2027年(第50回)の日本アカデミー賞(日アカ)の受賞・ノミネートの予想一覧です。2026年公開の映画が対象。「急に具合が悪くなる」と「ゴジラ-0.0(マイナスゼロ)」という世界的な強豪2本の争いか。アニメ賞は、ダントツのヒット作「ちいかわ 人魚の島のひみつ」を、伏兵「我々は宇宙人」が追う展開が予想される。本年度から創設されるVFX賞は、やはり「ゴジラ-0.0」が最有力か。授賞式は2027年3月12日(金)。~アワード・ウォッチ編集部
※国際的な賞レースの先頭集団の一角。アカデミー賞作品賞にノミネートされた濱口監督の前々作「ドライブ・マイ・カー」に続いて世界で熱烈な支持を広げる。国内での観客や批評家の評価も、本年度で最高レベル。
※前作に続く主演。今回は、傷を抱えながら家族を守ろうとする父親役。築き直した生活を再び失うかもしれないという脆さと、親としての愛情を表現する。ニューヨーク映画祭では「娘役(永谷咲笑)との相性が、重要な場面で感情的な重みを与える」(Cinematic Reel)などの評価を得た。
※介護施設の責任者を演じた。認知症患者一人ひとりに正面から向き合う立ち振る舞いが、作中で描かれる認知症ケア技法「ユマニチュード」に説得力を持たせる。使命感と疲労、ケアラーとしての優しさを表現する一方、理想を追うあまり周囲を顧みなくなる危うさや、死に直面する怖さもにじませた。共演の岡本多緒(たお)とともに、カンヌ国際映画祭で女優賞を獲得した。
※自閉症の孫トモキを世話しながら、パリで舞台に立つ日本人俳優を演じた。抑制に徹した演技が海外でも高評価。「一人芝居」のシーンも称賛された。
※末期がんを患う日本人の舞台演出家を演じた。日本語とフランス語を行き来する長い対話を、知性と感情を両立させて演じ、死を身近に感じながらも、考え、創作し、人と関わり続ける姿を描き出す。落ち着いた語り口の中に、生きることへの関心やユーモアをにじませ、病に人物像を埋没させない。共演のビアジニ・エフィラとの自然な掛け合いによって、出会って間もない2人の間に深い信頼が育つ過程に説得力を与えた。エフィラとともに、カンヌ国際映画祭で女優賞を獲得した。
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