ひかる源氏物語)
助演男優賞 山崎努
(GO)
  • 小林稔侍
    (ホタル)
  • 田中邦衛
    (みんなのいえ)
  • 三國連太郎
    (大河の一滴)
  • 渡辺謙
    (千年の恋 ひかる源氏物語)
助演女優賞 柴咲コウ
(GO)
  • 天海祐希
    (千年の恋 ひかる源氏物語)
  • 大竹しのぶ
    (GO)
  • 小泉今日子
    (陰陽師)
  • 奈良岡朋子
    (ホタル)
脚本賞 宮藤官九郎
(GO)
  • 竹山洋/降旗康男
    (ホタル)
  • 早坂暁
    (千年の恋 ひかる源氏物語)
  • 三谷幸喜
    (みんなのいえ)
  • 矢口史靖
    (ウォーターボーイズ)

2001年(第24回)

2002年↑ | 2001年 | 2000年↓

2001年
部門 受賞 ノミネート
作品賞 「雨あがる」
(配給:東宝、アスミック・エース)

 監督:小泉堯史(こいずみ・たかし)

雨あがる

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 U-NEXT→
  • 「十五才 学校Ⅳ」
    (配給:松竹)
     監督:山田洋次
     動画配信(Amazon)→

  • 「バトル・ロワイアル」
    (配給:東映)
     監督:深作欣二
     動画配信(Amazon)→

  • 「顔」
    (配給:東京テアトル)
     監督:阪本順治
     Amazon→

  • 「ホワイトアウト」
    (配給:東宝)
     監督:若松節朗
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■参考:キネ旬作品賞
「顔」
(配給:東京テアトル、セディック・インターナショナル)
監督賞 阪本順治
(顔)
  • 小泉堯史
    (雨あがる)
  • 深作欣二
    (バトル・ロワイアル)
  • 山田洋次
    (十五才 学校Ⅳ)
  • 若松節朗
    (ホワイトアウト)
主演男優賞 寺尾聰
(雨あがる)
  • 織田裕二
    (ホワイトアウト)
  • 竹中直人
    (三文役者)
  • 藤原竜也
    (バトル・ロワイアル)
  • 役所広司
    (どら平太)
主演女優賞 吉永小百合
(長崎ぶらぶら節)
  • 田中麗奈
    (はつ恋)
  • 松嶋菜々子
    (ホワイトアウト)
  • 宮崎美子
    (雨あがる)
  • 森光子
    (川の流れのように)
助演男優賞 佐藤浩市
(ホワイトアウト)
  • 赤井英和
    (十五才 学校Ⅳ)
  • 片岡鶴太郎
    (どら平太)
  • 丹波哲郎
    (十五才 学校Ⅳ)
  • 三船史郎
    (雨あがる)
助演女優賞 原田美枝子
(雨あがる)
  • 麻実れい
    (十五才 学校Ⅳ)
  • 大楠道代
    (顔)
  • 高島礼子
    (長崎ぶらぶら節)
  • 原田美枝子
    (はつ恋)
脚本賞 黒澤明
(雨あがる)
  • 市川森一
    (長崎ぶらぶら節)
  • 阪本順治/宇野イサム
    (顔)
  • 深作健太
    (バトル・ロワイアル)
  • 山田洋次/朝間義隆/平松恵美子
    (十五才 学校Ⅳ)

2000年(第23回)

2001年↑ | 2000年 | 1999年↓

2000年
部門 受賞 ノミネート
作品賞 「鉄道員(ぽっぽや)」
(配給:東映)

 監督:降旗康男

鉄道員(ぽっぽや)

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  • 「御法度」
    (配給:松竹)
     監督:大島渚
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  • 「梟の城」
    (配給:東宝)
     監督:篠田正浩
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  • 「菊次郎の夏」
    (配給:日本ヘラルド、オフィス北野)
     監督:北野武
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  • 「金融腐蝕列島 呪縛」
    (配給:東映)
     監督:原田眞人
     Amazon→

