2023年(第46回)日本アカデミー賞(ニチアカ)のノミネート予想です。 結果発表(授賞式)は2023年3月10日(金)夜。
■■ このページの目次 ■■
【ノミネート予想】
作品賞の有力候補
主演男優賞の有力候補
主演女優賞の有力候補
アニメ賞の有力候補
脚本賞の有力候補
【ランキング】
本年度の日本映画の評価ランキング
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アカデミー賞 2023→
2022年7月28日時点の予想です(組織票がなかった場合を想定)。
有力順位 | 作品名 |
---|---|
1位 | 「さがす」 |
2位 | 「余命10年」 |
3位 | 「ちょっと思い出しただけ」 |
4位 | 「愛なのに」 |
5位 | 「PLAN 75」 |
6位 | 「春原さんのうた」 |
7位 | 「死刑にいたる病」 |
8位 | 「キングダム2 遥かなる大地へ」 |
有力順位 | 俳優 |
---|---|
1位 |
阿部サダヲ
「死刑にいたる病」 |
2位 |
佐藤二朗
「さがす」 |
有力順位 | 俳優 |
---|---|
1位 |
小松菜奈
「余命10年」 |
2位 |
倍賞千恵子(ばいしょう)
「PLAN 75」 |
3位 |
伊藤沙莉(さいり)
「ちょっと思い出しただけ」 |
有力順位 | 作品 |
---|---|
1位 | 「犬王」 |
2位 | 「五等分の花嫁」 |
有力順位 | 作品 |
---|---|
1位 | 「トップガン マーヴェリック」 |
有力順位 | 作品 |
---|---|
1位 |
「さがす」
片山慎三、小寺和久、高田亮 |
2位 |
「ちょっと思い出しただけ」
松居大悟 |
有力順位 | 作品 |
---|---|
1位 |
「余命10年」
RADWIMPS(ラッドウィンプス) |
日アカの受賞結果は、2023年3月10日(金)の授賞式で発表されます。
授賞式 | 2023年3月10日(金) |
---|
2022年公開の日本映画のレビュー年間ランキングです。 「キネノート(キネマ旬報)」「映画.com」「フィルマークス」におけるレビュー(評点)の平均点です。 媒体としての実績・歴史・信頼度等をふまえ、キネノートは1.5倍、映画.comは1倍、フィルマークスは0.5倍とする傾斜配分方式を採用しています。 (2022年7月5日時点)
作品名 | 評点 |
---|---|
「メタモルフォーゼの縁側(えんがわ)」
(配給:日活) |
4.055 |
「マイスモールランド」
(配給:バンダイナムコアーツ) |
4.028 |
「恋は光」
(配給:ハピネットファントム・スタジオ、KADOKAWA) |
4.017 |
「ハケンアニメ」
(配給:東映) |
4.000 |
「五等分の花嫁」
(アニメ) (配給:ポニーキャニオン) |
3.993 |
「ちょっと思い出しただけ」
(配給:東京テアトル) 【配信(アマゾン)】 |
3.977 |
「映画 ゆるキャン△」
(アニメ) (配給:松竹) |
3.973 |
「愛なのに」
(配給:POTTED PRODUCTIONS) |
3.953 |
「コンフィデンスマンJP 英雄編」
(配給:東宝) |
3.939 |
「キングダム2 遥かなる大地へ」
(配給:東宝) |
3.940 |
「流浪(るろう)の月」
(配給:ギャガ) |
3.915 |
「スープとイデオロギー」
(配給:東風) |
3.894 |
「神は見返りを求める」
(配給:パルコ) |
3.874 |
「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」
(アニメ) (配給:東宝) |
3.871 |
「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」
(アニメ) (配給:東映) |
3.854 |
「さがす」
(配給:アスミック・エース) 【配信(アマゾン)】 |
3.838 |
「余命10年」
(配給:ワーナー) 【配信(アマゾン)】 |
3.818 |
「猫は逃げた」
(配給:SPOTTED PRODUCTIONS) |
3.791 |
「PLAN 75」
(配給:ハピネットファントム・スタジオ) |
3.753 |
「犬王」
(アニメ) (配給:アニプレックス、アスミック・エース) |
3.751 |
「ブルーサーマル」
(アニメ) (配給:東映) |
3.741 |
「春原さんのうた」
(配給:イハフィルムズ) |
3.727 |
「死刑にいたる病」
(配給:クロックワークス) |
3.719 |
「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021」
(アニメ) (配給:東宝) |
3.691 |
「シン・ウルトラマン」
(配給:東宝) |
3.676 |
「映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」
(アニメ) (配給:東宝) |
3.638 |
「それいけ!アンパンマン ドロリンとバケ~るカーニバル」
