日本アカデミー賞の主演女優賞の受賞者の一覧です。 最優秀賞に輝いた歴代の女優の全リスト(ノミネート付き)。 日本の映画女優にとって最高峰のアワードの一つです。 吉永小百合が過去に4度、最優秀賞を獲得。最多記録を保持しています。(アワード・ウォッチ編集部)
年 | 受賞 | 詳細 |
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2022 |
有村架純
「花束みたいな恋をした」 |
詳細↓ |
2021 |
長澤まさみ
「MOTHER マザー」 |
詳細↓ |
2020 |
シム・ウンギョン
「新聞記者」 |
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2019 |
安藤サクラ
「万引き家族」 |
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2018 |
蒼井優
「彼女がその名を知らない鳥たち」 |
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2017 |
宮沢りえ
「湯を沸かすほどの熱い愛」 |
詳細↓ |
2020年代 | 2010年代 | 2000年代 | 1990年代 | 1980年代 | 1970年代 | 2022年の全リスト(特集ページ)→ | 2021年の全部門→ | 2020年→ | トップページ(歴代)→ | 歴代の主演男優賞→ |
(2020年代 | 2010年代↓)
年 | 受賞 | ノミネート |
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2022 |
有村架純
(かすみ)
「花束みたいな恋をした」 ![]() (配給:東京テアトル、リトルモア) 作品一覧(wiki)→ <尾野真千子事件> 秀作「茜(あかね)色に焼かれる」(配給:スターサンズほか)で本年度数々の主演女優賞に輝いた尾野真千子が、日アカではノミネートすらされないという事件が起きました。 尾野は「キネ旬ベスト」「毎日映画コンクール」「ヨコハマ映画祭」という日本で最も権威のある3つの映画賞の主演女優賞を全て制覇。 さらに、「TAMA映画賞」「山路ふみ子映画賞」「おおさかシネマフェスティバル」の女優賞も受賞し、独走状態でした。 また、キネ旬主演女優賞2位で、海外でも女優賞を獲得した瀧内公美(由宇子の天秤)もノミネートから外されました。 キネ旬主演女優賞(火口のふたり)を獲得しながら無視された前々に続く日アカ除外となりました。 尾野と瀧内のかわりにノミネートされたのは、松岡茉優(松竹作品)や吉永小百合(東映作品)ら。 松岡も吉永も、キネ旬主演女優賞の投票では1票も入らず、ランキング圏外でした。 毎日コンなどでもノミネートされませんでした。 この結果、「水川あさみ事件」が起きた前年に続き、日アカ主演女優賞は「大本命不在」での争いとなりました。 ノミネートされた候補の中では、有村架純が唯一、賞レースに本格的に絡んでおり、事実上の「一択」に近い状態。有村の「花束みたいな恋をした」は大手の作品ではないものの、興行収入40億円近い大成功を収めており、有村の演技も称賛の的だったことから、 事前の予想通りの受賞となりました。 |
■参考:キネ旬ベスト ※2022年の全部門を見る→ |
2021 |
長澤まさみ
「MOTHER マザー」 (配給:スターサンズ、角川) ![]() 舞台挨拶→ 作品一覧→ ![]() 前年の助演女優賞に続いて2年連続の賞獲得となりました。 水川あさみ事件
他の映画賞で連勝した水川あさみがノミネートされないという事件が起きました。
水川あさみは「喜劇 愛妻物語」(配給:バンダイナムコアーツ、キューテック)に出演。
「キネマ旬報ベストテン」「毎日映画コンクール」「ヨコハマ映画祭」などの主要アワードを次々と制しました。
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■参考:キネ旬ベスト 1位: 水川あさみ 「喜劇 愛妻物語」 予告編→ Amazon配信→ (配給:バンナム) ほか 2位: 蒼井優 「スパイの妻」 (配給:ビターズエンド) Amazon配信→ 3位: 長澤まさみ 「マザー」 (配給:スターサンズ、角川) ※2021年の全部門を見る→ |
2020 |
シム・ウンギョン
「新聞記者」 (配給:スターサンズ、イオン) ![]() 作品一覧→ ![]() ※韓国のシム・ウンギョンは、言葉のハードルを乗り越え国家権力と対峙する女性ジャーナリストの葛藤を静かに表現し、称賛されました。 |
■参考:キネ旬ベスト 1位: 瀧内公美 (たきうち・くみ) 「火口のふたり」 (配給:ファントム・フィルム) 2位: 筒井真理子 「よこがお」 (配給:角川) 3位: 前田敦子 「旅のおわり世界のはじまり」 (配給:東京テアトル) ※2020年の全部門を見る→ |
2020年代 | 2010年代 | 2000年代 | 1990年代 | 1980年代 | 1970年代 | 2022年の全リスト(特集ページ)→ | 2021年の全部門→ | 2020年→ | トップページ(歴代)→ | 歴代の主演男優賞→ |
2019 | 2018 | 2017 | 2016 | 2015 | 2014 | 2013 | 2012 | 2011 | 2010 |
年 | 受賞 | ノミネート |
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2019 |
安藤サクラ
「万引き家族」 (配給:ギャガ) ![]() 作品一覧→ ![]() ※安藤サクラが「万引き家族」で受賞。2016年の「百円の恋」に続いて2度目の栄冠となりました。 |