■参考:キネ旬作品賞
「あ、春」
(配給:松竹)
監督賞 降旗康男
(鉄道員(ぽっぽや))
  • 大島渚
    (御法度)
  • 篠田正浩
    (梟の城)
  • 原田眞人
    (金融腐蝕列島 呪縛)
  • 深作欣二
    (おもちゃ)
主演男優賞 高倉健
(鉄道員(ぽっぽや))
  • 小林薫
    (秘密)
  • 中井貴一
    (梟の城)
  • 本木雅弘
    (双生児)
  • 役所広司
    (金融腐蝕列島 呪縛)
主演女優賞 大竹しのぶ
(鉄道員(ぽっぽや))
  • 大竹しのぶ
    (黒い家)
  • 鈴木京香
    (39 刑法第三十九条)
  • 広末涼子
    (秘密)
  • 室井滋
    (のど自慢)
助演男優賞 小林稔侍
(鉄道員(ぽっぽや))
  • 上川隆也
    (梟の城)
  • 椎名桔平
    (金融腐蝕列島 呪縛)
  • 武田真治
    (御法度)
  • 西村雅彦
    (黒い家)
助演女優賞 岸本加世子
(菊次郎の夏)
  • 岸本加世子
    (秘密)
  • 広末涼子
    (鉄道員(ぽっぽや))
  • 富司純子
    (おもちゃ)
  • 若村麻由美
    (金融腐蝕列島 呪縛)
脚本賞 岩間芳樹/降旗康男
(鉄道員(ぽっぽや))
  • 大島渚
    (御法度)
  • 大森寿美男
    (39 刑法第三十九条)
  • 新藤兼人
    (おもちゃ)
  • 高杉良/鈴木智/木下麦太
    (金融腐蝕列島 呪縛)

1990年代

1999年(第22回)

2000年↑ | 1999年 | 1998年↓

1999年
部門 受賞 ノミネート
作品賞 愛を乞うひと

 監督:平山秀幸

愛を乞うひと

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■参考:キネ旬作品賞
「HANA-BI」
(配給:日本ヘラルド映画)
監督賞 平山秀幸
(愛を乞うひと)
  • 今村昌平
    (カンゾー先生)
  • 北野武
    (HANA-BI)
  • 本広克行
    (踊る大捜査線)
  • 山田洋次
    (学校Ⅲ)
主演男優賞 柄本明
(カンゾー先生)
  • 織田裕二
    (踊る大捜査線)
  • ビートたけし
    (HANA-BI)
  • 津川雅彦
    (プライド 運命の瞬間)
  • 役所広司
    (絆 -きずな-)
主演女優賞 原田美枝子
(愛を乞うひと)
  • 大竹しのぶ
    (学校Ⅲ)
  • 岸本加世子
    (HANA-BI)
  • 松嶋菜々子
    (リング)
  • 吉永小百合
    (時雨の記)
助演男優賞 いかりや長介
(踊る大捜査線)
  • 大杉漣
    (HANA-BI)
  • 世良公則
    (カンゾー先生)
  • 柳葉敏郎
    (踊る大捜査線)
  • 渡辺謙
    (絆 -きずな-)
助演女優賞 麻生久美子
(カンゾー先生)
  • 佐藤友美
    (時雨の記)
  • 野波麻帆
    (愛を乞うひと)
  • 深津絵里
    (踊る大捜査線)
  • 余貴美子
    (学校Ⅲ)
脚本賞 鄭義信
(愛を乞うひと)
  • 今村昌平/天願大介
    (カンゾー先生)
  • 北野武
    (HANA-BI)
  • 君塚良一
    (踊る大捜査線)
  • 山田洋次/朝間義隆
    (学校Ⅲ)

1998年(第21回)

1999年↑ | 1998年 | 1997年↓

1998年
部門 受賞 ノミネート
作品賞 もののけ姫

 監督:宮崎駿

もののけ姫

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■参考:キネ旬作品賞
「うなぎ」
(配給:松竹)
監督賞 今村昌平
(うなぎ)
  • 大河原孝夫
    (誘拐)
  • 竹中直人
    (東京日和)
  • 三谷幸喜
    (ラヂオの時間)
  • 森田芳光
    (失楽園)
  • 今村昌平
    (うなぎ)
主演男優賞 役所広司
(うなぎ)
  • 唐沢寿明
    (ラヂオの時間)
  • 竹中直人
    (東京日和)
  • 長塚京三
    (瀬戸内ムーンライト・セレナーデ)
  • 役所広司
    (失楽園)
主演女優賞 黒木瞳
(失楽園)
  • 清水美砂
    (うなぎ)
  • 鈴木京香
    (ラヂオの時間)
  • 中山美穂
    (東京日和)
  • 宮本信子
    (マルタイの女)
助演男優賞 西村雅彦
(ラヂオの時間)
  • 柄本明
    (うなぎ)
  • 寺尾聰
    (失楽園)
  • 永瀬正敏
    (誘拐)
  • 西村雅彦
    (マルタイの女)
  • 萩原聖人
    (CURE)
助演女優賞 倍賞美津子
(うなぎ)
  • 市原悦子
    (うなぎ)
  • 酒井美紀
    (誘拐)
  • 戸田恵子
    (ラヂオの時間)
  • 星野知子
    (失楽園)
脚本賞 三谷幸喜
(ラヂオの時間)
  • 岩松了
    (東京日和)
  • 筒井ともみ
    (失楽園)
  • 冨川元文/天願大介/今村昌平
    (うなぎ)
  • 森下直
    (誘拐)

1997年(第20回)

1998年↑ | 1997年 | 1996年↓

1997年
部門 受賞 ノミネート
作品賞 Shall We ダンス?