(アニメ) (配給:東京テアトル) |
3.625 |
「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」
(アニメ) (配給:松竹) |
3.610 |
「こちらあみ子」
(配給:アークエンタテインメント) |
3.595 |
「女子高生に殺されたい」
(配給:日活) 【配信(アマゾン)】 |
3.593 |
「Ribbon」
(配給:イオンエンターテイメント) |
3.523 |
「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー」
(配給:ワーナー) |
3.406 |
「鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成」
(配給:ワーナー) |
3.282 |
作品名 | 評点 |
---|---|
「大怪獣のあとしまつ」
(配給:松竹、東映) 【配信(アマゾン)】 |
2.612 |
「ドライブ・マイ・カー」 | 3.958 |
「すばらしき世界」 | 4.069 |
「キネマの神様」 | 3.546 |
「護られなかった者たちへ」 | 3.868 |
「孤狼の血 LEVEL2」 | 3.903 |
配給:アスミック・エース
監督:片山慎三
失踪した父親を捜す女子中学生が、指名手配中の殺人犯に遭遇し、衝撃の真実を知る。
『岬の兄妹』(2018)の片山愼三監督の商業デビュー作。
苦しい生活のなか、失踪した父親をひとり娘が捜索する。
大阪の下町で貧乏ながらも明るく暮らしていた智(佐藤二郎)と楓(伊東蒼)の親子。
だが、智が突然失踪したことから、楓はクラスメイトの豊(石井正太朗)と共に、父親の捜索を開始。彼女は工事現場で智の名をかたる青年と遭遇するが、その男の正体は連続殺人事件の容疑者で、300万円の懸賞金の懸かった"名無し"(清水尋也)だった。
楓は警察に相談するが相手にされず。
"名無し"は智を知っていた。
配給:ワーナー・ブラザース
監督:藤井道人
小坂流加の小説を藤井道人監督が小松菜奈、坂口健太郎の共演で映画化。 不治の病で余命10年を告げられた20歳の女性が、同窓会で再会した青年と恋に落ちる。
小坂流加が余命宣告を受けながらも著した小説を、『新聞記者』(2019)の藤井道人監督が映画化。
小松菜奈と坂口健太郎が、終わりの決まっている悲しき恋路を歩む男女を演じる。
主題歌も担当したRADWlMPSが、実写映画では初めて劇伴を手掛けた。
数万人にひとりという病気で余命が10年だと医師に宣告された20歳の女性、茉莉(小松菜奈)。
もう恋はしないと決めていた彼女だったが、同窓会で再会した和人(坂口健太郎)が自殺未遂をしたことをきっかけに急接近。
彼への思いが徐々に募り、茉莉はひとり悩む。
原作は自費出版で発表され、SNSで人気が広まったベストセラー小説。
2017年に死去した原作者の思いが投影された物語は、生きる喜びと切なさにあふれている。
小松と坂口は本作で初共演。
温かな関係性を築きながらも、病を告白できない茉莉と、何かを隠されていることに傷つく和人のやるせなさを、2人が細やかに表現する。
政治の裏側ややくざの世界など、社会派作品を手掛けてきた藤井監督が恋愛映画に挑戦。
茉莉を、小説家を夢見る設定に変えるなど、原作者の人物像を反映させた。
茉莉に生きる勇気を与えられた和人。
一万、茉莉は相人には病気のことを秘密にする。
配給:東京テアトル
監督:松居大悟
男性のダンサーと女性タクシー運転手の6年間に及ぶ愛の軌跡を辿る。
『ナイト・オン・ザ・プラネット』(1991)から着想した尾綺世界観の楽曲に触発された、松居大悟監督オリジナルの恋愛映画。
破局にいたった男女の6年間の愛の軌跡を、各年の7月26日を遡って描く。
2021年、舞台の照明スタッフとして働く照生(池松壮亮)と、コロナ禍の東京を流すタクシー運転手の葉(伊藤沙莉)。
かつて恋人同士だった彼らの日々を1年ごとに遡り、結婚を意識した瞬間や、照生がダンサーの夢を諦めたけがなどを映し出す。
交際中の2人は、葉のタクシーで夜の東京をデートしたこともあった。
<愛なのに>
<猫は逃げた>
今泉力哉&城定秀夫監督が、互いの脚本を提供し合ってR15のラブ・ストーリー2作を制作するプロジェクト「L/R15」。
城定監督の『愛なのに』は、昔のバイト仲間の女性が忘れられない古書店店主(瀬戸康史)が女子高生に結婚を申し込まれるコメディ。
今泉監督の『猫が逃げた』は、離婚寸前の夫婦の飼い猫が失踪したことから、互いの仕事仲間にして恋人を巻き込んだ騒動に発展する。
直木賞作家、辻村深月の同名小説を実写映画化。
アニメ業界で覇権を取るために、新人監督の瞳が、同じ時間帯に放送される天才監督、王子の作品との視聴率競争に臨む。
アニメ・ファンや業界が注目するなか、勝負の行方は?
主演は瞳役の吉岡里帆と王子役の中村倫也。
劇中アニメの制作にはProduction I.Gなどのプロダクションや有名クリエイターが参加。
東映アニメーションが監修を手掛けた。
監督は『水曜日が消えた』(2020)の吉野耕平。
原作の辻村が企画&脚本の段階からアイデアを提供し、劇中アニメ全24話のプロットも作成した。