■参考:キネ旬ベスト 1位: 安藤サクラ 「万引き家族」 (配給:ギャガ) 2位: 趣里(しゅり) 「生きてるだけで、愛。」 (配給:クロックワークス) 3位(同点で2人): 石橋静河(しずか) 「きみの鳥はうたえる」 (配給:コピアポア・フィルム) 韓英恵(かん・はなえ) 「霊的ボリシェヴィキ」 (配給:自主配給) 「菊とギロチン」 (配給:トランスフォーマー) 「大和(カリフォルニア)」 (配給:boid) |
2018 | 蒼井優
「彼女がその名を知らない鳥たち」 (配給:クロックワークス) ![]() 予告編「Amazon」 作品一覧→ ![]() |
■参考:キネ旬ベスト 1位: 蒼井優 「彼女がその名を知らない鳥たち」 (配給:クロックワークス) |
2017 | 宮沢りえ
「湯を沸かすほどの熱い愛」 (配給:クロックワークス) |
■参考:キネ旬ベスト 1位: 宮沢りえ 「湯を沸かすほどの熱い愛」 (配給:クロックワークス) |
2016 | 安藤サクラ
「百円の恋」 (配給:SPOTTED PRODUCTIONS) |
■参考:キネ旬ベスト 1位: 深津絵里 「岸辺の旅」 (配給:ショウゲート) 「寄生獣 完結編」 (配給:東宝) |
2015 | 宮沢りえ
「紙の月」 (配給:松竹) |
■参考:キネ旬ベスト 1位: 安藤サクラ 「百円の恋」 (配給:SPOTTED PRODUCTIONS) |
2014 | 真木よう子
「さよなら渓谷」 (配給:ファントム・フィルム) |
■参考:キネ旬ベスト 1位: 真木よう子 「さよなら渓谷」 (配給:ファントム・フィルム) 2位: 赤木春恵 3位: 前田敦子 |
2013 | 樹木希林
「わが母の記」 (配給:松竹) |
■参考:キネ旬ベスト 1位: 安藤サクラ 「かぞくのくに」 (配給:スターサンズ) 2位: 田畑智子 3位: 草刈民代 |
2012 | 井上真央
「八日目の蝉」 (配給:松竹) |
■参考:キネ旬ベスト 1位: 永作博美 「八日目の蝉」 (配給:松竹) 2位: 大竹しのぶ 3位: 韓英恵 |
2011 | 深津絵里
「悪人」 (配給:東宝) |
■参考:キネ旬ベスト 1位: 寺島しのぶ 「キャタピラー」 (配給:若松プロダクション、スコーレ) 2位: 深津絵里 3位: 満島ひかり |
2010 | 松たか子
「ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~」 (配給:東宝) |
■参考:キネ旬ベスト 1位: 松たか子 「ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~」 (配給:東宝) 2位: ペ・ドゥナ 3位: 満島ひかり |
2020年代 | 2010年代 | 2000年代 | 1990年代 | 1980年代 | 1970年代 | 2022年の全リスト(特集ページ)→ | 2021年の全部門→ | 2020年→ | トップページ(歴代)→ | 歴代の主演男優賞→ |
2009 | 2008 | 2007 | 2006 | 2005 | 2004 | 2003 | 2002 | 2001 | 2000
年 | 受賞 | ノミネート |
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2009 | 木村多江 「ぐるりのこと。」 (配給:ビターズ・エンド) |
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2008 | 樹木希林 「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」 (配給:松竹) |
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2007 | 中谷美紀 「嫌われ松子の一生」 (配給:東宝) |
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2006 | 吉永小百合 「北の零年」 (配給:東映) 明治初期、北海道の開拓に挑んだ武士とその家族らの物語。 1870年、徳島藩からの分藩独立を求めた淡路の稲田家は、藩の襲撃を受ける。「庚午(こうご」事変」。明治政府から、北海道移住を命じられ、未開の地に自分たちの新たな国を造ろうと希望に燃えた家臣とその家族だが、頼みの殿様に見放され、食べるものにも不自由する開墾の厳しさに、疲れ果てていく。 吉永小百合、渡辺謙、豊川悦司、香川照之、石原さとみらの豪華な顔ぶれ。製作費15億円、エキストラ延べ7000人を投入した文字通りの「超大作」。 行定勲監督が、北海道の大自然を舞台に、侍の誇りを捨てきれなかった男の弱さともろさ、夢や希望を信じ道を切り開いていった女の強さとしたたかさを見事に描ききった。 |
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2005 | 鈴木京香 「血と骨」 (配給:松竹、ザナドゥー) |
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2004 | 寺島しのぶ 「赤目四十八瀧心中未遂」 (配給:赤目製作所) |
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2003 | 宮沢りえ 「たそがれ清兵衛」 (配給:松竹) |
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2002 | 岸惠子 「かあちゃん」 (配給:東宝) |
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2001 | 吉永小百合 「長崎ぶらぶら節」 (配給:東映) |
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2000 | 大竹しのぶ 「鉄道員(ぽっぽや)」 (配給:東映) |