 監督:周防正行

Shall We ダンス?

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■参考:キネ旬作品賞
「Shall We ダンス?」
(配給:東宝)
監督賞 周防正行
(Shall we ダンス?)
  • 伊丹十三
    (スーパーの女)
  • 大森一樹
    (わが心の銀河鉄道 宮沢賢治物語)
  • 小栗康平
    (眠る男)
  • 山田洋次
    (学校Ⅱ)
主演男優賞 役所広司
(Shall we ダンス?)
  • 緒形直人
    (わが心の銀河鉄道 宮沢賢治物語)
  • 豊川悦司
    (八つ墓村)
  • 西田敏行
    (学校Ⅱ)
  • 橋爪功
    (お日柄もよくご愁傷さま)
主演女優賞 草刈民代
(Shall we ダンス?)
  • いしだあゆみ
    (学校Ⅱ)
  • Chara
    (スワロウテイル)
  • 深津絵里
    ((ハル))
  • 宮本信子
    (スーパーの女)
助演男優賞 竹中直人
(Shall we ダンス?)
  • 神戸浩
    (学校Ⅱ)
  • 永瀬正敏
    (学校Ⅱ)
  • 吉岡秀隆
    (学校Ⅱ)
  • 渡哲也
    (わが心の銀河鉄道 宮沢賢治物語)
助演女優賞 渡辺えり子
(Shall we ダンス?)
  • 伊藤歩
    (スワロウテイル)
  • 草村礼子
    (Shall we ダンス?)
  • 星由里子
    (わが心の銀河鉄道 宮沢賢治物語)
  • 水野真紀
    (わが心の銀河鉄道 宮沢賢治物語)
脚本賞 周防正行
(Shall we ダンス?)
  • 伊丹十三
    (スーパーの女)
  • 那須真知子
    (わが心の銀河鉄道 宮沢賢治物語)
  • 森田芳光
    ((ハル))
  • 山田洋次/朝間義隆
    (学校Ⅱ)

1996年(第19回)

1997年↑ | 1996年 | 1995年↓

1996年
部門 受賞 ノミネート
作品賞 午後の遺言状

 監督:新藤兼人

午後の遺言状

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  • きけ、わだつみの声
     監督:出目昌伸(でめ・まさのぶ)
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  •  監督:降旗康男
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  • 写楽
     監督:篠田正浩
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  • Love Letter
     監督:岩井俊二
     予告編(Amazon)→

■参考:キネ旬作品賞
「午後の遺言状」
(配給:日本ヘラルド映画)
監督賞 新藤兼人
(午後の遺言状)
  • 熊井啓
  • 篠田正浩
    (写 楽)
  • 出目昌伸
    (きけ、わだつみの声)
  • 降旗康男
    (藏)
主演男優賞 三國連太郎
(三たびの海峡)
  • 中井貴一
    (マークスの山)
  • 中村吉右衛門
    (鬼平犯科帳)
  • 松方弘樹
    (藏)
  • 渡部篤郎
    (静かな生活)
主演女優賞 浅野ゆう子
(藏)
  • 秋吉久美子
    (深い河)
  • 沢口靖子
    (ひめゆりの塔)
  • 十朱幸代
    (日本一短い「母」への手紙)
  • 羽田美智子
    (人でなしの恋)
助演男優賞 竹中直人
(EAST MEETS WEST)
  • 今井雅之
    (静かな生活)
  • 豊川悦司
    (Love Letter)
  • 萩原聖人
    (マークスの山)
  • フランキー堺
    (写 楽)
助演女優賞 乙羽信子
(午後の遺言状)
  • 一色紗英
    (藏)
  • 鶴田真由
    (きけ、わだつみの声)
  • 中山忍
    (ガメラ 大怪獣空中決戦)
  • 名取裕子
    (マークスの山)
脚本賞 新藤兼人
(午後の遺言状)
  • 奥寺佐渡子
    (学校の怪談)
  • 高田宏治
    (藏)
  • 早坂暁
    (きけ、わだつみの声)
  • 皆川博子/堺正俊/片倉美登
    (写 楽)