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2020年代 | 2010年代 | 2000年代 | 1990年代 | 1980年代 | 1970年代 | 2022年の全リスト(特集ページ)→ | 2021年の全部門→ | 2020年→ | トップページ(歴代)→ | 歴代の主演男優賞→ |
1999 | 1998 | 1997 | 1996 | 1995 | 1994 | 1993 | 1992 | 1991 | 1990
年 | 受賞 | ノミネート |
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1999 | 原田美枝子 「愛を乞うひと」 (配給:東宝) |
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1998 | 黒木瞳 「失楽園」 (配給:東映) |
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1997 | 草刈民代 「Shall we ダンス?」 (配給:東宝) |
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1996 | 浅野ゆう子 「藏」 (配給:東映) |
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1995 | 高岡早紀 「忠臣蔵外伝 四谷怪談」 (配給:松竹) |
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1994 | 和久井映見 「虹の橋」 (配給:東宝) |
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1993 | 三田佳子 「遠き落日」 (配給:松竹) |
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1992 | 北林谷栄 「大誘拐」 (配給:東宝) |
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1991 | 松坂慶子 「死の棘」 (配給:松竹) |
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1990 | 田中好子 「黒い雨」 (配給:東映) |
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2020年代 | 2010年代 | 2000年代 | 1990年代 | 1980年代 | 1970年代 | 2022年の全リスト(特集ページ)→ | 2021年の全部門→ | 2020年→ | トップページ(歴代)→ | 歴代の主演男優賞→ |
1989 | 1988 | 1987 | 1986 | 1985 | 1984 | 1983 | 1982 | 1981 | 1980
年 | 受賞 | ノミネート |
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1989 | 吉永小百合 「つる-鶴-」 「華の乱」 |
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1988 | 宮本信子 「マルサの女」 (配給:東宝) |
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1987 | いしだあゆみ 「火宅の人」 (配給:東映) 「時計 Adieu I'Hiver」 |
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1986 | 倍賞美津子 「生きているうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言」 「恋文」 (配給:松竹富士) 「友よ、静かに瞑れ」 |
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1985 | 吉永小百合 「おはん」 (配給:東宝) 「天国の駅」 |
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1984 | 小柳ルミ子 「白蛇抄」 |
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1983 | 松坂慶子 「蒲田行進曲」 (配給:松竹) 「道頓堀川」 |
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1982 | 松坂慶子 「青春の門」 「男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎」 (配給:松竹) |
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1981 | 倍賞千恵子 「遥かなる山の呼び声」 (配給:松竹) 「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花」 (配給:松竹) |
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1980 | 桃井かおり 「神様のくれた赤ん坊」 「もう頬づえはつかない」 |
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2020年代 | 2010年代 | 2000年代 | 1990年代 | 1980年代 | 1970年代 | 2022年の全リスト(特集ページ)→ | 2021年の全部門→ | 2020年→ | トップページ(歴代)→ | 歴代の主演男優賞→ |